助
助川電気工業株式会社
スケガワデンキコウギョウカブシキガイシャ上場精密機器7711EDINET: E01997SUKEGAWA ELECTRIC CO.,LTD
決算期: 09月期
業種: 精密機器
売上高 (FY25)
54.7億円
10.13%営業利益 (FY25)
11.7億円
27.18%経常利益 (FY25)
11.8億円
28.46%純利益 (FY25)
7.9億円
24.45%総資産
75.5億円
7.22%自己資本比率
64.8%
—ROE
17.4%
0.90%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
助川電気工業は茨城県高萩市を拠点とするシース型熱電対・シーズヒーター・電磁ポンプ等の精密電熱・温度計測機器の受注生産メーカーである。事業はエネルギー関連(売上比50%)と産業システム関連(同49%)の2セグメントで構成され、前者は原子力発電所の再稼働・次世代革新炉・核融合研究向け、後者は半導体・FPD製造装置向けが主軸となっている。FY2025の売上高は55億円(前期比+10.1%)、営業利益は12億円(同+27.1%)と増収増益を達成し、ROEは17.4%に達した。エネルギー関連は受注高が前期比+87.2%と急拡大し、受注残高も35億円超に積み上がっており、2026年以降も高水準の業績が見込まれる。一方、産業システム関連は半導体・FPD向けが調整局面にある中、環境設備向けが補完している。自己資本比率64.8%と財務健全性も高い。2025年2月閣議決定の第7次エネルギー基本計画で原子力・再エネ最大活用方針が掲げられており、同社の中核事業の追い風となる政策環境が整いつつある。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 受注生産型でエネルギー関連27.6億円(売上比50%)と産業システム関連26.7億円(同49%)の2本柱で構成される。
- 2顧客: 量子科学技術研究開発機構・日立GEベルノバ等の研究機関や半導体・FPDメーカーを主要顧客に持つ。
- 3価値提案: シース型熱電対・ヒーター・電磁ポンプという固有の加熱・温度計測技術で顧客仕様に応じた差別化製品を提供する。
- 4コスト構造: 生産の約90%を高萩工場に集中させ、多能工化推進による人員配置最適化で製造原価低減を図っている。
Risks · リスク要因
- 1原子力依存: 原子力関連売上が全体の約45%を占め、規制強化や方針転換が生じた場合に業績への打撃が大きい。
- 2半導体・FPD需要変動: 産業システム関連売上の約25%が半導体・FPD装置向けで、サイクル下落局面では収益悪化要因となる。
- 3技術・コスト不確実性: 高難度の受注生産案件で想定外の設計・製作コストが発生した場合、利益率が大幅に低下するリスクがある。
- 4生産拠点集中: 売上の約90%を高萩工場1拠点で生産しており、地震・火災等の災害発生時にサプライが完全停止する恐れがある。
Strengths · 強み
- 1原子力・核融合特化技術: 溶融金属ループ等の高難度製品を手掛けられる希少技術を持ち、競合参入障壁が高い。
- 2受注残高の厚み: FY2025末のエネルギー関連受注残高は35.5億円(前期比+64.2%)と積み上がり、業績視界が良好である。
- 3高収益体質: 営業利益率21.3%、ROE17.4%と中小製造業としては極めて高い収益水準を維持している。
- 4財務健全性: 自己資本比率64.8%、有利子負債残高は社債中心で低水準、営業CFは前期比3倍超の8.3億円を確保している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1原子力・核融合への継続投資: 第7次エネルギー基本計画を追い風に、次世代革新炉・核融合関連の技術開発投資を2026年以降も拡大する。
- 2産業システム回復への対応: 半導体・FPD向けシース熱電対・シーズヒーターの受注が調整段階を脱しつつあり、受注確保に注力する。
- 3多能工化による生産性向上: 20〜30歳代の若手を半年〜1年かけて他部門教育し、需要変動に柔軟に対応できる生産体制を構築する。
- 4財務基盤の活用: 自己資本比率64.8%・豊富なキャッシュを背景に、設備投資や技術開発資金を安定的に確保していく方針である。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高55億円(+10.1%)、営業利益12億円(+27.1%)、純利益7.9億円(+24.5%)と全利益項目で過去最高水準を更新した。
エネルギー関連の急拡大: セグメント受注高は41.5億円(前期比+87.2%)と倍増近く、受注残高35.5億円(同+64.2%)が将来収益を担保する。
主要顧客売上急増: 量子科学技術研究開発機構向け売上が前期6.6億円から7.3億円(+13.3%、売上比率13.3%)へ拡大した。
産業システムの下支え: 半導体・FPD向けが減少する中、環境関連設備向け製品の増加でセグメント利益は+13.3%と改善した。
02
業績推移
売上高
54.7億円▲10.1%FY25
営業利益
11.7億円▲27.2%FY25
純利益
7.9億円▲24.5%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 42.8 | 31.2 | 37.0 | 43.3 | 45.8 | 49.6 | 54.7 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 4.5 | 5.9 | 9.2 | 11.7 |
| 経常利益 | 2.5 | -0.1 | 2.9 | 4.7 | 6.0 | 9.2 | 11.8 |
| 純利益 | 1.7 | -0.1 | 2.0 | 3.3 | 4.0 | 6.4 | 7.9 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 64.4 | 60.1 | 63.8 | 66.7 | 63.5 | 70.4 | 75.5 |
| 純資産 (自己資本) | 35.7 | 33.7 | 35.0 | 36.4 | 35.2 | 42.2 | 48.9 |
| 自己資本比率 (%) | 55.4 | 56.0 | 54.9 | 54.6 | 55.4 | 59.9 | 64.8 |
| 現金及び預金 | 6.8 | 6.6 | 10.0 | 11.7 | 4.5 | 2.3 | 5.1 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | ▲2.4 | 4.2 | 6.3 | 4.5 | 0.7 | 2.0 | 8.3 |
| 投資CF | ▲2.3 | ▲2.1 | ▲1.1 | ▲1.0 | ▲0.3 | ▲0.8 | ▲2.1 |
| 財務CF | 0.4 | ▲2.2 | ▲1.9 | ▲1.8 | ▲7.5 | ▲3.4 | ▲3.4 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
144.06
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
17.4%
自己資本利益率
ROA
10.5%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
191人
平均年齢
44.0歳
平均勤続
21.3年
単体 平均年収
603万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
58.00円+8
配当性向
27.8%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
44
FY21
36
FY22
40
FY23
43
FY24
50
FY25
58
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。