調査を依頼
ホーム/企業/卸売業/株式会社ひとまいる

株式会社ひとまいる

カブシキガイシャヒトマイル上場卸売業7686EDINET: E35334
決算期: 03月期
業種: 卸売業
売上高 (FY25)
1345億円
3.95%
営業利益 (FY25)
17.8億円
37.88%
経常利益 (FY25)
18.1億円
36.94%
純利益 (FY25)
5.4億円
66.39%
総資産
361億円
6.20%
自己資本比率
11.7%
ROE
12.9%
33.18%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

株式会社ひとまいる(カクヤスグループ)は、酒類を中心とした飲食店向け・家庭向け宅配・卸売を展開する国内有数の酒類流通企業である。東京都23区に張り巡らせた軽バン・リアカー活用の毛細血管型物流網「カクヤスモデル」が最大の競争優位であり、注文から最短1時間での配送を実現している。FY2025の売上高は1,345億円(前年比+3.9%)と増収を達成したが、配達人員の増員・アプリリニューアル・新拠点投資などの先行コストが嵩み、営業利益は18億円(同-37.9%)、純利益は5億円(同-66.4%)と大幅な減益となった。セグメント別では時間帯配達事業(売上構成比58%)が主力で飲食店向けが好調な一方、家庭向け宅配は需要が予想を下回った。2025年5月に中期経営計画「TRANSFORMATION PLAN 2028」を発表し、酒類販売プラットフォーム化・配送エリアの関東近郊・関西・九州への拡大・デジタル投資を成長軸に据えている。国内酒類市場の構造的縮小が中長期的な逆風となる中、他社商品の他人物配送やアライアンス活用によるプラットフォーム化で収益基盤の多角化を急ぐ局面にある。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: 酒類販売が売上の大半を占め、時間帯配達58%・ルート配達29%・店頭12%の3本柱で構成される。
  • 2顧客: 首都圏・関西・福岡の飲食店(売上比約71%)と一般家庭(宅配+店頭)を主要顧客とする。
  • 3価値提案: 東京23区の毛細血管型物流網で最短1時間配送を実現し、他社が模倣困難な利便性を提供する。
  • 4コスト構造: 仕入高10,404億円規模の商品原価が主体で、配達人員・拠点維持・デジタル投資が主要固定費となる。
Risks · リスク要因
  • 1国内酒類課税数量は2001年ピーク以降減少が続き、成人人口減少と若者の酒離れにより主力市場が構造的に縮小するリスクがある。
  • 2配達職・パート人員の確保競争激化と賃上げ圧力により人件費が上昇し、薄利ビジネスの収益性をさらに圧迫する懸念がある。
  • 3拠点・売上の大半が東京23区に集中しており、大規模自然災害発生時に事業活動が広範に停止するリスクが高い。
  • 4親会社・株式会社SKYグループホールディングスが発行済株式の47.0%を保有し、少数株主の意思決定への影響が限定される構造リスクがある。
Strengths · 強み
  • 1東京23区に軽バン・リアカーを活用した高密度物流網を構築し、最短1時間配送という他社が模倣困難な即時性を持つ。
  • 2大型トラック免許不要の小口配送モデルにより、物流2024年問題下でも「毎日お届け」体制を維持できる強靭性がある。
  • 3飲食店向け売上が前年比+7.6%と好調で、飲食店倒産増加による業界寡占化の中で残存者利益を享受できる位置にある。
  • 4廃油回収などの2WAY型サービスや酒蔵支援を通じ、社会課題解決と事業収益を両立するブランド差別化を図っている。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 12028年3月期を最終年度とする中期経営計画「TRANSFORMATION PLAN 2028」のもと、酒類に留まらない販売プラットフォーム化を推進する。
  • 2カクヤスモデルの配送エリアを都下・神奈川・埼玉・千葉・関西・九州へ拡大し、他社商品の他人物配送で収益源の多様化を図る。
  • 3アプリ・WEBプラットフォームの充実と配送ルート最適化・在庫管理のAI活用など、デジタル技術への継続的投資を進める。
  • 4人的資本経営を中核に据え、次世代経営人財の計画的育成とHRテクノロジー活用による人財情報の可視化を2028年までに実現する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高は1,345億円(+3.9%)と増収だったが、営業利益は18億円(-37.9%)・純利益は5億円(-66.4%)と大幅減益となった。
配達人員増員・スマートフォンアプリのリニューアル・新拠点投資が先行コストとして重なり、時間帯配達事業の利益を27.2%押し下げた。
店頭販売事業は前年の自治体キャッシュレスキャンペーン反動と物価上昇による顧客離脱で売上-6.2%・営業利益-14.2%と苦戦した。
2025年5月に中期経営計画を発表し、セグメント区分を顧客属性から事業軸4区分に変更するなど経営管理体制の再編を実施した。
02

業績推移

売上高
1,345億円3.9%FY25
03757501,1251,500FY20FY22FY24
営業利益
17.8億円37.9%FY25
07.51522.530FY20FY22FY24
純利益
5.4億円66.4%FY25
05101520FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.00.61.31.92.5FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
037.575112.5150FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高10871086802855115012941345
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益-33.38.028.717.8
経常利益18.112.6-17.3-29.08.028.818.1
純利益7.55.1-16.0-28.16.116.05.4
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産289285270285331340361
純資産 (自己資本)46.851.632.123.128.141.242.3
自己資本比率 (%)16.218.111.98.18.512.111.7
現金及び預金18.434.925.327.527.131.528.1
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF19.819.4▲16.3▲24.425.327.925.9
投資CF▲17.0▲12.0▲13.8▲10.6▲11.5▲2.1▲30.0
財務CF4.49.020.637.2▲14.2▲21.40.7
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
18.79
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
12.9%
自己資本利益率
ROA
1.5%
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.01.2%0.00兆10.6%
QuickDelivery0.158.7%0.00兆2.1%
RouteDelivery0.028.5%0.00兆2.2%
StoreSales0.011.5%0.00兆4.1%
05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
84
平均年齢
42.8
平均勤続
9.2
単体 平均年収
610万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1株式会社SKYグループホールディングス13.6百万株46.97%
#2伊藤忠食品株式会社2.3百万株7.75%
#3三菱食品株式会社2.3百万株7.75%
#4カクヤス従業員持株会1.6百万株5.53%
#5株式会社日本カストディ銀行(信託口)1.2百万株4.10%
#6麒麟麦酒株式会社0.6百万株2.23%
#7アサヒビール株式会社0.6百万株2.17%
#8サッポロビール株式会社0.6百万株2.17%
#9サントリー株式会社0.6百万株2.17%
#10松井 隆行0.4百万株1.24%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY25 実績
1株配当 (年間)
70.00-5
配当性向
420.2%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
75
FY21
75
FY22
30
FY23
40
FY24
75
FY25
70
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

関連ニュースは準備中です。