新
新家工業株式会社
アラヤコウギョウカブシキガイシャ上場鉄鋼7305EDINET: E02258ARAYA INDUSTRIAL CO.,LTD.
決算期: 03月期
業種: 鉄鋼
売上高 (FY25)
428億円
3.84%営業利益 (FY25)
16.4億円
20.07%経常利益 (FY25)
19.1億円
25.53%純利益 (FY25)
21.3億円
25.84%総資産
521億円
10.53%自己資本比率
60.7%
—ROE
6.4%
1.40%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
新家工業は大阪府を本拠とする独立系の鋼管・ステンレス鋼管メーカーで、普通鋼鋼管・ステンレス鋼管の製造販売を主力とし、自転車事業(アラヤ・ラレーブランド)と不動産賃貸を補完事業として持つ。FY2025(2025年3月期)の連結売上高は428億円(前期比3.8%減)で、2023年3月期のピーク464億円から2期連続で減収となった。建築用鋼管の需要低迷、海外安価材の流入による販売価格下落、各種コスト上昇が重なり、営業利益は16億円(同20.1%減)、経常利益は19億円(同25.5%減)と落ち込んだ。一方で政策保有株式の売却により特別利益を計上したため純利益は21億円(同25.8%増)と増益となった。自転車事業は在庫評価減の影響で営業損失が61百万円から317百万円へ拡大しており構造的な赤字事業となっている。現行の「中期経営計画2026」ではFY2027に売上467億円・営業利益35億円・ROE7.7%・PBR1.0倍を目標に掲げ、総還元性向100%・配当性向50%以上の積極的な株主還元で自己資本の膨張を抑制しつつ、M&Aや海外ASEAN展開で成長基盤の構築を目指している。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 鋼管関連(普通鋼・ステンレス鋼)が売上97.8%を占め、不動産賃貸6億円が安定的に補完する。
- 2製造方式: 薄板(鋼帯)を自社で管状に成形する見込生産方式で、生産は国内工場が中心である。
- 3販売構造: 建築・物流・自動車・食品医薬品向けに多様な産業へ供給し、阪和興業が販売実績の14.4%を占める。
- 4補完事業: 東京・大阪の不動産賃貸と自転車(アラヤ・ラレーブランド)で収益分散と資産活用を図る。
Risks · リスク要因
- 1市況・輸入材リスク: 中国等からの安価な輸入鋼管流入が価格下落圧力を継続的に与え、販売価格転嫁が遅れる局面では収益が急速に悪化する。
- 2建設需要低迷: 主力の建築用鋼管は人手不足・資材高による工期遅延で需要回復が見込みにくく、売上の構造的下振れリスクが続く。
- 3原材料価格変動: 鉄鉱石・原料炭・ニッケル等の市況はメーカー主導で決定され、急騰時の価格転嫁遅れや在庫評価損が業績を直撃する。
- 4自転車事業の赤字拡大: FY2025の営業損失が317百万円に拡大し、円安・消費節約志向の長期化で黒字転換の時期が不透明である。
Strengths · 強み
- 1独立系としての多様調達: 特定鉄鋼メーカーに依存しない独立性により、複数サプライヤーとの価格交渉力を維持している。
- 2製品多様性: 普通鋼から高付加価値ステンレス鋼管まで幅広いラインアップで、自動車・食品・半導体装置など複数業種に対応できる。
- 3不動産資産の安定収益: 東京大田区・江東区・大阪茨木市等の賃貸収入が年間6億円規模の安定キャッシュを創出している。
- 4財務健全性: 自己資本比率59.8%(FY2025)、インタレスト・カバレッジ・レシオ60.3倍と低レバレッジで財務リスクが低い。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1PBR1.0倍達成(FY2027目標): 総還元性向100%・配当性向50%以上を堅持し、FY2025に43億円規模の自己株式取得を実施してPBR改善を急ぐ。
- 2鋼管事業の収益基盤強化: 営業エリア拡大・グループ連携強化・紐付き販売への転換で値下がり圧力に対抗し、FY2027営業利益35億円を目指す。
- 3M&AとASEAN展開: 新技術・販路獲得に向けたM&A検討とインドネシア現地法人を起点としたASEAN市場開拓で成長基盤を構築する。
- 4自転車黒字化とDX: 新商品投入・コスト削減で自転車事業の黒字転換を図るとともに、グループ情報一元化のDXロードマップを策定・推進する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上428億円(前期比3.8%減)・営業利益16億円(同20.1%減)と2期連続の減収減益となり、建設向け鋼管需要の低迷が主因である。
自己株式取得: 財務活動CFが60億円のマイナスとなり、うち43億円超を自己株式取得に充当、株主還元を大幅に拡充した。
政策保有株式売却: 投資有価証券を14億円超売却して特別利益を計上し、純利益は21億円(前期比25.8%増)と増益を確保した。
自転車事業悪化: 在庫評価減を含む影響で営業損失が317百万円に拡大し、前期(61百万円損失)から損失が5倍超に膨らんだ。
02
業績推移
売上高
428億円▼3.8%FY25
営業利益
16.4億円▼20.1%FY25
純利益
21.3億円▲25.8%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 433 | 410 | 365 | 408 | 464 | 446 | 428 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 33.8 | 46.3 | 20.5 | 16.4 |
| 経常利益 | 22.4 | 14.6 | 9.6 | 37.8 | 49.5 | 25.6 | 19.1 |
| 純利益 | 15.0 | 7.1 | 12.8 | 25.7 | 30.6 | 16.9 | 21.3 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 464 | 462 | 456 | 525 | 540 | 582 | 521 |
| 純資産 (自己資本) | 252 | 248 | 262 | 288 | 322 | 360 | 316 |
| 自己資本比率 (%) | 54.4 | 53.8 | 57.5 | 54.9 | 59.6 | 61.9 | 60.7 |
| 現金及び預金 | 80.5 | 78.7 | 84.1 | 81.4 | 82.7 | 94.2 | 67.0 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 17.8 | 14.5 | 23.1 | 12.2 | 20.7 | 28.7 | 27.3 |
| 投資CF | ▲14.4 | ▲32.7 | ▲6.7 | ▲8.5 | ▲10.7 | ▲6.8 | 5.9 |
| 財務CF | ▲6.4 | 16.3 | ▲10.7 | ▲7.3 | ▲9.0 | ▲10.5 | ▲60.5 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
391.71
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
6.4%
自己資本利益率
ROA
4.1%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
BicycleRelated0.0兆0.7%▲0.00兆-102.9%
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.0兆0.0%0.00兆52.4%
RealEstateRentBusiness0.0兆1.4%0.00兆85.9%
SteelPipeRelated0.0兆97.8%0.00兆3.5%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
269人
平均年齢
40.0歳
平均勤続
17.0年
単体 平均年収
580万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
400.00円+245
配当性向
96.4%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
65
FY21
85
FY22
95
FY23
140
FY24
155
FY25
400
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。