株
株式会社インターアクション
カブシキガイシャインターアクション上場精密機器7725EDINET: E02336INTER ACTION Corporation
決算期: 05月期
業種: 精密機器
売上高 (FY25)
66.7億円
14.00%営業利益 (FY25)
14.2億円
10.08%経常利益 (FY25)
13.9億円
15.38%純利益 (FY25)
9.8億円
13.59%総資産
137億円
0.07%自己資本比率
86.2%
—ROE
8.6%
2.10%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社インターアクションは、IoT関連事業(イメージセンサ検査用光源装置・瞳モジュール)、インダストリー4.0推進事業(精密除振装置・歯車試験機・AI画像処理装置)、環境エネルギー事業(乾燥脱臭装置・排ガス処理装置)の3セグメントで構成される小型精密機器メーカーである。従業員130名の少数精鋭・半ファブレス体制により高い営業利益率(約21%)を維持しているが、売上高の約6割をイメージセンサ検査装置が占めるため、半導体メーカーの設備投資サイクルに業績が強く連動する構造的課題を抱える。FY2025は国内顧客向け光源装置の下期失速により売上高が67億円と前期比14%減少し、ピーク時(FY2019: 80億円)を依然下回る水準が続いている。一方、精密除振装置は前期比14%増の21億円と堅調で、インダストリー4.0推進事業のセグメント利益は約16.6倍に急拡大した。2026-2030年の新中期経営計画では、マーケティング強化・パートナーシップ構築・事業ポートフォリオの強靭化を柱に据え、特定市場依存からの脱却と安定成長の実現を目指している。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: IoT関連事業(売上57%)が主軸で、精密除振装置等のインダストリー4.0推進事業(31%)が第2の柱となっている。
- 2顧客: 日韓中心の十数社のイメージセンサメーカーおよびフラットパネル・有機ELディスプレイメーカーを主要顧客とする。
- 3価値提案: 半ファブレス・少数精鋭体制でカスタマイズ製品と迅速サポートを組み合わせたトータルサービスを提供する。
- 4コスト構造: 固定費を抑えた半ファブレス生産と人材派遣活用により、需要変動に対しコスト構造を柔軟に調整できる体制を持つ。
Risks · リスク要因
- 1イメージセンサ設備投資への集中依存: 売上の約6割がスマートフォン向けイメージセンサ検査装置であり、FY2025下期のように顧客投資抑制で売上が急減するリスクが大きい。
- 2小規模組織・キーパーソン依存: 従業員130名の小組織で専門技術者の離職や採用難が業務遂行・技術開発に直接影響するリスクがある。
- 3地政学リスクと米国関税政策: 主要顧客が日韓メーカーであり、米国発の通商規制や輸出入規制強化が製品・部品の流通に支障をきたすおそれがある。
- 4新規事業創出の不確実性: AI画像処理・振動ソリューション等は市場形成途上であり、開発遅延や顧客獲得難が中期計画達成を阻害するリスクを持つ。
Strengths · 強み
- 1イメージセンサ検査装置の高い技術障壁: 顧客ごとのカスタマイズ対応と長年の技術蓄積により、数社しか存在しない寡占市場でシェアを維持している。
- 2高収益な半ファブレス構造: 大型工場を持たず営業利益率約21%(FY2025)を確保し、需要減時でも固定費を機動的に削減できる。
- 3精密除振装置のニッチ独占: 競合がほぼ存在しない精密除振・環境エネルギー分野で安定受注を積み重ね、FY2025のセグメント利益は約16.6倍に急拡大した。
- 4潤沢なキャッシュ基盤: 現金同等物が期末に90億円超に達し、5,000百万円のコミットメントラインも保有し財務安定性が高い。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1新中期経営計画(2026-2030)始動: 戦略目標とオペレーション目標を分離し、企画・マーケティング機能を抜本強化してベース売上高と営業利益CAGRの向上を目指す。
- 2パートナーシップ戦略の推進: 外部企業との戦略的提携を通じ顧客基盤を拡大し、イメージセンサ市場一極依存から脱却した強靭な事業ポートフォリオを構築する。
- 3ロボティクス・センシング向け次世代製品の開発: ToFセンサやLiDARセンサ対応の検査装置開発を強化し、自動運転・車載用途など中長期成長市場を取り込む。
- 4データソリューション事業への展開: 装置販売に留まらず測定・収集・分析データを活用したサービス提供を目指し、継続収益(ベース売上高)比率の向上を図る。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高は67億円(前期比-14.0%): IoT関連事業が38億円(-21.8%)と下期に失速し、全社業績を大きく押し下げた主因となった。
インダストリー4.0推進事業が急回復: 精密除振装置が牽引し売上21億円(+14.2%)、セグメント利益は2.65億円と前期の約16.6倍に拡大した。
環境エネルギー事業を売却: 子会社・株式会社エア・ガシズ・テクノスの全株式を2025年7月2日に譲渡完了し、FY2026よりセグメントを廃止する方針である。
期末現金が90億円超に増加: 営業CFは堅調で現金同等物が前期末比27.6億円増の90億円超となり、新中期計画の投資余力が高まっている。
02
業績推移
売上高
66.7億円▼14.0%FY25
営業利益
14.2億円▼10.1%FY25
純利益
9.8億円▼13.6%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 79.9 | 70.8 | 66.3 | 60.2 | 68.6 | 77.5 | 66.7 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 11.3 | 14.5 | 15.8 | 14.2 |
| 経常利益 | 19.4 | 15.5 | 17.5 | 12.0 | 15.0 | 16.4 | 13.9 |
| 純利益 | 13.9 | 10.1 | 11.6 | 7.6 | 9.8 | 11.3 | 9.8 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 104 | 100 | 116 | 115 | 126 | 136 | 137 |
| 純資産 (自己資本) | 73.1 | 78.7 | 90.4 | 93.4 | 101 | 110 | 118 |
| 自己資本比率 (%) | 70.3 | 78.7 | 78.1 | 81.0 | 80.3 | 80.9 | 86.2 |
| 現金及び預金 | 47.7 | 48.7 | 72.1 | 67.4 | 68.5 | 63.1 | 90.7 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 9.4 | 11.6 | 23.7 | 4.2 | 4.4 | 0.1 | 35.6 |
| 投資CF | ▲1.4 | ▲2.8 | ▲0.9 | ▲1.3 | ▲1.4 | ▲1.5 | ▲2.9 |
| 財務CF | 17.5 | ▲7.6 | 0.3 | ▲8.3 | ▲2.4 | ▲4.7 | ▲4.2 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
89.45
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
8.6%
自己資本利益率
ROA
7.2%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
EnvironmentalEnergyBusiness0.0兆11.7%0.00兆5.5%
Industry40PropulsionBusiness0.0兆30.9%0.00兆12.9%
InternetOfThingsRelatedBusiness0.0兆57.4%0.00兆50.8%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
56人
平均年齢
42.2歳
平均勤続
7.5年
単体 平均年収
739万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
53.00円+8
配当性向
59.5%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
18
FY21
20
FY22
20
FY23
25
FY24
45
FY25
53
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。