調査を依頼
ホーム/企業/サービス業/BCC株式会社

BCC株式会社

ビーシーシーカブシキガイシャ上場サービス業7376EDINET: E36655
BCC Co.,Ltd.
決算期: 09月期
業種: サービス業
売上高 (FY25)
14.7億円
5.92%
営業利益 (FY25)
-1.0億円
444.44%
経常利益 (FY25)
-0.9億円
1633.33%
純利益 (FY25)
-0.7億円
1133.33%
総資産
10.2億円
12.10%
自己資本比率
55.8%
ROE
-12.2%
11.30%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

BCC株式会社は、大手IT企業向けにIT営業人材を派遣・育成する「IT営業アウトソーシング事業」(売上の88%超)と、介護レクリエーションや自治体連携を軸とした「ヘルスケアビジネス事業」の2事業を運営する小型上場企業である。IT営業アウトソーシング事業では未経験・若年層を独自教育プログラム「BCC-LaPTプログラム」でIT営業人材に育成し、FY2025末時点で166名を顧客企業に配属、売上は前期比5.5%増の12.9億円を計上した。一方、採用・教育コストや「その他事業」(クラウドサービス「bizcre」、リスキリング支援「Merry Mew」等)への投資拡大により、全社の営業損失は98百万円(前期は18百万円の損失)と赤字が大幅に拡大し、ROEは-12.2%に悪化した。売上高は2019年の10億円から2025年の15億円へと6年間で5割増と成長トレンドは維持しているものの、収益化の道筋が課題である。ヘルスケアビジネス事業ではセグメント損失が前期18百万円から8百万円へと縮小しており改善傾向にある。今後はIT営業人材の増員、ストック型サービス「BMX」の拡大、自治体連携によるヘルスケアDXへの取り組みを継続しつつ、黒字転換がいつ実現できるかが投資家にとっての最大の注目点である。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: IT営業アウトソーシング事業が売上の88%を占め、人材派遣・業務委託の稼働人数166名が主要な収益ドライバーである。
  • 2顧客: 大手IT企業向けの営業人材派遣を中心に、介護施設・自治体・中小企業向けDX支援も展開している。
  • 3価値提案: 未経験者を独自の「BCC-LaPTプログラム」でIT営業人材に育成し、顧客のDX推進を人材面から支援している。
  • 4コスト構造: 採用・教育費用と人件費が主要コストで、先行投資フェーズにあり現状は売上成長でも営業赤字が続いている。
Risks · リスク要因
  • 1人材依存リスク: 主力のIT営業派遣は採用・定着に依存し、有効求人倍率の上昇や離職増加が直接業績を悪化させる。
  • 2収益化の遅延リスク: 「その他事業」(セグメント損失63百万円)の拡大が全体赤字を押し上げており、黒字転換の時期が不透明である。
  • 3労働者派遣法の規制リスク: 許可有効期限が2027年4月と近く、欠格事由該当や法令改正により事業停止・許可取消となる可能性がある。
  • 4特定経営者への依存リスク: 創業者・代表取締役社長の伊藤一彦氏が経営全般を掌握しており、同氏離脱時の事業継続性に不確実性がある。
Strengths · 強み
  • 1IT営業特化の教育ノウハウ: 未経験者をIT営業人材に仕上げる「BCC-LaPTプログラム」は同社独自で、模倣障壁となっている。
  • 2介護DX分野のプラットフォーム: 「介護レク広場」会員網とレクリエーション介護士資格制度でシニア向け接点を先行構築している。
  • 3大手IT企業との既存ネットワーク: 創業来の取引実績に基づく大手IT企業顧客基盤が新規派遣人員獲得の受け皿として機能している。
  • 4成長市場への二軸展開: IT業界(国内28.2兆円)とヘルスケア産業(2050年推計77兆円)の双方に事業を持ち市場拡大の恩恵を受けやすい。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1IT営業人材の増員とデジタルマーケティング推進: 166名の配属人数をさらに拡大し、2025年度からのデジタルマーケティングで新規顧客獲得を加速する方針である。
  • 2ストック型収益の拡大: ネットワークソリューション「BMX」の販売を拡大し、派遣フロー収益依存から安定的なストック収益への転換を目指している。
  • 3ヘルスケアDXによる自治体・企業支援の拡大: 大阪府阪南市の業務受託(2025年4月開始)のように自治体連携を深め、介護ロボット導入支援等を拡充する。
  • 4M&Aや資本業務提携による新ビジネスモデル構築: 技術・サービスを持つベンチャー企業との資本業務提携・M&Aを通じ、2030年に向けた成長基盤を整備する方針である。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高は15億円(前期比+5.9%)と7期連続増収を達成したが、営業損失は98百万円(前期は18百万円の損失)と赤字が大幅に拡大した。
「その他事業」のセグメント損失が63百万円(前期21百万円)に膨らみ、クラウドサービス「bizcre」やリスキリング事業「Merry Mew」への投資が収益を圧迫している。
IT営業アウトソーシング事業の派遣配属人数が過去最高の166名に達し、全社従業員数も255名(非正規含む)に拡大した。
大阪府阪南市「はんなん健康応援プラン推進事業」の受託事業者に選定され、2025年4月より業務を開始、ヘルスケア公共受託の実績を積み上げている。
02

業績推移

売上高
14.7億円5.9%FY25
03.87.511.315FY20FY22FY24
営業利益
-1億円444.4%FY25
00.20.40.60.8FY20FY22FY24
純利益
-0.7億円1133.3%FY25
00.20.40.60.8FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.02.04.06.08.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
0255075100FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高10.110.311.211.412.813.814.7
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益0.50.7-0.2-1.0
経常利益0.40.51.10.50.70.1-0.9
純利益0.50.30.80.30.5-0.1-0.7
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産4.64.78.18.39.29.110.2
純資産 (自己資本)1.82.15.86.16.56.45.7
自己資本比率 (%)38.745.070.773.970.770.655.8
現金及び預金2.52.66.16.06.45.86.0
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF0.70.61.4▲0.00.9▲0.4▲0.9
投資CF0.1▲0.1▲0.0▲0.2▲0.5▲0.3▲0.6
財務CF▲0.5▲0.32.20.10.0▲0.01.7
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
自己資本利益率
ROA
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

セグメント情報は準備中です。

05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
242
平均年齢
31.1
平均勤続
4.1
単体 平均年収
354万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1伊藤一彦0.3百万株24.30%
#2日本証券金融株式会社0.1百万株6.50%
#3山上 豊0.1百万株5.89%
#4プラス株式会社0.1百万株5.39%
#5BCC社員持株会0.1百万株5.06%
#6伊藤貴子0.1百万株4.85%
#7楽天証券株式会社0.0百万株3.65%
#8株式会社SBI証券0.0百万株3.58%
#9岡林靖朗0.0百万株2.79%
#10有限会社KIT0.0百万株2.69%
08

配当・株主還元

配当データは準備中です。

09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

関連ニュースは準備中です。