株
株式会社シード
カブシキガイシャシード上場精密機器7743EDINET: E02414SEED CO.,LTD.
決算期: 03月期
業種: 精密機器
売上高 (FY25)
332億円
2.58%営業利益 (FY25)
15.6億円
23.80%経常利益 (FY25)
13.3億円
35.26%純利益 (FY25)
10.9億円
44.40%総資産
518億円
4.41%自己資本比率
35.5%
—ROE
6.2%
7.20%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社シードは、コンタクトレンズとケア用品を主力とする「眼の専門総合メーカー」であり、国産の「シード1dayPureシリーズ」を中心に国内外市場へ製品を供給している。FY2025(2025年3月期)の売上高は332億円(前期比+2.6%)と堅調に拡大しているものの、鴻巣研究所における設備増設に伴う一時的な生産混乱と新設備の立ち上がり遅延が重なり、営業利益は16億円(前期比-23.8%)、純利益は11億円(前期比-44.4%)と大幅な減益となった。 中期経営計画(2024年4月〜2027年3月)のもとで生産能力の抜本的引き上げを最優先課題と位置づけ、月間最大生産枚数を2025年3月期末の6,500万枚から4号棟完成後には最大8,900万枚へ段階的に拡大する計画を進めている。長期間続いた乱視用コンタクトレンズの納期遅延は2025年5月に解消し、需要回帰と新規顧客獲得を狙う攻勢局面に入った。スマートコンタクトレンズの研究開発、英国Scotlens Holdings Limitedの買収によるオルソケラトロジー領域の強化、ベトナム・マレーシアの現地法人連結化など、次の成長ドライバーへの投資も着実に積み上がっている。一方で設備投資と研究開発費の高水準が当面の利益率を圧迫するため、生産効率改善のタイムラグが投資家の注目点となっている。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: コンタクトレンズとケア用品が売上高332億円の大半を占め、眼内レンズ等のその他事業が補完する。
- 2顧客: 国内の眼科・販売店チャネルと海外子会社・輸出ルートを通じて個人消費者と医療機関に販売する。
- 3価値提案: 国産製造の品質と乱視用・遠近両用等スペシャリティレンズの品揃えで付加価値を訴求する。
- 4コスト構造: 鴻巣研究所の大型設備投資と研究開発費が固定費を押し上げ、生産数量増加が収益改善の鍵となる。
Risks · リスク要因
- 1生産集中リスク: 製造拠点が鴻巣研究所に集中しており、大規模災害や機械トラブルが売上に直結する脆弱性がある。
- 2為替・原材料コスト: 円安による輸入原材料・輸入商品の価格上昇がFY2025も原価率を押し上げ、利益を圧迫した。
- 3薬機法・海外規制リスク: 国内外の医療機器許認可が取り消された場合、対象製品の販売停止・回収が発生する可能性がある。
- 4需要・競合リスク: 国内人口減少と大手外資系メーカーとの競合激化により、特定顧客への取引集中が業績変動を増幅させる。
Strengths · 強み
- 1国産一貫生産体制: 鴻巣研究所に生産を集約し、月間最大6,500万枚の供給能力と高い品質管理を両立している。
- 2スペシャリティレンズの品揃え: 乱視用・遠近両用・オルソケラトロジーなど高付加価値品が市場平均を上回る伸長を示している。
- 3スマートコンタクトレンズ開発: 大規模集積回路を搭載するプラットフォーム技術を確立し、次世代市場の先行者利益を狙う。
- 4海外拡張の足場: 英国・マレーシア・ベトナム等の子会社網と2025年4月取得のScotlens社で多拠点展開を加速している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1生産能力の段階的拡張: 4号棟第一期(2026年3月生産開始)で月産7,900万枚、第二期完了後に8,900万枚を目指す。
- 2スペシャリティレンズ拡販: 納期正常化を契機に乱視用・遠近両用の顧客回帰を図り、シリコーンハイドロゲル新商品も上市する。
- 3海外売上拡大: 英国Scotlens社・ベトナム・マレーシア法人の連結化で2026年3月期から海外貢献を本格化させる。
- 4次世代技術投資: スマートコンタクトレンズのプラットフォーム化と薬剤融合レンズの治験を継続し、非コモディティ領域を開拓する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高332億円(+2.6%)ながら、機械トラブルと生産効率低下で営業利益16億円(-23.8%)と大幅減益となった。
納期遅延の解消: 約2年続いた乱視用コンタクトレンズの遅延が2025年5月28日に解消し、受注回復局面に入った。
英国Scotlens社買収: 2025年4月にScotlens Holdings Limitedを100%取得し、オルソケラトロジー・スクレラルレンズ領域を強化した。
4号棟着工: 2024年11月に4号棟へ着工し、2026年1月竣工・2026年3月生産開始で月産1,400万枚の増産を計画している。
02
業績推移
売上高
332億円▲2.6%FY25
営業利益
15.6億円▼23.8%FY25
純利益
10.9億円▼44.4%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 295 | 318 | 286 | 288 | 306 | 324 | 332 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 11.8 | 6.3 | 20.5 | 15.6 |
| 経常利益 | 18.4 | 16.9 | 12.1 | 11.4 | 5.5 | 20.6 | 13.3 |
| 純利益 | 9.6 | 2.5 | 11.3 | 11.5 | -3.2 | 19.6 | 10.9 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 402 | 416 | 413 | 418 | 400 | 496 | 518 |
| 純資産 (自己資本) | 110 | 108 | 117 | 125 | 121 | 177 | 184 |
| 自己資本比率 (%) | 27.4 | 25.9 | 28.2 | 30.0 | 30.4 | 35.6 | 35.5 |
| 現金及び預金 | 26.3 | 36.4 | 39.6 | 38.8 | 49.4 | 98.5 | 70.8 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | ▲1.7 | 39.0 | 36.9 | 32.7 | 33.5 | 60.2 | 29.8 |
| 投資CF | ▲18.9 | ▲26.5 | ▲16.6 | ▲8.8 | ▲4.4 | ▲37.6 | ▲45.7 |
| 財務CF | 29.6 | ▲2.7 | ▲17.3 | ▲24.2 | ▲18.2 | 26.4 | ▲11.3 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
36.10
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
6.2%
自己資本利益率
ROA
2.1%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
ContactlenscareSolution0.0兆99.6%0.00兆9.7%
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.0兆0.4%▲0.00兆-7.1%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
746人
平均年齢
36.4歳
平均勤続
12.6年
単体 平均年収
580万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
15.00円
配当性向
40.0%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
12
FY21
12
FY22
12
FY23
12
FY24
15
FY25
15
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。