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株式会社サイゼリヤ
カブシキガイシャサイゼリヤ上場小売業7581EDINET: E03305saizeriya co.,ltd.
決算期: 08月期
業種: 小売業
売上高 (FY25)
2567億円
14.33%営業利益 (FY25)
155億円
4.28%経常利益 (FY25)
158億円
1.41%純利益 (FY25)
112億円
37.00%総資産
1794億円
6.73%自己資本比率
65.3%
—ROE
9.8%
2.00%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
サイゼリヤは「誰でも気軽に楽しめるイタリア家庭料理」をコンセプトに、日本・アジア・豪州で1,000店超を展開するイタリアンファミリーレストランチェーンである。FY2025の売上高は2,567億円と6期連続成長を達成し、コロナ禍の底(FY2021:1,265億円)から2倍超に回復した。日本セグメントが売上の67%を占める一方、アジア(主に中国・シンガポール等)が33%超と重要な第2の柱となっており、営業利益ベースではアジアセグメントが101億円と全体の65%を稼ぐ収益構造が特徴的である。 しかし課題も顕在化している。円安・米価高騰・エネルギー価格上昇が食材コストを押し上げ、売上増収にもかかわらず営業利益の伸びは+4.3%にとどまった。アジアセグメントの営業利益も前期比12.8%減と失速しており、コスト管理が急務である。また2024年10月にランサムウェアによる個人情報漏洩事案が発生し、サイバーセキュリティリスクが現実化した。グローバルSCMの再構築やDX推進、ベトナム初出店など攻守両面の施策を進めており、1万店ビジョンに向けた出店加速と収益性改善の両立が最大の経営課題である。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 国内1,000店超・海外含む直営レストランの飲食売上が収益の柱で、日本67%・アジア33%の2極構造である。
- 2顧客: 低価格・高品質のイタリア料理で幅広い年齢層・所得層を集客し、ファミリーから一人客まで取り込む。
- 3価値提案: 素材の産地調達から加工・物流・販売まで垂直統合し、コストを抑えながら本格イタリアン料理を提供する。
- 4コスト構造: 食材費・人件費・賃借料が主要コストで、コミッサリー一括加工とDX活用で店舗作業を削減し生産性を高める。
Risks · リスク要因
- 1食材・為替コストリスク: 円安と米価高騰が継続しており、FY2025の営業利益率は6.0%と薄く、さらなる原価上昇が業績を直撃しうる。
- 2サイバー・個人情報漏洩リスク: 2024年10月に不正アクセスによる個人情報漏洩が実際に発生し、再発時はブランド毀損・損害賠償リスクがある。
- 3人材確保・労働コスト上昇リスク: 少子高齢化と最低賃金引き上げが続く中、店舗運営に必要なストアマネジャーや現場人員の確保が困難になりうる。
- 4アジア事業の成長鈍化リスク: 中国不動産市場の停滞等でアジア営業利益はFY2025に前期比12.8%減となり、地政学リスクも収益を圧迫する懸念がある。
Strengths · 強み
- 1垂直統合SCM: 豪州工場での食材製造から国内外コミッサリー配送まで自社管理し、低原価と品質安定を両立している。
- 2圧倒的な低価格競争力: メニュー単価を抑えながらも粗利を確保する仕組みが、景気後退局面でも集客力を維持させる。
- 3アジア事業の高収益性: アジアセグメントがFY2025営業利益101億円と国内の約2倍を稼ぎ、収益多様化に寄与している。
- 4ブランド認知と立地網: 国内未出店県への出店完了(徳島・愛媛・大分)やベトナム進出など、拡張余地を持つ店舗網を構築している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1グローバル1万店ビジョン: ビジョンとして世界1万店を掲げ、マレーシア・豪州・ベトナム(2025年5月1号店)に続く新規進出国の調査を推進している。
- 2SCM再構築による原価改善: グローバルSCM統合で調達・物流・品質管理を一元化し、アジア・日本両セグメントの粗利率改善を2026年以降に目指す。
- 3DX・店舗オペレーション革新: QRコード注文を2025年内に全店(約1,000店)導入完了し、コミッサリー機能強化と合わせ店舗作業工数を削減する。
- 4国内出店加速と人材育成: ゾーンマネジャーを7名体制に増員し、ストアマネジャー育成を強化することで新規出店対応可能な人員体制を整備している。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高2,567億円(+14.3%)を達成したが、食材・エネルギーコスト高により営業利益は155億円(+4.3%)にとどまり、利益の伸びが売上に追いついていない。
2024年10月にランサムウェアによる不正アクセスが発生し個人情報が一部漏洩、システム復旧後もサイバーセキュリティ体制強化が継続課題となっている。
2025年5月にベトナムへ1号店を出店し新興国への地理的拡大を加速、徳島・愛媛・大分など国内未出店県3県へも2024年10〜12月に相次いで初出店した。
投資活動CFが前期比98億円増の△187億円となり、設備取得184億円と積極投資に転換、手元現金は671億円と潤沢ながら前期比48億円減少した。
02
業績推移
売上高
2,567億円▲14.3%FY25
営業利益
155億円▲4.3%FY25
純利益
112億円▲37.0%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 1565 | 1268 | 1265 | 1443 | 1832 | 2245 | 2567 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 4.2 | 72.2 | 149 | 155 |
| 経常利益 | 97.3 | -20.9 | 34.6 | 108 | 79.5 | 156 | 158 |
| 純利益 | 49.8 | -34.5 | 17.7 | 56.6 | 51.5 | 81.5 | 112 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 1090 | 1201 | 1380 | 1479 | 1551 | 1681 | 1794 |
| 純資産 (自己資本) | 852 | 804 | 836 | 945 | 990 | 1108 | 1172 |
| 自己資本比率 (%) | 78.2 | 66.9 | 60.5 | 63.9 | 63.8 | 65.9 | 65.3 |
| 現金及び預金 | 432 | 423 | 527 | 603 | 679 | 719 | 672 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 147 | 5.3 | 122 | 218 | 208 | 241 | 263 |
| 投資CF | ▲60.2 | ▲59.2 | ▲110 | ▲24.6 | ▲59.1 | ▲88.7 | ▲187 |
| 財務CF | ▲18.5 | 42.4 | 74.3 | ▲165 | ▲81.6 | ▲148 | ▲101 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
227.46
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
9.8%
自己資本利益率
ROA
6.2%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
Asia0.1兆32.6%0.01兆12.1%
Australia0.0兆0.0%0.00兆16250.0%
Japan0.2兆67.4%0.01兆2.9%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
2,215人
平均年齢
40.0歳
平均勤続
14.0年
単体 平均年収
700万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
30.00円+5
配当性向
20.1%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
18
FY21
18
FY22
18
FY23
18
FY24
25
FY25
30
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。