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岡本硝子株式会社

オカモトガラスカブシキガイシャ上場精密機器7746EDINET: E01221
OKAMOTO GLASS CO., LTD.
決算期: 03月期
業種: 精密機器
売上高 (FY25)
46.9億円
2.27%
営業利益 (FY25)
1.3億円
103.23%
経常利益 (FY25)
0.9億円
41.78%
純利益 (FY25)
0.9億円
12.75%
総資産
86.8億円
8.66%
自己資本比率
20.8%
ROE
5.1%
0.90%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

岡本硝子は千葉・新潟に生産拠点を持ち、硝材開発・精密成型・薄膜蒸着の3コア技術を軸に特殊ガラス製品を製造・販売する中小精密部品メーカーである。売上高の43%を占める光学事業(プロジェクター用反射鏡・フライアイレンズ)が基盤だが、プロジェクター需要の世界的低迷と固体光源化への移行により主力市場は縮小局面にある。一方、データセンター建設加速に伴い光アイソレータ向けガラス偏光子の需要が急増しており、生産能力倍増投資を実施中である。中期経営計画「GROWTH25」では事業ポートフォリオ革新を進め、2026〜2028年の次期計画「GROWTH28」で連結営業利益率10%を目標に掲げている。FY2025は売上高が前期比2.3%増の47億円と微増に留まったが、経常利益は42.1%減の85百万円と大幅減益となり、設備投資拡大(750百万円)に伴う財務負担も増加している。セイコーエプソングループへの販売依存度が25%超と高く、顧客集中リスクが依然として残る構造的課題を抱える。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: 光学事業43%・機能性薄膜ガラス事業29%・その他28%の4セグメントで売上高47億円を構成する。
  • 2顧客: セイコーエプソングループ25.1%・Signify Electronicsグループ5.6%など特定顧客依存度が高い販売構造である。
  • 3価値提案: 硝材開発・精密成型・薄膜蒸着の3技術を組み合わせ、大手が手掛けない小型精密ガラス部品を機動的に供給する。
  • 4コスト構造: 千葉・新潟の2拠点集中生産でコスト効率を追求し、減価償却費は年間3億円超を計上する資本集約型である。
Risks · リスク要因
  • 1セイコーエプソングループへの売上依存度が25.1%に達しており、同社の調達方針変更や採用落選が業績に直接的な打撃を与えるリスクがある。
  • 2光学事業(売上の43%)はプロジェクター固体光源化とフラットパネル価格下落による市場縮小が続き、構造的な需要減退リスクを抱える。
  • 3有形固定資産取得750百万円と借入金増加により財務レバレッジが拡大し、財務制限条項への抵触リスクと金利上昇耐性の低下が懸念される。
  • 4千葉・新潟の2拠点集中生産のため、大規模自然災害(首都直下・中越地震等)発生時に全社生産が停止するBCPリスクが高い。
Strengths · 強み
  • 1ガラス偏光子特許を日本・中国・米国で保有し、データセンター向け光アイソレータ市場でほぼ唯一の国産供給者として高い参入障壁を持つ。
  • 2G-injection技術による3D超精密ガラス成型や高耐久銀ミラー「Hi-Silver」など独自技術が多数あり、競合他社との差別化基盤となっている。
  • 3プロジェクター用反射鏡でサプライヤー数が減少傾向にある中、市場シェアが高まり前期比販売数量19.3%増を実現した実績がある。
  • 4台湾・中国の販売拠点と国内特許の海外展開により、海外顧客との取引を維持し総販売の相当部分を輸出で稼ぐグローバル営業網を持つ。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1中期計画「GROWTH25」でポートフォリオ革新を実施し、2026〜2028年の「GROWTH28」で連結売上高営業利益率10%達成を目指す。
  • 22025年4月稼働の新型ガラス製造ラインでフライアイレンズの小型化・高精細化を推進し、固体光源化需要を着実に取り込む計画である。
  • 3光アイソレータ向けガラス偏光子の生産能力を2倍に増強する製造装置を既に発注済みで、データセンター需要急増への対応を加速する。
  • 4放熱基板(高放熱セラミックス)をEV・データセンター向けに2026年3月期より量産出荷開始予定とし、株式会社U-MAPとの協業でユーザー開拓を進める。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高は47億円(前期比+2.3%)と微増だが、経常利益は85百万円(前期比42.1%減)と大幅減益となり収益性が悪化した。
データセンター投資拡大を受けガラス偏光子売上が急増し、機能性薄膜・ガラス事業のセグメント利益は前期比76.4%増の93百万円に拡大した。
設備投資額は750百万円(前期566百万円)に増加し、反射鏡・フライアイレンズ用ガラス溶融炉の更新を実施、固定資産が624百万円増加した。
2024年9月に資本金1,495百万円・資本準備金734百万円を減少し繰越損失を補填、資本金を1,000百万円に圧縮する財務リストラを実施した。
02

業績推移

売上高
46.9億円2.3%FY25
020406080FY20FY22FY24
営業利益
1.3億円103.2%FY25
00.61.31.92.5FY20FY22FY24
純利益
0.9億円12.7%FY25
00.61.31.92.5FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.01.32.53.85.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
02.557.510FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高60.854.944.150.748.945.846.9
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益2.31.30.61.3
経常利益2.7-1.9-6.81.61.51.50.9
純利益1.9-1.9-8.6-0.92.11.00.9
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産75.774.880.376.775.979.986.8
純資産 (自己資本)23.420.912.912.915.316.918.0
自己資本比率 (%)30.928.016.116.820.221.220.8
現金及び預金7.210.823.216.615.316.618.0
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF4.05.7▲0.13.74.23.43.7
投資CF▲6.3▲4.1▲1.3▲7.1▲2.6▲4.7▲8.5
財務CF2.11.913.7▲3.4▲2.92.26.2
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
3.82
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
5.1%
自己資本利益率
ROA
1.0%
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

FunctionalThinFilmAndGlass0.029.2%0.00兆6.9%
Lighting0.011.2%▲0.00兆-6.1%
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.016.4%0.00兆23.5%
Optics0.043.2%0.00兆19.0%
05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
151
平均年齢
47.8
平均勤続
18.3
単体 平均年収
557万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1有限会社オー・ジー・シー4.3百万株18.62%
#2岡本興産有限会社1.0百万株4.16%
#3岡本 毅0.8百万株3.35%
#4小松 秀輝0.5百万株2.16%
#5野村證券株式会社0.3百万株1.31%
#6窪寺 敏幸0.3百万株1.16%
#7岡本 峻0.3百万株1.13%
#8楽天証券株式会社0.3百万株1.11%
#9石橋 拓郎0.2百万株1.05%
#10岡本硝子社員持株会0.2百万株0.90%
08

配当・株主還元

配当データは準備中です。

09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

関連ニュースは準備中です。