株
株式会社オーバル
カブシキガイシャオーバル上場精密機器7727EDINET: E02270OVAL Corporation
決算期: 03月期
業種: 精密機器
売上高 (FY25)
150億円
4.89%営業利益 (FY25)
14.2億円
3.59%経常利益 (FY25)
14.4億円
8.20%純利益 (FY25)
10.3億円
6.53%総資産
245億円
4.45%自己資本比率
66.6%
—ROE
6.7%
1.00%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社オーバルは「確かな計測技術で豊かな社会に貢献する」を理念に掲げる流体計測専業メーカーで、センサ・システム・サービスの3部門体制で事業を展開している。コリオリ流量計や超音波流量計などを中心に国内化学・石油・半導体業界から海外アジア市場まで幅広く供給し、FY2025売上高は150億円(前期比+4.9%)と7期連続成長を維持した。一方、売上原価率が0.7ポイント悪化し人件費・原材料費高騰が収益を圧迫、営業利益は1,422百万円(前期比-3.6%)、ROEも6.7%と目標の10%に届かない状況が続く。中長期経営ビジョン「アジアNo.1のセンシング・ソリューション・カンパニーへ」のもと、現在はPHASE2「Imagination2028」を推進中であり、水素・アンモニア計測用流量計の拡販、水素専用校正設備「OVAL H2 Lab」の2026年3月期稼働、システム部門の大型案件受注拡大などを成長ドライバーと位置づけている。株主還元面では3カ年平均で総還元性向70%以上・DOE2.7%以上を目標に掲げ、資本効率改善にも取り組んでいる。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: センサ部門63%・システム部門17%・サービス部門20%の3部門構成で、計150億円の売上を形成している。
- 2顧客: 国内の化学・石油・半導体業界と、中国・韓国・台湾・ASEANを重点地域とする海外産業顧客に供給している。
- 3価値提案: 流量計製造から校正・メンテナンスまでワンストップで提供し、水素・アンモニア等の脱炭素対応計測にも対応している。
- 4コスト構造: 売上原価率59.2%・販管費比率31.3%で、人件費・原材料費上昇が利益を圧迫する構造となっている。
Risks · リスク要因
- 1景気・設備投資変動リスク: 半導体関連向け受注が前期比-18.4%と急減した実績があり、特定業界の設備投資サイクルに業績が大きく左右される。
- 2為替・地政学リスク: 中国・韓国向け電池関連業界の低迷に加え、米中貿易摩擦や関税政策変更が海外売上および原価に影響する可能性がある。
- 3コスト上昇リスク: 人件費・原材料費の高騰により売上原価率が悪化傾向にあり、ROE目標10%達成に必要な利益率改善が遅延するリスクがある。
- 4新製品開発・公的規制リスク: 計量法に基づく型式承認の遅延や取得失効、および技術変化への対応遅れが競争力低下につながる可能性がある。
Strengths · 強み
- 1流体計測の専業性: コリオリ・超音波・電磁など多方式の流量計を自社開発し、Anton Paar社とのライセンス契約など知財を収益化している。
- 2サービス部門の安定成長: 校正・メンテナンス事業が売上2,980百万円(前期比+11%)と拡大し、景気変動耐性の高いストック収益基盤となっている。
- 3水素・脱炭素計測の先行投資: 水素専用校正設備「OVAL H2 Lab」を2026年3月期中に稼働予定で、脱炭素サプライチェーン向け計測市場を先取りしている。
- 4アジア多拠点体制: 中国・韓国・台湾・シンガポール等に子会社・代理店網を持ち、東アジアおよびASEAN市場での受注拡大を図っている。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1PHASE2「Imagination2028」推進: 2032年3月期に売上高200億円・経常利益29.5億円・ROE10%以上を目標に掲げ、成長期として基盤活用を加速させる。
- 2水素・アンモニア計測の拡大: 水素専用校正設備「OVAL H2 Lab」を2026年3月期中に稼働させ、脱炭素関連製品の売上を2021年3月期比100%増以上に伸ばす。
- 3アジア市場の強化: 中国子会社への設備投資で生産品目を拡充し、東アジア・ASEAN地域での販売チャネル強化とグループ一体受注拡大を図る。
- 4株主還元・資本効率改善: 3カ年平均で総還元性向70%以上・DOE2.7%以上を目標とし、機動的な自己株式取得でPBR改善とROE向上を同時に推進する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高150億円(前期比+4.9%): システム部門が+49.5%と急拡大し、産業技術総合研究所や食品業界向け大口案件が寄与した。
営業利益は1,422百万円(前期比-3.6%)に減少: 人件費・原材料費高騰で売上原価率が0.7ポイント悪化し、売上増を吸収しきれなかった。
センサ部門受注が前期比-18.4%に急減: 半導体関連業界向けの前倒し受注反動が継続し、中国・韓国の電池関連業界向けも低調に推移した。
営業CFが1,987百万円に倍増: 棚卸資産圧縮386百万円が貢献し、有形固定資産取得715百万円を含む設備投資を実施しながら現金は649百万円増加した。
02
業績推移
売上高
150億円▲4.9%FY25
営業利益
14.2億円▼3.6%FY25
純利益
10.3億円▼6.5%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 117 | 119 | 103 | 111 | 133 | 143 | 150 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 2.8 | 11.1 | 14.8 | 14.2 |
| 経常利益 | 5.0 | 5.6 | 0.4 | 4.7 | 12.3 | 15.7 | 14.4 |
| 純利益 | 4.7 | 2.8 | 0.3 | 2.9 | 6.5 | 11.0 | 10.3 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 207 | 209 | 221 | 217 | 224 | 235 | 245 |
| 純資産 (自己資本) | 132 | 132 | 131 | 135 | 143 | 154 | 163 |
| 自己資本比率 (%) | 63.6 | 62.9 | 59.1 | 62.3 | 63.9 | 65.5 | 66.6 |
| 現金及び預金 | 26.2 | 23.6 | 34.8 | 31.9 | 29.6 | 32.0 | 38.5 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 7.1 | 7.5 | 8.2 | 12.3 | 6.2 | 10.0 | 19.9 |
| 投資CF | 0.1 | ▲14.4 | ▲9.8 | ▲1.1 | ▲3.8 | ▲1.7 | ▲8.5 |
| 財務CF | ▲5.4 | 4.4 | 12.7 | ▲15.3 | ▲5.8 | ▲6.8 | ▲6.1 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
45.96
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
6.7%
自己資本利益率
ROA
4.2%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
403人
平均年齢
43.3歳
平均勤続
16.9年
単体 平均年収
671万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
23.00円+2
配当性向
36.9%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
11
FY21
9
FY22
9
FY23
13
FY24
21
FY25
23
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。