ワ
ワタミ株式会社
ワタミカブシキガイシャ上場小売業7522EDINET: E03275WATAMI CO.,LTD.
決算期: 03月期
業種: 小売業
売上高 (FY25)
887億円
7.79%営業利益 (FY25)
45.7億円
21.72%経常利益 (FY25)
52.5億円
12.19%純利益 (FY25)
35.2億円
15.94%総資産
715億円
11.31%自己資本比率
38.0%
—ROE
14.5%
6.70%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
ワタミは国内外食(居酒屋・焼肉・SUBWAY等)、宅食(冷凍・調理済み弁当宅配)、海外外食(70店舗)、環境・農業事業を展開する多角型フードサービス企業である。コロナ禍で2021年に売上609億円まで落ち込んだが、2025年3月期には887億円まで回復し、営業利益も46億円(前年比+21.7%)と増益基調を取り戻した。ROEは14.5%と資本効率も改善している。一方、経常利益は為替差損の影響で前年比-12.2%の52億円、純利益も-15.9%の35億円と純損益段階では減益となっており、海外事業の外貨建て資産が収益のボラティリティ要因となっている。事業戦略面では、2024年10月に日本サブウェイを子会社化しSUBWAYのマスターフランチャイズ契約を締結するなど業態の多様化を積極推進。宅食事業では尼崎冷凍工場を活用した低価格冷凍宅配の拡大で高齢化需要を取り込む方針であり、海外ではシンガポールのLeader Foodグループ・米国SONNY SUSHI COMPANYのM&Aで食材調達・卸売機能を強化している。人手不足・原材料高・居酒屋市場縮小という構造的逆風の中で、業態ポートフォリオの多様化と生産性向上が持続成長の鍵を握る。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 国内外食(売上比38.7%)と宅食(45.3%)の2本柱に、海外外食(12.3%)と環境・農業事業が加わる多角構成である。
- 2顧客: 国内外食は居酒屋・焼肉・SUBWAYの店内客、宅食は高齢者・共働き世帯向けに508拠点で弁当を届ける個人顧客である。
- 3価値提案: 自社農場から加工・物流・宅配まで一貫した6次産業モデルにより、安心安全な食を低コストで提供する点が特徴である。
- 4コスト構造: 食材仕入れ・人件費・工場稼働費が主要コストであり、省人化投資とMD体制の継続改善で収益率改善を図っている。
Risks · リスク要因
- 1原材料・為替リスク: 円安・地政学リスクによりエネルギー・食材価格が高止まりし、FY2025経常利益が前年比-12.2%に圧迫された。
- 2居酒屋市場の構造縮小: 主力の居酒屋事業はマーケット縮小が続き、顧客の飲食スタイル変化への対応遅延が業績悪化を招くリスクがある。
- 3人件費・人材確保リスク: 賃上げ圧力の高まりと労働市場逼迫により、採用コスト増と人材流出が連結業績を直撃するリスクがある。
- 4食品衛生・固定資産減損リスク: 食中毒による営業停止処分、または店舗収益低下に伴う固定資産減損が一時的な大幅損失をもたらす恐れがある。
Strengths · 強み
- 1宅食のインフラ優位性: 全国508拠点・累計5,784万食の宅配実績を持ち、高齢化需要に直結する配送網を構築済みである。
- 2垂直統合サプライチェーン: 自社農場・製造工場6拠点・海外調達法人を持ち、他社差別化と原価管理力を兼備している。
- 3業態多様化によるリスク分散: 居酒屋・焼肉・SUBWAY・テイクアウト・宅食と業態を広げ、市場縮小局面でも成長機会を確保できる。
- 4海外M&Aによる調達・販売力: シンガポールLeader FoodグループとSUBWAY買収で、海外事業が前年比+57.8%増収に貢献している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1SUBWAY事業の拡大: 2024年10月に日本サブウェイを子会社化し、FC186店舗を引き継いだ上で直営・FC両面での出店拡大を推進する。
- 2宅食の冷凍事業強化: 尼崎冷凍工場を基盤に低価格冷凍宅配を拡充し、少子高齢化に伴う在宅需要の取り込みでシェア拡大を図る。
- 3海外サプライチェーン強化: シンガポール・米国の調達・卸売法人を活用し、海外70店舗の原価競争力と販売力を継続的に向上させる。
- 4人材・DX投資: 2025年度から採用と教育を一体化した新組織を整備し、省人化投資と研修強化で生産性向上と早期離職防止を同時に実現する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上887億円(+7.8%)・営業利益46億円(+21.7%)と増収増益を達成したが、経常利益52億円(-12.2%)・純利益35億円(-15.9%)は為替影響で減益となった。
SUBWAY子会社化: 2024年10月に日本サブウェイを取得しFC186店舗を引き継ぎ、Subway International B.V.とマスターフランチャイズ契約を締結した。
海外M&A進展: 2024年4月に米国SONNY SUSHI COMPANYの事業を譲受け、海外事業売上が前年の69億円から109億円へ+57.8%増加した。
宅食事業の収益改善: 調理済み商品のお届け数は前年比-5.5%に減少したが、単価上昇と生産性向上によりセグメント利益は+16.3%増の47億円を達成した。
02
業績推移
売上高
887億円▲7.8%FY25
営業利益
45.7億円▲21.7%FY25
純利益
35.2億円▼15.9%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 947 | 909 | 609 | 644 | 779 | 823 | 887 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | -35.8 | 14.7 | 37.5 | 45.7 |
| 経常利益 | 12.3 | 3.5 | -81.7 | 26.6 | 38.8 | 59.7 | 52.5 |
| 純利益 | 13.7 | -29.5 | -116 | -18.4 | 16.7 | 41.9 | 35.2 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 403 | 418 | 449 | 522 | 571 | 642 | 715 |
| 純資産 (自己資本) | 173 | 145 | 34.0 | 146 | 178 | 222 | 271 |
| 自己資本比率 (%) | 43.0 | 34.7 | 7.6 | 28.0 | 31.2 | 34.5 | 38.0 |
| 現金及び預金 | 99.5 | 109 | 149 | 110 | 116 | 135 | 139 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 41.0 | 5.3 | ▲43.2 | 10.2 | 66.8 | 47.4 | 68.9 |
| 投資CF | ▲15.7 | ▲46.4 | ▲34.1 | ▲154 | ▲49.9 | ▲30.6 | ▲65.6 |
| 財務CF | ▲23.9 | 51.0 | 116 | 101 | ▲15.4 | 0.6 | ▲0.1 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
75.90
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
14.5%
自己資本利益率
ROA
4.9%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
Agriculture0.0兆0.7%▲0.00兆-25.0%
EnvironmentBusiness0.0兆2.7%0.00兆8.2%
FoodCateringBusinessForElderlyPeople0.0兆45.3%0.00兆11.7%
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.0兆0.3%0.00兆3.0%
OverseasBusiness0.0兆12.3%0.00兆1.3%
RestaurantBusiness0.0兆38.8%0.00兆4.7%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
1,120人
平均年齢
44.2歳
平均勤続
11.6年
単体 平均年収
543万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
10.00円
配当性向
15.4%
1株配当 推移 (円・生値)
FY19
8
FY20
3
FY23
8
FY24
10
FY25
10
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。