株
株式会社コナカ
カブシキガイシャコナカ上場小売業7494EDINET: E03259KONAKA CO.,LTD.
決算期: 09月期
業種: 小売業
売上高 (FY25)
555億円
12.10%営業利益 (FY25)
-7.7億円
43.18%経常利益 (FY25)
-3.4億円
70.23%純利益 (FY25)
4.8億円
115.61%総資産
423億円
4.91%自己資本比率
39.3%
—ROE
2.9%
2.90%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社コナカは、スーツ専門店を中心としたファッション事業を主軸に、フードサービス事業(かつや等)・教育事業(Kids Duo)も展開する多角化小売グループである。傘下にサマンサタバサジャパンリミテッド(STJ)を持ち、バッグ・アクセサリーブランドのリテール事業も担うが、同社の構造改革が遅延しグループ全体の重荷となっている。FY2025の売上高は555億円(前年比-12.1%)と6年ぶりの600億円割れとなり、ファッション事業がSTJ海外子会社の連結除外・不採算店舗の大量退店(44店舗退店)・酷暑・天候不順による来店減少で13.1%減と大幅に落ち込んだ。営業損失は7億66百万円と6期連続の赤字が継続し、有報上で継続企業の前提に関する重要事象が記載されている。財務面でも流動比率が92.9%と流動負債が流動資産を上回り、シンジケートローンの財務制限条項への抵触が生じている。一方でフードサービス・教育事業はそれぞれ7.8%増・6.1%増と堅調であり、資産売却やコスト削減を通じて営業CF・投資CFはプラスを確保、現預金は31億98百万円と前期比10億円超増加した。事業ポートフォリオ見直しとDX推進による収益基盤再構築が急務である。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: ファッション事業が売上523億円(全体の94%)を占め、フードサービス22億円・教育10億円が補完する。
- 2顧客: スーツ需要の法人・個人を主要ターゲットに、コナカ・フタタ、SUIT SELECT、DIFFERENCEで幅広い価格帯を網羅する。
- 3価値提案: スーツ専門店として重衣料224億円を主力に、オーダー業態やコラボ企画で客単価向上を図る複数業態戦略を採る。
- 4コスト構造: 店舗の大半を賃借方式で展開し、退店時の敷金・保証金の回収リスクや賃借料固定費が収益の振れ幅を拡大させる。
Risks · リスク要因
- 16期連続営業損失・流動比率92.9%・財務制限条項抵触により継続企業の前提に重要な疑義が注記されており、資金繰り破綻リスクが最大の懸念事項である。
- 2シンジケートローン残高が計65億41百万円あり、借換え条件の悪化や金利上昇が財務コストを押し上げ業績をさらに圧迫するリスクがある。
- 32025年4月にDIFFERENCEのサーバーへの不正アクセスで顧客個人情報漏えいが判明し、ブランド毀損や追加対応コストが発生するリスクが残る。
- 4軽装化・カジュアル化による構造的なスーツ需要減退が続いており、主力の重衣料売上が前年比6.2%減と回復力が乏しい市場環境リスクがある。
Strengths · 強み
- 1国内607店舗の広域店舗網を有し、コナカ・フタタ・SUIT SELECT等の複数ブランドで異なる立地・客層を取り込む分散力がある。
- 2氷撃 FREEZE TECHシャツ等の機能性商品開発力を持ち、季節ニーズへの対応で販売機会を創出する商品企画力がある。
- 3DIFFERENCEでエルメネジルド・ゼニア等プレミアム生地を拡充し、オーダー業態で客単価を押し上げる高付加価値対応力がある。
- 4CO2排出量を2013年比57%削減し省エネ法「Sクラス」を取得しており、ESG対応が先行し取引先・消費者への訴求力を持つ。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1事業ポートフォリオ見直しを推進し、不採算店舗の撤退(FY2025は44店退店)を継続して採算性を向上させ、収益基盤の再構築を目指す。
- 2STJの抜本的構造改革として店舗・ブランドの効率化を具体的に実施し、服飾雑貨売上が前年比29.2%減となった赤字構造からの早期脱却を図る。
- 3DX推進による業務効率化と顧客体験価値の向上を軸に、エコナカ フタタビ等のサステナブル施策と合わせ新規顧客層の獲得を加速する。
- 4フードサービス(前年比+7.8%)・教育(同+6.1%)の成長事業への経営資源再配分を検討し、ファッション事業依存からの分散を長期的に進める。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高は555億円(前年比-12.1%)と6年ぶり低水準だが、営業損失は7億66百万円と前年の13億48百万円から改善傾向が続いている。
前年に30億62百万円の純損失を計上した反動もあり、FY2025は固定資産売却益4億41百万円等の特別利益を取り込み純利益4億78百万円を確保した。
2025年4月にオーダー業態DIFFERENCEで不正アクセスによる顧客個人情報漏えいが発生し、再発防止策と関係当局への報告を実施した。
STL Co.,Limitedを連結除外したことで服飾雑貨売上が前年比29.2%減の144億円となり、ファッション事業の売上下押しの主因となった。
02
業績推移
売上高
555億円▼12.1%FY25
営業利益
-7.7億円▲43.2%FY25
純利益
4.8億円▲115.6%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 607 | 478 | 586 | 632 | 658 | 631 | 555 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | -32.6 | -9.1 | -13.5 | -7.7 |
| 経常利益 | 4.5 | -66.3 | -65.2 | -21.9 | -6.8 | -11.6 | -3.4 |
| 純利益 | -53.4 | -129 | -19.4 | -32.3 | -1.2 | -30.6 | 4.8 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 676 | 695 | 588 | 543 | 531 | 445 | 423 |
| 純資産 (自己資本) | 429 | 320 | 251 | 198 | 195 | 162 | 166 |
| 自己資本比率 (%) | 63.4 | 46.1 | 42.6 | 36.5 | 36.7 | 36.5 | 39.3 |
| 現金及び預金 | 85.4 | 61.2 | 62.4 | 65.5 | 54.9 | 21.8 | 32.0 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 38.5 | ▲33.1 | ▲32.8 | 16.4 | 4.2 | ▲2.3 | 12.2 |
| 投資CF | ▲38.1 | ▲14.3 | 54.0 | ▲5.7 | 12.5 | 20.2 | 10.3 |
| 財務CF | ▲14.6 | 0.6 | ▲20.2 | ▲8.4 | ▲27.4 | ▲48.1 | ▲12.4 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
14.23
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
2.9%
自己資本利益率
ROA
1.1%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
Educational0.0兆1.8%0.00兆3.0%
Fashion0.1兆94.3%▲0.00兆-1.7%
FoodService0.0兆3.9%0.00兆3.5%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
980人
平均年齢
42.7歳
平均勤続
19.6年
単体 平均年収
454万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
15.00円-15
配当性向
77.0%
1株配当 推移 (円・生値)
FY19
30
FY20
20
FY21
30
FY22
30
FY23
30
FY25
15
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。