黒
黒田精工株式会社
クロダセイコウカブシキガイシャ上場機械7726EDINET: E02269KURODA PRECISION INDUSTRIES LTD.
決算期: 03月期
業種: 機械
売上高 (FY25)
173億円
6.59%営業利益 (FY25)
3.1億円
46.48%経常利益 (FY25)
4.2億円
50.41%純利益 (FY25)
1.7億円
65.26%総資産
262億円
1.06%自己資本比率
44.3%
—ROE
1.5%
3.00%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
黒田精工は「精密のクロダ」を標榜する精密機械メーカーで、駆動システム(ボールねじ等の直動製品)・金型システム(モーターコア金型・量産コア)・機工・計測システムの3事業を柱とする。売上規模はFY2023の227億円をピークに2期連続で減収となり、FY2025は173億円・営業利益3億円(営業利益率1.8%)と中期経営計画「Vision 2025」が掲げる営業利益率4%超の目標を大きく下回る状況にある。主因はEVシフト減速による車載用モーターコア需要の落ち込みと、半導体・液晶関連装置向けボールねじの回復遅延、さらにドイツ子会社の継続的赤字である。一方で受注高は前期比5.6%増の182億円と底打ちの兆しがあり、金型システムの受注残高は前期比36.3%増の約33億円に積み上がっている。中長期では電動車向けモーターコアの需要拡大と半導体装置市場の回復を成長ドライバーに位置づけ、設備投資(FY2025は約17億円)を継続して生産能力増強を図る戦略を推進している。PBR1倍割れが続く株価水準の改善もIR強化とともに重要課題に掲げている。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 駆動システム37%・金型システム44%・機工計測システム19%の3事業で売上173億円を構成している。
- 2顧客: 半導体装置メーカー・自動車OEMサプライヤー・工作機械メーカー等の産業機械分野に特化した法人顧客が中心である。
- 3価値提案: 高精度ボールねじや高効率モーターコア金型など「ニッチ・トップ」精密技術で顧客の生産性向上に貢献している。
- 4地域構成: 国内を主軸に韓国・中国・マレーシア・独・英・米に拠点を持ち、海外子会社経由で売上の一定比率を稼いでいる。
Risks · リスク要因
- 1特定市場集中リスク: 半導体装置・自動車の2市場への依存が高く、EVシフト減速や半導体サイクル悪化で業績が大幅に振れやすい構造である。
- 2関税・貿易規制リスク: 米国追加関税や中国レアアース輸出規制等の貿易ルール変更が、コストおよびサプライチェーンに直接影響を与える可能性がある。
- 3財務制限条項リスク: コミットライン契約に純資産維持条項があり、業績悪化が続いた場合に借入金の即時返済を求められるリスクが存在している。
- 4海外子会社リスク: ドイツ子会社が複数期にわたり赤字継続中であり、追加損失計上や関係会社株式評価損が業績を下押しする可能性がある。
Strengths · 強み
- 1モーターコア金型特化: 高効率EVモーター向けモーターコア量産技術でスペシャリストポジションを確立し、家電・車載両市場をカバーしている。
- 2精密ボールねじの実績: 半導体・液晶製造装置向け研削ボールねじで高付加価値品を供給し、装置メーカーからの技術評価が高い。
- 33事業の相互補完: 駆動・金型・計測の3事業が異なる景気サイクルを持ち、単一セグメント依存よりもリスク分散が効く構造である。
- 4グローバル7拠点体制: 韓国・中国・マレーシア・独・英・米の6カ国に製造・販売拠点を持ち、顧客の海外移転に追随できる体制を有している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1金型システム増産投資: 電動車向けモーターコア需要拡大に対応し、FY2025に約17億円の設備投資を実施して生産能力増強を継続している。
- 2半導体以外の顧客基盤整備: 駆動システムで半導体市況の谷でも収益を確保できるよう、一般産業・家電等への市場多様化を優先課題とする。
- 3中国OEM受注開拓: 台頭する中国自動車OEMへの対応として、中国子会社での試作体制整備とリードタイム短縮を2025年度内に進める方針である。
- 42050年カーボンニュートラル: 2030年CO2排出量40%削減を中間目標に、太陽光設置・再エネ切替・J-クレジット活用のロードマップを実行する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績悪化: 売上173億円(前期比-6.6%)・営業利益3億円(同-46.6%)・純利益2億円(同-65.4%)と3期連続の利益減少となった。
EVシフト減速の直撃: 主要顧客EUROTRANCIATURA MEXICOへの販売が前期35億円から16億円へ約54%急減し、金型システム全体の売上を押し下げた。
受注残高は積み上がり: FY2025末の受注残高は56億円(前期比+20.4%)に増加し、特に金型システム残高は33億円と前期比36.3%増となっている。
財務健全性は維持: 営業CFは12億円と前期4億円から改善し、総資産261億円・自己資本比率は約44%と財務基盤は引き続き維持されている。
02
業績推移
売上高
173億円▼6.6%FY25
営業利益
3.1億円▼46.5%FY25
純利益
1.7億円▼65.3%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 178 | 151 | 133 | 180 | 227 | 185 | 173 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 13.3 | 12.8 | 5.8 | 3.1 |
| 経常利益 | 12.3 | 2.8 | 3.6 | 14.4 | 15.3 | 8.5 | 4.2 |
| 純利益 | 8.7 | 1.3 | 1.3 | 5.6 | 9.1 | 5.0 | 1.7 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 199 | 188 | 197 | 220 | 254 | 259 | 262 |
| 純資産 (自己資本) | 90.4 | 88.2 | 93.1 | 98.1 | 107 | 117 | 116 |
| 自己資本比率 (%) | 45.4 | 46.8 | 47.3 | 44.5 | 42.2 | 45.2 | 44.3 |
| 現金及び預金 | 26.2 | 22.1 | 21.4 | 28.5 | 39.6 | 32.3 | 32.9 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 14.2 | 4.4 | 5.3 | 21.5 | 13.5 | 4.3 | 12.3 |
| 投資CF | ▲9.2 | ▲11.3 | ▲8.9 | ▲7.2 | ▲14.3 | ▲13.1 | ▲16.4 |
| 財務CF | ▲3.8 | 2.7 | 3.1 | ▲7.5 | 11.5 | 2.1 | 4.7 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
30.23
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
1.5%
自己資本利益率
ROA
0.7%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
Machine0.0兆19.4%▲0.00兆-3.1%
MotionControlsSystems0.0兆36.8%▲0.00兆-2.0%
Press0.0兆43.8%0.00兆7.7%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
434人
平均年齢
42.5歳
平均勤続
16.3年
単体 平均年収
590万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
20.00円-15
配当性向
27.1%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
15
FY21
10
FY22
25
FY23
40
FY24
35
FY25
20
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。