株
株式会社グッドパッチ
カブシキガイシャグッドパッチ上場情報・通信業7351EDINET: E35773Goodpatch Inc.
決算期: 08月期
業種: 情報・通信業
売上高 (FY25)
50.9億円
28.99%営業利益 (FY25)
5.6億円
1491.43%経常利益 (FY25)
6.1億円
1204.26%純利益 (FY25)
4.1億円
3291.67%総資産
52.4億円
12.17%自己資本比率
79.0%
—ROE
10.2%
9.90%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
グッドパッチはUI/UXデザイン支援を主軸に置く「デザインカンパニー」であり、大手企業のDX推進を設計から実装まで包括的に支援するデザインパートナー事業(売上の約92%)と、デザイナー採用支援「ReDesigner」やオンラインホワイトボード「Strap」を展開するデザインプラットフォーム事業(同約8%)の2セグメントで構成される。収益モデルは月額準委任契約が中心で、顧客社数×月額平均顧客単価がKPIとなる。FY2025は顧客社数62.0社(前年比+19.4%)・月額平均単価607万円(同+10.5%)と量質ともに改善し、子会社スタジオディテイルズとのブランディング融合も寄与して売上高51億円・営業利益6億円を達成した。2019年17億円から2025年51億円へと6年で3倍超に拡大した一方、2023~2024年は約39億円で踊り場があり、今期はその停滞から明確に脱却した。DX市場は2030年に9.3兆円(年平均+10.8%)への拡大が予測されており、AI活用需要の取り込みが今後の成長加速の鍵を握る。デザイナー人材の確保・育成と単価上昇の持続が中長期の収益性を左右する構造である。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: デザインパートナー事業の月額準委任契約が売上の約92%を占め、安定的なストック収益を形成している。
- 2顧客: 大手企業を中心にDX・新規デジタルプロダクト開発を推進する企業62社(FY2025平均)にサービスを提供している。
- 3価値提案: 戦略立案からUI/UXデザイン実装まで一気通貫で支援し、ブランディングや組織変革にも対応する総合デザインパートナーである。
- 4後方支援: 「ReDesigner」でデザイナー採用市場を把握し、「Strap」でコラボレーション環境を提供することで事業間シナジーを創出している。
Risks · リスク要因
- 1人材依存: 熟練デザイナーの採用・引き留め難易度が高く、退職やリードデザイナー不足がプロジェクト品質低下と売上減少に直結するリスクがある。
- 2競合激化: DX市場拡大で大手ITコンサルやSIerも参入を強め、資本力を背景とした人材争奪が激化するリスクがある。
- 3技術革新: 生成AIが設計作業を代替・コモディティ化した場合、付加価値の源泉が変容し、収益モデルの再設計を迫られるリスクがある。
- 4代表者依存: 創業者・土屋尚史氏への事業推進依存が残存しており、不測の事態発生時に経営継続性が損なわれるリスクがある。
Strengths · 強み
- 1デザインブランド: 豊富なデジタルプロダクト支援実績とSNS中心のPR戦略により、広告費を抑えつつ高認知ブランドを確立している。
- 2人材プール: 社内正社員149名に加え、フルリモート組織「Goodpatch Anywhere」に635名のデザイナーが在籍し、柔軟なリソース供給が可能である。
- 3単価成長: 月額平均顧客単価がFY2023の547万円からFY2025の607万円へ継続上昇しており、価格決定力の高さを示している。
- 4DX追い風: 国内DX市場が2030年に9.3兆円(年平均+10.8%)へ拡大見通しであり、デザイン経営推進の政策的後押しも受けている。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1AI対応DX拡大: AI活用ニーズの急拡大を捉え、「デザイン×事業戦略」「デザイン×CXテクノロジー」など4領域に事業を拡張して案件単価・件数を伸ばす。
- 2M&A活用: スタジオディテイルズ連結に続き戦略的M&Aを推進し、ケイパビリティ強化と新規事業機会の創出を加速させる方針である。
- 3デザイナー組織拡大: 社内デザイナーの計画採用とGoodpatch Anywhereの稼働デザイナー数拡大(FY2025実績50名)で供給体制を強化する。
- 4プラットフォーム黒字化: 「ReDesigner」の契約社数拡大と「Strap」の企業研修需要取り込みでデザインプラットフォーム事業の営業損失(FY2025: 5,400万円)を解消する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績V字回復: 売上高51億円(+29%)、営業利益6億円(前年比+1,515%)、純利益4億円(同+3,430%)と2期連続停滞から明確に回復した。
KPI二段上昇: 顧客社数62.0社(+19.4%)・月額平均単価607万円(+10.5%)が同時改善し、下半期単価は610万円と上半期を上回る加速傾向を示した。
投資有価証券増: 固定資産が前期末比+10億円増加し、その主因は投資有価証券の+11億円増であり、戦略的出資の積み増しが財務面の変化として注目される。
デザインプラットフォーム改善: 同事業の営業損失は前期の9,400万円から5,400万円へ縮小し、「ReDesigner」のダイレクトリクルーティング機能拡充が寄与した。
02
業績推移
売上高
50.9億円▲29.0%FY25
営業利益
5.6億円▲1491.4%FY25
純利益
4.1億円▲3291.7%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 16.8 | 21.4 | 27.4 | 37.3 | 39.3 | 39.4 | 50.9 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 3.9 | 3.0 | 0.3 | 5.6 |
| 経常利益 | 0.8 | 2.1 | 3.9 | 4.0 | 3.0 | 0.5 | 6.1 |
| 純利益 | 0.6 | 2.2 | 3.3 | 0.7 | 2.2 | 0.1 | 4.1 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 8.2 | 15.1 | 34.4 | 41.7 | 46.7 | 46.8 | 52.4 |
| 純資産 (自己資本) | 4.6 | 9.4 | 25.7 | 32.1 | 39.4 | 38.7 | 41.5 |
| 自己資本比率 (%) | 56.3 | 62.1 | 74.7 | 77.0 | 84.4 | 82.8 | 79.0 |
| 現金及び預金 | 5.1 | 9.4 | 27.8 | 29.1 | 32.7 | 32.8 | 27.3 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 1.3 | 1.5 | 4.8 | 4.1 | 0.8 | ▲0.6 | 8.4 |
| 投資CF | ▲0.2 | ▲0.8 | ▲0.6 | ▲6.7 | ▲1.0 | ▲0.6 | ▲10.8 |
| 財務CF | ▲0.6 | 3.6 | 14.2 | 3.9 | 3.7 | 1.2 | ▲3.1 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
46.35
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
10.2%
自己資本利益率
ROA
7.8%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
DesignPartnerBusiness0.0兆92.4%0.00兆13.0%
DesignPlatformBusiness0.0兆7.6%▲0.00兆-13.9%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
225人
平均年齢
36.0歳
平均勤続
3.1年
単体 平均年収
784万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
10.00円
配当性向
25.0%
1株配当 推移 (円・生値)
FY25
10
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。