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株式会社アイスコ
カブシキガイシャアイスコ上場卸売業7698EDINET: E36435Iceco Inc.
決算期: 03月期
業種: 卸売業
売上高 (FY25)
547億円
8.35%営業利益 (FY25)
6.3億円
38.94%経常利益 (FY25)
6.9億円
38.96%純利益 (FY25)
4.8億円
51.10%総資産
174億円
3.58%自己資本比率
22.1%
—ROE
13.3%
3.60%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
アイスコは、冷凍食品・アイスクリームの専門卸売「フローズン事業」(売上の約87%)と、神奈川・千葉を中心とした「スーパーマーケット事業」(同約13%)の2本柱で構成される食品流通企業である。フローズン事業の最大の特徴は、配送だけでなく納品・陳列・発注管理まで一括受託する「フルメンテナンスサービス」であり、クリエイトエス・ディー(売上比21.6%)、ドン・キホーテグループ(19.3%)、コスモス薬品(15.6%)、スギホールディングス(10.5%)といった大手ドラッグストア・ディスカウントストアを主要得意先とする。FY2025(2025年3月期)は売上高547億円(前期比+8.4%)、営業利益は前期比+38.8%の6億円、純利益は前期比+51.1%の5億円と収益面で大きく改善した。スーパーマーケット事業も黒字転換(セグメント利益7,300万円)を果たした。10年ビジョン「iceco VISION 2030」のもと、第二次中期経営計画(FY2025-FY2027)では売上高600億円・営業利益10億円を目標に掲げ、埼玉県での関東マザーセンター(冷凍立体自動倉庫)建設や、冷凍食品専門店「FROZEN JOE'S」の出店拡大など成長投資を加速している。一方、特定得意先・仕入先への高依存、物流人材不足、薄利体質という構造的課題も存在する。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 冷凍食品・アイスクリーム専門卸(フローズン事業)が売上の約87%を占め、スーパーマーケット3店舗が残り13%を補完する。
- 2顧客: ドラッグストア・ディスカウントストア向けが中心で、上位4社で売上の約67%を占める高依存構造である。
- 3価値提案: 配送・納品・陳列・発注を一括受託するフルメンテナンスサービスにより、得意先の運営コスト削減と棚効率向上に貢献する。
- 4コスト構造: 売上原価率が約82.5%と高く、人件費・採用費・配送費を含む販管費が利益圧迫の主因となっている。
Risks · リスク要因
- 1特定取引先依存: 上位2社(クリエイトエス・ディー21.6%・ドン・キホーテ19.3%)と仕入先ナックス(仕入の39.9%)への高依存は、帳合変更で業績が急変するリスクがある。
- 2人材確保コスト: 物流業界の2024年問題により配送員不足が深刻化しており、人件費・採用費のさらなる上昇が薄利の利益構造を圧迫する可能性がある。
- 3季節変動リスク: アイスクリームは夏季偏重で第2四半期に売上の28.3%・営業利益の49.4%が集中し、冷夏時の業績下振れリスクが大きい。
- 4大規模投資による財務負荷: 関東マザーセンター建設など成長投資が続く中、営業CFが178百万円まで縮小しており、借入依存の資金調達が続くリスクがある。
Strengths · 強み
- 1専門特化の参入障壁: 冷凍食品・アイスクリームに特化した温度管理・物流ノウハウは汎用卸との差別化要因であり代替困難である。
- 2フルメンテナンスサービス: 陳列・発注・納品を一括受託する付加価値業務が顧客ロックインを生み、帳合変更リスクを低減する。
- 3主要得意先との安定取引: クリエイトエス・ディーなど成長するドラッグストア4社との取引が売上の約67%を支え、安定的な成長基盤となっている。
- 4サテライト物流網: 関東マザーセンター(2026年開設予定)を核とした立体自動倉庫+サテライト拠点の展開で、配送効率と拡張性を同時に高める。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1関東マザーセンター構築: 埼玉県に冷凍立体自動倉庫を2026年に開設し、ピッキング自動化で生産性を向上、サテライト物流網を全国展開する。
- 2第二次中期経営計画の数値目標: 2027年3月期に売上高600億円・営業利益10億円・配当性向30%を目指し、北関東・東海エリアの売上拡大を図る。
- 3新規事業の育成: 冷凍食品専門店「FROZEN JOE'S」の出店加速(2024年7月に3号店開業)と海外向け冷凍食品の販路確立を推進する。
- 4人的資本経営: 女性社員比率30%目標・時短勤務拡充・人事制度改定により採用力を強化し、フルメンテナンスサービスの提供品質を維持する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025増収増益: 売上高547億円(前期比+8.4%)、営業利益6億円(+38.8%)、純利益5億円(+51.1%)と過去最高水準の収益を達成した。
スーパーマーケット事業の黒字転換: 管理コスト削減と販促費見直しによりセグメント損益が前期損失7,700万円から利益7,300万円へ改善した。
横浜営業所の開設: 横浜市金沢区に2024年7月着工・2025年4月稼働し、関東エリアの配送網を強化した。
経産省補助金採択と株主優待新設: 関東マザーセンターが大規模成長投資補助金に採択され、資本コスト意識の向上に向けて株主優待制度も新設した。
02
業績推移
売上高
547億円▲8.4%FY25
営業利益
6.3億円▲38.9%FY25
純利益
4.8億円▲51.1%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 352 | 367 | 406 | 423 | 449 | 505 | 547 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 3.5 | 1.2 | 4.5 | 6.3 |
| 経常利益 | 4.2 | 2.1 | 8.5 | 4.1 | 1.8 | 5.0 | 6.9 |
| 純利益 | 2.2 | 1.4 | 5.2 | 2.6 | 1.4 | 3.2 | 4.8 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 124 | 136 | 143 | 149 | 151 | 168 | 174 |
| 純資産 (自己資本) | 17.2 | 18.3 | 23.4 | 30.7 | 31.7 | 34.3 | 38.4 |
| 自己資本比率 (%) | 13.9 | 13.4 | 16.3 | 20.7 | 20.9 | 20.5 | 22.1 |
| 現金及び預金 | 15.8 | 12.3 | 16.8 | 22.9 | 19.7 | 24.0 | 14.4 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 6.8 | 3.1 | 11.1 | 9.9 | 3.9 | 16.7 | 1.8 |
| 投資CF | ▲4.8 | ▲5.6 | ▲3.1 | ▲2.3 | ▲2.0 | ▲10.9 | ▲7.3 |
| 財務CF | ▲2.4 | ▲1.0 | ▲3.5 | ▲1.5 | ▲5.1 | ▲1.4 | ▲4.2 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
123.46
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
13.3%
自己資本利益率
ROA
2.8%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
850人
平均年齢
38.5歳
平均勤続
5.7年
単体 平均年収
435万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
48.00円-9
配当性向
15.8%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
250
FY21
24
FY22
56
FY23
56
FY24
57
FY25
48
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。