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株式会社ヤシマキザイ
カブシキカイシャヤシマキザイ上場卸売業7677EDINET: E34499Yashima & Co., Ltd.
決算期: 03月期
業種: 卸売業
売上高 (FY25)
290億円
4.75%営業利益 (FY25)
-0.4億円
112.05%経常利益 (FY25)
-5.1億円
204.28%純利益 (FY25)
-5.1億円
230.10%総資産
254億円
1.31%自己資本比率
36.9%
—ROE
-5.3%
9.40%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
ヤシマキザイは「鉄道・交通ビジネスに強い専門商社」を標榜し、JR西日本・JR東海・JR東日本の3社だけで連結売上高の42.3%を占める鉄道事業者向け電気用品・車体用品の卸売を中核とする。主要仕入先は日立製作所1社で仕入高の49.2%を依存しており、特定顧客・特定仕入先への集中度が極めて高い構造にある。売上高は2019年の370億円をピークに減少が続き、FY2024・FY2025は微回復したものの、FY2025は海外ODA案件での設計変更に伴う受注損失引当金計上、中国子会社ヤシマ上海の貸倒引当金・債務保証損失引当金の計上が利益を直撃し、営業損失44百万円・経常損失511百万円・純損失509百万円と2期ぶりの赤字に陥った。内部統制面では販売・購買・棚卸資産の各プロセスで「開示すべき重要な不備」が複数期にわたり継続識別されており、ガバナンス上の信頼回復が最優先課題である。2024〜2026年度の3ヶ年中期計画ではFY2027に売上高320億円・営業利益6億円・ROE5%超を目標に掲げるが、現状との乖離は大きく、計画達成には国内受注環境の好転継続と海外リスクの早期収束が不可欠である。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 鉄道事業セグメントが売上高の約91.6%を占め、一般事業(コネクタ・電子部品)が残り8.4%を担う卸売構造である。
- 2顧客: JR3社で売上高の42.3%を占め、鉄道事業者・鉄道関連メーカーへの部品・設備の納入を主力とする。
- 3仕入構造: 主要仕入先の日立製作所1社が連結仕入高の49.2%を占め、特約店契約に基づき安定調達を行っている。
- 4海外展開: 中国・東南アジア・インド等に拠点を持ち、バングラデシュODA鉄道インフラ整備案件等で元請事業に挑戦している。
Risks · リスク要因
- 1特定仕入先依存: 日立製作所1社への仕入依存度49.2%で、特約店政策変更や取引停止が発生した場合の事業影響は甚大である。
- 2継続的な内部統制不備: ヤシマ上海の販売・購買・棚卸各プロセスで重要な不備が複数期連続で識別されており、財務報告の信頼性が毀損されている。
- 3海外ODA案件の採算悪化: バングラデシュ案件で設計変更・工期延長・物価上昇が重なり受注損失引当金を計上、さらなる原価増大リスクが残存する。
- 4売上・利益の長期低迷: 売上高はFY2019の370億円からFY2025の290億円へ6年間で約21%減少し、ROEはマイナス5.3%と収益回復が遅れている。
Strengths · 強み
- 1鉄道分野の専門性: 70年以上の取引実績でJR3社等の主要鉄道事業者と強固な関係を構築しており、新規参入障壁が高い。
- 2安定した仕入基盤: 日立製作所との特約店契約により、鉄道車両用電気用品等の独占的調達ルートを確保している。
- 3財務健全性の基礎: FY2025末の純資産残高は9,364百万円、現預金等は約103億円相当を維持し、無借金に近い構造である。
- 4インフラ回復需要の追い風: コロナ後の鉄道事業者の業績回復と安全投資・省力化需要の高まりが受注環境を押し上げている。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1安定成長軌道への回帰: FY2027に売上高320億円・営業利益6億円・ROE5%超を達成する3ヶ年中期計画(FY2024〜2026)を推進中である。
- 2KPI管理の徹底: 営業人員1人当たり売上総利益20百万円・営業人員比率66.6%を中間KPIに設定し、進捗を定量管理する方針である。
- 3グローバル展開: ODA鉄道インフラ整備案件への元請参画を通じてアジア市場を開拓し、新たな収益柱の構築を目指している。
- 4内部統制・人的資本強化: 連結決算プロセスの再整備と人材育成投資を通じ、グループの信頼回復と中長期的な成長基盤の構築を図る。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績の赤字転落: 売上高290億円(前期比+4.7%)の一方、受注損失引当金362百万円・債務保証損失引当金385百万円の計上が響き純損失509百万円となった。
ヤシマ上海の不正疑義と引当計上: 中国子会社で事実上一体の商流に関与する取引の疑義が識別され、貸倒引当金を計上したが、当期に一部回収し戻入益を特別利益に計上した。
バングラデシュODA案件の大幅コスト増: 設計変更と工期延長により鉄道事業の営業利益は前期比84.2%減の92百万円へ急落、海外元請リスクが顕在化した。
内部統制の重要な不備が継続: 販売・購買・棚卸資産の3プロセスで前期に続き開示すべき重要な不備を識別、監査法人・投資家からの信頼回復が急務である。
02
業績推移
売上高
290億円▲4.7%FY25
営業利益
-0.4億円▼112.1%FY25
純利益
-5.1億円▼230.1%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 370 | 361 | 318 | 283 | 255 | 277 | 290 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 3.7 | 0.6 | 3.6 | -0.4 |
| 経常利益 | 7.6 | 4.4 | 6.5 | 5.5 | 2.4 | 4.9 | -5.1 |
| 純利益 | 4.8 | 2.5 | 2.8 | 3.0 | -2.6 | 3.9 | -5.1 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 264 | 257 | 237 | 243 | 218 | 251 | 254 |
| 純資産 (自己資本) | 84.1 | 86.1 | 89.9 | 93.4 | 91.6 | 97.8 | 93.6 |
| 自己資本比率 (%) | 31.8 | 33.5 | 38.0 | 38.5 | 42.0 | 39.0 | 36.9 |
| 現金及び預金 | 86.4 | 88.0 | 93.3 | 74.2 | 67.6 | 101 | 103 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 18.8 | 1.4 | 7.1 | ▲15.0 | ▲12.1 | 34.0 | 4.3 |
| 投資CF | ▲0.6 | 0.1 | ▲1.2 | ▲4.7 | 5.5 | ▲0.5 | ▲1.1 |
| 財務CF | ▲0.4 | 0.3 | ▲0.7 | ▲0.7 | ▲0.6 | ▲0.7 | ▲0.8 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
—
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
—
自己資本利益率
ROA
—
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
GeneralOperation0.0兆8.4%▲0.00兆-5.6%
RailwayOperation0.0兆91.6%0.00兆0.3%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
246人
平均年齢
43.6歳
平均勤続
14.9年
単体 平均年収
609万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
25.00円
配当性向
-10.4%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
25
FY21
25
FY22
25
FY23
25
FY24
25
FY25
25
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。