テ
テイ・エス テック株式会社
テイエス テックカブシキガイシャ上場輸送用機器7313EDINET: E02380TS TECH CO., LTD.
決算期: 03月期
業種: 輸送用機器
売上高 (FY25)
4605億円
4.26%営業利益 (FY25)
164億円
6.16%経常利益 (FY25)
116億円
39.35%純利益 (FY25)
86.3億円
15.51%総資産
4324億円
3.10%自己資本比率
70.8%
—ROE
2.7%
0.60%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
テイ・エス テック株式会社は、四輪車用シート(売上の85%)を中心に二輪シート・内装品を手掛けるホンダ系自動車部品メーカーである。売上高はFY2025に4,605億円(前期比+4.3%)と過去最高水準を更新したが、営業利益は164億円(同▲6.2%)と減益に転じ、ROEは2.7%にとどまる。地域別では米州が売上の57%超を占め最大拠点となっており、生産自動化推進による収益V字回復が着実に進展(米州営業利益+86.5%)した一方、中国は日系メーカーの販売不振で売上▲19%・営業利益▲26%と大幅悪化した。ホンダへの販売依存度が最終販売ベースで約90%に達するという集中リスクへの対応として、インドでのクリシュナグループとの合弁設立、ポーランド四輪シート工場の稼働、長安汽車向け新商権獲得など顧客多様化を推進している。第15次中期経営計画(FY2024-2026)では「ESG経営の実現」を掲げ、2025年3月期には約150億円の自己株式取得を実施し資本効率改善にも注力している。ただし中長期KPIは事業環境変化により現在見直し中であり、米国通商政策リスクや原材料高騰など不透明要因は依然残る。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 四輪車用シートが売上の85.4%を占め、内装品7.8%・二輪1.8%・その他5%が補完する構造である。
- 2顧客: ホンダ向け最終売上比率が約89.8%と極めて高く、Honda DAMAやホンダカナダが上位先である。
- 3価値提案: 乗員に直接触れる安全部品として快適性・安全性・軽量化を融合したキャビン空間全体を提供する。
- 4地域構成: 米州57%・日本24%・中国15%・アジア欧州10%の4極体制でグローバル生産を展開する。
Risks · リスク要因
- 1ホンダ依存集中リスク: 最終売上の約89.8%がホンダグループ向けであり、同社の生産計画変更が業績を直撃する。
- 2中国市場の構造的悪化: 日系メーカー販売不振でFY2025中国売上▲19%・営業利益▲26%が続き底打ちが不透明である。
- 3米国追加関税・通商政策リスク: 米国関税強化やサプライチェーン規制が広範な部品調達コストと収益を圧迫しうる。
- 4原材料・労務費の高騰: 鋼材・ウレタン等の市況高騰と世界的な人件費上昇が製造コストを継続的に押し上げている。
Strengths · 強み
- 1ホンダとの深い共同開発関係: 開発初期段階からの商品共創により競合が参入しにくい高シェアを維持している。
- 2米州収益回復力: 生産自動化と自動立体倉庫投資により、FY2025米州営業利益が前期比+86.5%と大幅改善した。
- 3盤石な財務基盤: 自己資本3,257億円・現預金1,115億円を保持し、無借金に近い財務安全性を誇る。
- 4次世代技術展示会の継続: 独自の「次世代車室内空間発表会」で複数の完成車メーカーに技術提案し新商権を開拓している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1顧客多様化の加速: インドでクリシュナグループとの合弁会社を設立し、マルチ・スズキ以外の新規顧客開拓を目指す。
- 2北米収益V字回復の完遂: 生産自動化・自動立体倉庫・調達再編を継続投資し、FY2026までに収益体質を完全転換する。
- 3欧州新事業拡大: ポーランド四輪シート工場とドイツ営業拠点を連携させ欧州自動車メーカーへの新商権獲得を推進する。
- 4株主還元強化と資本効率改善: FY2025に約150億円、FY2026に約50億円の自己株取得と1,200万株消却を実施する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上4,605億円(+4.3%)も営業利益164億円(▲6.2%)と減益: 中国減産と原材料高が利益を圧迫した。
米州営業利益が61億円と前期比+86.5%の大幅回復: 生産自動化推進と機種構成改善が奏功した成果である。
約150億円の自己株式取得を実施し追加50億円・1,200万株消却も2025年5月14日に公表した。
インドでクリシュナグループとの合弁設立を決定し、中国・長安汽車向け新商権も獲得して多角化を加速した。
02
業績推移
売上高
4,605億円▲4.3%FY25
営業利益
164億円▼6.2%FY25
純利益
86.3億円▼15.5%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 4121 | 3597 | 3461 | 3500 | 4092 | 4417 | 4605 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 230 | 153 | 175 | 164 |
| 経常利益 | 190 | 157 | 186 | 219 | 170 | 192 | 116 |
| 純利益 | 258 | 151 | 207 | 124 | 53.4 | 102 | 86.3 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 3583 | 3418 | 3905 | 4160 | 4162 | 4462 | 4324 |
| 純資産 (自己資本) | 2556 | 2547 | 2770 | 2969 | 2988 | 3269 | 3063 |
| 自己資本比率 (%) | 71.3 | 74.5 | 70.9 | 71.4 | 71.8 | 73.3 | 70.8 |
| 現金及び預金 | 1286 | 1496 | 1530 | 1396 | 1329 | 1508 | 1115 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 438 | 442 | 252 | 200 | 304 | 377 | 287 |
| 投資CF | ▲183 | ▲53.7 | ▲117 | ▲172 | ▲210 | ▲86.7 | ▲359 |
| 財務CF | ▲164 | ▲129 | ▲146 | ▲236 | ▲189 | ▲178 | ▲314 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
70.69
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
2.7%
自己資本利益率
ROA
2.0%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
1,634人
平均年齢
41.1歳
平均勤続
17.5年
単体 平均年収
759万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
123.00円+15
配当性向
145.7%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
129
FY21
133
FY22
80
FY23
93
FY24
108
FY25
123
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。