株
株式会社あいちフィナンシャルグループ
カブシキガイシャアイチフィナンシャルグループ上場銀行業7389EDINET: E37781Aichi Financial Group, Inc.
決算期: 03月期
業種: 銀行業
売上高 (FY25)
1010億円
13.92%営業利益 (FY25)
49.3億円
29.70%経常利益 (FY25)
103億円
18.29%純利益 (FY25)
91.0億円
9.67%総資産
67997億円
0.46%自己資本比率
5.2%
—ROE
2.5%
0.10%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社あいちフィナンシャルグループは、2022年10月に愛知銀行と中京銀行の共同株式移転により設立された銀行持株会社である。2025年1月に両行が合併し「あいち銀行」として統合を完了、システム統合も短期間で実現した。主要営業基盤は愛知県を中心とする東海地区で、預金残高5兆9,329億円・貸出金残高4兆8,457億円を擁する地域最大規模の金融グループを目指している。FY2025の経常収益は1,010億円と3年連続増収を達成したが、システム統合費用や預金利息の増加で経常利益は前期比23億円減の103億円にとどまり、ROEは2.5%と収益性改善が課題である。2025年4月より「第2次中期経営計画」をスタートし、テーマ「銀行を超えたトータルサポートグループ」のもと、コンサルティング・ソリューション型ビジネスモデルの深化、DX戦略の加速化、グループ経営基盤の強化の3本柱で統合シナジーの早期発現を目指す段階にある。日銀の利上げ局面で資金運用収益の拡大が期待される一方、競合激化や人口減少による地域経済縮小リスクが中長期的な課題として残る。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 貸出金利息が主柱で資金運用収益584億円、役務取引等収益182億円がこれを補完する構造である。
- 2顧客: 愛知県を中心とする中小企業・個人顧客が主体で、中小企業等貸出残高は基準比4,101億円増加した。
- 3価値提案: コンサルティング・ソリューション型モデルで事業承継・資産運用等の手数料ビジネスを拡大している。
- 4コスト構造: 銀行業が経常収益の90%超を占め、リース業が補完する2セグメント構成で運営している。
Risks · リスク要因
- 1金利リスク: 日銀追加利上げで預金調達コストが急増し、FY2025の資金調達費用は前期比45億円増の80億円へ膨らんだ。
- 2信用リスク: 愛知県は自動車産業依存度が高く、米国関税政策の変化等で取引先の経営悪化と与信費用増加が生じる恐れがある。
- 3競争激化リスク: 愛知県内でメガバンク・ノンバンク・異業種参入が進み、預金・貸出金の利ざや縮小圧力が続いている。
- 4システム・サイバーリスク: 合併後の統合システムに対するサイバー攻撃や障害が発生した場合、業務遂行・信用力に重大な影響を与える恐れがある。
Strengths · 強み
- 1地域トップ規模: 愛知銀行と中京銀行の合併で預金5兆9,329億円・貸出4兆8,457億円の愛知県最大級の地銀グループを形成した。
- 2統合完了の先行優位: 設立から約2年という短期間でシステム統合を完了し、コストシナジーが既に発現し始めている。
- 3ソリューション収益の伸長: ソリューション関連手数料は目標39億円に対し54億円を達成し、フィー収入多様化が進んでいる。
- 4人財育成の実績: 戦略人財創出数は目標450人に対し515人を達成し、新ビジネスモデル対応の人材基盤が整いつつある。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1第2次中計(2025-2028年): テーマ「銀行を超えたトータルサポートグループ」のもとシナジー効果の早期発現を最優先目標に掲げている。
- 2DX戦略の加速: デジタル技術を活用した営業効率化と顧客利便性向上を推進し、2028年3月までに収益基盤を強化する計画である。
- 3ソリューション深化: コンサルティング型ビジネスモデルを深化させ、役務収益167億円を更に拡大する方針を示している。
- 4サステナビリティ推進: TCFD・TNFDに対応し、2025年4月にグループサステナビリティ経営統括部を新設して体制を強化した。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 経常収益1,010億円(前期比+13.9%)と増収も、統合費用等で経常利益は103億円と前期比23億円減益となった。
あいち銀行誕生: 2025年1月1日に愛知銀行と中京銀行が合併しあいち銀行として発足、システム統合も同時に完了した。
第1次中計の全KPI達成: 中小企業貸出残高増加額4,101億円(目標3,000億円)・中小企業メイン先増加1,015先など全主要KPIが目標超過達成した。
純資産の減少: 有価証券の時価下落等により純資産合計は前期末比257億円減の3,538億円、1株当たり純資産7,197円89銭となった。
02
業績推移
売上高
1,010億円▲13.9%FY25
営業利益
49.3億円▼29.7%FY25
純利益
91億円▲9.7%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 729 | 887 | 1010 |
| 売上原価 | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — |
| 営業利益 | 32.4 | 70.1 | 49.3 |
| 経常利益 | 52.4 | 126 | 103 |
| 純利益 | 818 | 83.0 | 91.0 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|
| 総資産 | 67860 | 68314 | 67997 |
| 純資産 (自己資本) | 3235 | 3795 | 3538 |
| 自己資本比率 (%) | 4.8 | 5.6 | 5.2 |
| 現金及び預金 | 7086 | 6007 | 6083 |
| 有利子負債 | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|
| 営業CF | 288 | ▲1606 | ▲1051 |
| 投資CF | 330 | 648 | 1176 |
| 財務CF | ▲65.3 | ▲121 | ▲49.6 |
| FCF | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
185.43
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
2.5%
自己資本利益率
ROA
0.1%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比
Banking0.1兆90.5%
Leasing0.0兆6.1%
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.0兆3.4%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
186人
平均年齢
49.9歳
平均勤続
26.3年
単体 平均年収
1,044万円
連結従業員数 推移
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
160.00円+10
配当性向
110.1%
1株配当 推移 (円・生値)
FY23
50
FY24
150
FY25
160
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。