国
国際計測器株式会社
コクサイケイソクキカブシキガイシャ上場精密機器7722EDINET: E02335KOKUSAI CO.,LTD
決算期: 03月期
業種: 精密機器
売上高 (FY25)
132億円
28.96%営業利益 (FY25)
12.1億円
297.55%経常利益 (FY25)
14.1億円
1016.88%純利益 (FY25)
9.4億円
464.34%総資産
208億円
1.57%自己資本比率
55.7%
—ROE
8.5%
10.80%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
国際計測器株式会社は、振動計測技術をコアに回転機器のバランスを計測・修正するバランシングマシンと、電気サーボモータ式試験機を主力とする精密機器メーカーである。自動車・タイヤ・電子部品メーカーを主要顧客とし、日本・米国・韓国・中国の4極体制で製造・販売を展開する。タイヤ関連試験機の受注残高シェアは66.7%に達し、アジア圏のタイヤメーカー向け生産ラインが主要な収益源となっている。FY2025(2025年3月期)は売上高132億円(前期比+29.0%)を達成し、前期の営業損失6.1億円から営業利益12.1億円へと大幅に黒字転換した。この回復はアジアのタイヤメーカー向けバランシングマシンの大型検収増加が主因である。一方、中国売上が前期比53.1%減と急減するなど地域間のばらつきは大きく、海外売上比率70.7%・米ドル建て売上1,846万ドルを抱えることから為替リスクへの構造的な露出も続く。中期3ヶ年計画(2026年3月期〜2028年3月期)ではタイヤUBマシンの世界的拡販と電気サーボモータ式試験機の研究開発・販売体制強化を両輪に据え、EV化・自動運転化に伴う試験需要の取り込みを狙っている。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: バランシングマシンが生産高の65.4%、電気サーボモータ式試験機が17.2%を占め、受注残高131.9億円が収益の先行指標となっている。
- 2顧客: 自動車・タイヤ・電子部品メーカーが主要顧客であり、中国・東南アジアの現地タイヤメーカーや日系大手からの受注が増加している。
- 3価値提案: タイヤのバランスとユニフォーミティを同時計測できるUBマシンと、油圧比較で省エネ優位な電気サーボモータ式試験機で品質向上ニーズに応えている。
- 4地域構成: 海外売上比率70.7%で日本・韓国・米国・中国の4拠点生産によりコスト競争力と現地対応力を両立させる構造となっている。
Risks · リスク要因
- 1特定顧客・業界への高依存: タイヤ関連試験機の連結売上比率が60.0%に達しており、自動車・タイヤ業界の設備投資が冷え込むと業績が直撃を受けるリスクがある。
- 2為替変動リスク: 米ドル建て売上が1,846万ドル(28億円)と急拡大しており、円高局面では売上・利益が大幅に目減りする構造的な為替露出を抱えている。
- 3地政学・関税リスク: 海外売上70.7%のうち中国・アジア比重が高く、米国新政権の関税政策や米中対立の激化が製品製造コストと受注環境に影響を与える可能性がある。
- 4中国事業の急速な縮小: FY2025の中国セグメント売上が前期比53.1%減の4.7億円と急落しており、現地メーカーとの競合激化が収益回復の重大な障害となるリスクがある。
Strengths · 強み
- 1タイヤUBマシンの独自技術: バランスとユニフォーミティの2試験を1台で実施できる複合機はグローバル市場で差別化要因となっており受注残高の66.7%をタイヤ関連が占めている。
- 24極生産体制による競争力: 日本・米国・韓国・中国の連結子会社工場を活用しコストダウンと現地納入対応を実現することで、価格競争の激しいアジア市場でも受注を維持している。
- 3電気サーボモータ式試験機の環境優位性: 従来の油圧システムより省エネ・低メンテナンスでCO2削減ニーズに合致し、EV化・自動運転化で高まる試験需要を先取りしている。
- 450億円超の手元流動性: 現金及び現金同等物50.9億円を保有し、自己資本比率も高水準で長納期製品の製造に必要な運転資金を安定調達できる財務基盤がある。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1中期3ヶ年計画(2026〜2028年3月期)の実行: 売上高・売上高経常利益率・ROEの同時向上を目標とし、タイヤUBマシンの世界的拡販と電気サーボモータ式試験機の拡販を2本柱に据える。
- 2海外生産・販売体制の強化: 日本・米国・韓国・中国の各子会社工場の生産スペース拡充とエンジニア育成を継続し、世界シェア拡大とコストダウンを同時に追求する。
- 3EV・自動運転向け新製品開発: 動電型3軸同時振動試験機など次世代試験機の研究開発を推進し、EVモーターや車載コンピューターユニットの信頼性評価市場を開拓する。
- 4タイヤ性能試験機のラインアップ拡充: タイヤ摩耗試験機・フラットロードタイヤ総合試験装置など研究開発用試験機を拡充し、既存顧客への深耕と新規顧客獲得を目指す。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025は売上高132億円(+29.0%)で黒字転換: 前期の営業損失6.1億円から営業利益12.1億円、純利益9.4億円に回復し、ROE8.5%を達成した。
韓国セグメントが牽引: 韓国大手自動車関連メーカー向けバランシングマシン等が好調で、売上高19.2億円(+41.8%)、経常利益3.7億円(+74.1%)と全社利益の約27%を稼いだ。
中国セグメントが大幅縮小: 中国タイヤメーカー向け検収減少により売上高4.7億円(前期比53.1%減)と激減し、現地競合との価格競争が激化していることが改めて浮き彫りになった。
受注残高が131.9億円(+6.8%)に拡大: 電気サーボモータ式試験機の受注残が+16.9%増と成長し、材料試験機も+690.2%増と急拡大しており、次期以降の売上基盤が積み上がっている。
02
業績推移
売上高
132億円▲29.0%FY25
営業利益
12.1億円▲297.6%FY25
純利益
9.4億円▲464.3%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 105 | 129 | 115 | 111 | 100 | 102 | 132 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 4.5 | -0.4 | -6.1 | 12.1 |
| 経常利益 | 7.3 | 20.4 | 5.7 | 7.2 | 1.9 | -1.5 | 14.1 |
| 純利益 | 3.4 | 15.3 | 1.8 | 4.8 | -0.7 | -2.6 | 9.4 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 169 | 182 | 187 | 174 | 204 | 205 | 208 |
| 純資産 (自己資本) | 102 | 112 | 111 | 113 | 113 | 110 | 116 |
| 自己資本比率 (%) | 60.5 | 61.1 | 59.5 | 65.0 | 55.1 | 53.7 | 55.7 |
| 現金及び預金 | 23.1 | 33.5 | 35.7 | 33.3 | 51.9 | 52.3 | 50.9 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 5.4 | 25.3 | 0.2 | ▲1.2 | ▲4.7 | 13.4 | 10.3 |
| 投資CF | ▲0.7 | ▲4.8 | ▲5.0 | 2.3 | 1.3 | ▲5.2 | ▲3.2 |
| 財務CF | ▲3.2 | ▲9.5 | 6.9 | ▲5.1 | 20.3 | ▲10.5 | ▲9.8 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
69.08
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
8.5%
自己資本利益率
ROA
4.5%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比
America0.0兆10.5%
China0.0兆1.3%
InternationalMeasurementCo0.0兆75.0%
Korea0.0兆8.8%
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.0兆2.6%
ToshinIndustryCo0.0兆1.8%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
153人
平均年齢
48.7歳
平均勤続
18.5年
単体 平均年収
681万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
40.00円+10
配当性向
51.4%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
50
FY21
40
FY22
30
FY23
30
FY24
30
FY25
40
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。