シ
シークス株式会社
シークスカブシキガイシャ上場卸売業7613EDINET: E02900SIIX Corp.
決算期: 12月期
業種: 卸売業
売上高 (FY25)
2895億円
4.24%営業利益 (FY25)
88.5億円
3.43%経常利益 (FY25)
92.3億円
11.39%純利益 (FY25)
24.9億円
33.72%総資産
2079億円
4.42%自己資本比率
49.9%
—ROE
2.4%
1.60%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
シークスは60年以上の歴史を持つ電子部品商社兼EMSプロバイダーで、世界15カ国約50拠点を通じて電子部品のグローバル調達・製造受託・物流を一体提供する。売上構成は東南アジア38%・日本32%・米州26%・中華圏26%・欧州8%と多地域分散型で、車載関連と産業機器が連結売上高の約8割を占める。FY2025は売上高2,895億円(前年比-4.2%)と2年連続減収となったが、製造経費削減効果により営業利益は前年比+3.4%の89億円に増加し、営業CFは265億円と大幅改善、自己資本比率も49.7%まで上昇した。一方で純利益は前年比-33.7%の25億円にとどまり、ROEは2.4%と低水準に留まっている。中期経営計画「SIIX VISION 2026」のもと、車載CASE領域の深耕・新規ビジネス(プリンテッドエレクトロニクス、バイオCDMO)への投資・製造DX推進を軸に収益性向上を目指しているが、欧州セグメントは13億円の赤字が続くなど構造的な課題も残る。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 電子部品の調達・販売(商社機能)とEMSによる製造受託を組み合わせ、車載・産業機器中心に売上高2,895億円を稼ぐ。
- 2顧客: 日系・非日系の大手グローバルメーカーを主要顧客とし、車載・産業・家電など多分野のエレクトロニクス企業に対応する。
- 3価値提案: 世界15カ国約50拠点の調達・生産ネットワークで部材調達から製造・物流までをワンストップで提供し顧客の在庫・コストを最適化する。
- 4コスト構造: 仕入コストが売上原価の大部分を占め、製造固定費・減価償却費(91億円)が利益率を左右する典型的な薄利多売型の構造である。
Risks · リスク要因
- 1売上の約8割を車載・産業機器分野が占めるため、これら市場の需要変動や顧客の生産計画変更が業績に直接かつ大きな影響を与えるリスクがある。
- 2欧州セグメントが2期連続で約13億円の赤字を計上しており、車載需要低迷が続く場合には減損リスクも含め収益の下押し圧力が長期化する恐れがある。
- 3為替変動リスクが大きく、米ドル・ユーロ・中国元・タイバーツなど多通貨での取引があり、急激な為替変動が売上高・利益に直接影響する構造である。
- 4バイオ抗体医薬品CDMO子会社「Renzoku Biologics」は収益化前の研究開発費先行フェーズにあり、許認可遅延や費用超過が損益を悪化させる可能性がある。
Strengths · 強み
- 160年超の電子部品商社キャリアに基づく多様な仕入先ネットワークが調達力の源泉であり、特定仕入先依存リスクの分散にも寄与している。
- 2世界15カ国約50拠点の製造・販売網により、地政学リスク対応や顧客のBCP需要に機動的に応えられるグローバル体制を保有している。
- 3商社機能とEMS機能の両立により、部材調達から製造・物流まで一貫したサービスを提供でき、顧客の切り替えコストが高い関係を構築している。
- 4自己資本比率49.7%・ICR26.7倍と財務健全性が高く、有利子負債削減が進んでいることで中長期の投資余力を維持している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1中期経営計画「SIIX VISION 2026」(2024-2026年)のもと、車載CASE領域の深耕とプリンテッドエレクトロニクス・ロボティクスなど新規ビジネスで収益率向上を目指す。
- 2製造DXの推進と効率化・自動化設備投資の優先執行により、生産コスト削減と品質向上を同時達成し、薄利多売構造からの脱却を図る方針である。
- 3キャッシュ・コンバージョン・サイクルの短縮を経営指標に掲げ、在庫削減・支払サイト見直しにより営業CFを改善し、2025年度末にCF対有利子負債比率1.8年を達成した。
- 4SBT承認済みの脱炭素目標に向けてサプライチェーン全体でのCO2削減を推進し、ESG対応強化によって大手グローバル企業からの新規受注獲得につなげる戦略をとる。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高は2,895億円で前年比-4.2%と2年連続減収となったが、製造経費削減が奏功し営業利益は前年比+3.4%の89億円に増加した。
純利益は前年比-33.7%の25億円にとどまり、ROEは2.4%と低水準で、収益の質的改善が投資家から問われる局面が続いている。
営業CFは265億円(前年比+15%)と大幅改善し、棚卸資産76億円削減・現金残高298億円確保など貸借対照表の健全化が顕著に進展した。
2024年3月にバイオ抗体医薬品CDMO「Renzoku Biologics」を子会社化し、エレクトロニクス以外の新規事業領域への本格参入を開始した。
02
業績推移
売上高
2,895億円▼4.2%FY25
営業利益
88.5億円▲3.4%FY25
純利益
24.9億円▼33.7%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 2230 | 1816 | 2268 | 2770 | 3098 | 3023 | 2895 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 89.3 | 123 | 85.6 | 88.5 |
| 経常利益 | 56.3 | 44.4 | 59.3 | 83.4 | 118 | 82.9 | 92.3 |
| 純利益 | 37.0 | 17.2 | 45.6 | 47.3 | 81.8 | 37.5 | 24.9 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 1434 | 1444 | 1699 | 2052 | 2168 | 2175 | 2079 |
| 純資産 (自己資本) | 582 | 565 | 664 | 774 | 895 | 1010 | 1038 |
| 自己資本比率 (%) | 40.6 | 39.1 | 39.1 | 37.7 | 41.3 | 46.5 | 49.9 |
| 現金及び預金 | 150 | 230 | 93.2 | 137 | 181 | 218 | 298 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 89.5 | 133 | ▲81.1 | 55.7 | 198 | 231 | 265 |
| 投資CF | ▲96.0 | ▲60.3 | ▲77.7 | ▲88.9 | ▲104 | ▲90.9 | ▲22.6 |
| 財務CF | 29.2 | 12.9 | 8.7 | 66.8 | ▲59.9 | ▲123 | ▲164 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
52.82
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
2.4%
自己資本利益率
ROA
1.2%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
Americas0.1兆20.8%0.00兆7.1%
ChinaArea0.1兆19.9%0.00兆1.4%
Europe0.0兆7.4%▲0.00兆-6.1%
Japan0.1兆19.6%0.00兆1.6%
SouthEastAsia0.1兆32.3%0.00兆5.0%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
241人
平均年齢
37.6歳
平均勤続
8.2年
単体 平均年収
736万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
73.00円+1
配当性向
231.0%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
43
FY21
45
FY22
46
FY23
60
FY24
72
FY25
73
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。