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日本精密株式会社

ニホンセイミツカブシキガイシャ上場精密機器7771EDINET: E02325
Nihon Seimitsu Co.,Ltd.
決算期: 03月期
業種: 精密機器
売上高 (FY25)
71.6億円
6.39%
営業利益 (FY25)
2.8億円
9.52%
経常利益 (FY25)
0.0億円
99.33%
純利益 (FY25)
-0.2億円
105.12%
総資産
56.4億円
2.67%
自己資本比率
26.1%
ROE
0.0%
26.60%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

日本精密株式会社はベトナム・カンボジアに製造拠点を持つ精密加工メーカーで、時計バンド・時計外装部品(売上比73.3%)、メガネフレーム(12.5%)、釣具・応用品(14.1%)の3セグメントで事業を展開する。日本の川口市に本社を置き、企画開発・営業・管理を集約しながら、ASEAN工場で金型設計からプレス・表面処理までの一貫生産を行うビジネスモデルが特徴である。FY2025(令和6年度)の連結売上高は72億円(前年比+6.4%)と経営計画目標107.7%を達成し、営業利益も2.8億円(営業利益率3.9%)と計画を62%上回った。一方で、在外子会社向け外貨建債権の為替差損計上や借入リファイナンスに伴う手数料増加が響き経常利益はほぼゼロ(272万円)、最終損益は2,000万円の純損失に転落した。財務面では有利子負債依存度52.6%と依然高水準であるが、2025年2月に三菱UFJ銀行アレンジのシンジケートローン(8行)でリファイナンスを実施し返済負担の軽減を図った。中国依存からの脱却(「NEXT CHINA」戦略)を背景に釣具部品が前年比+20%と急成長するなど、ASEAN拠点の競争優位を活かした受注拡大が続いており、FY2026は売上高70億円・営業利益1.8億円を計画目標としている。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: 時計関連73.3%・釣具応用品14.1%・メガネフレーム12.5%の3セグメントで売上高72億円を構成している。
  • 2顧客: 国内外の時計メーカー・釣具メーカー・眼鏡ブランドを主要取引先とし、一部大口依存度が高い構造である。
  • 3価値提案: ベトナム・カンボジア拠点で金型設計からプレス・研磨・表面処理まで一貫生産し、コストと品質を両立させる。
  • 4コスト構造: 売上総利益率21.0%を維持しつつ、カンボジア工場への生産移管と半自動化で製造原価の継続低減を図っている。
Risks · リスク要因
  • 1有利子負債: 総資産の52.6%を有利子負債が占め、シンジケートローンの財務制限条項に抵触すると期限の利益喪失リスクがある。
  • 2時計関連への集中: 売上の73.3%を時計関連が占め、大口取引先の戦略変更や受注減が業績全体に直撃する構造的脆弱性がある。
  • 3為替変動: FY2025に在外子会社向け外貨建債権の為替差損が経常利益を約273百万円押し下げ、最終赤字の主因となった。
  • 4米国通商政策: トランプ政権の関税政策がASEAN調達コストや取引先需要に影響し、受注減少や外注加工費上昇を招く恐れがある。
Strengths · 強み
  • 1ASEAN一貫生産: ベトナム・カンボジアに自社工場を持ち、脱中国需要を取り込める「NEXT CHINA」対応力が競合優位である。
  • 2計画達成力: FY2025の営業利益は計画170百万円に対し276百万円と162%達成し、FY2024も153%達成と高い実行力を示している。
  • 3多品種精密加工技術: 時計・メガネ・釣具と異分野に精密金属加工技術を横展開し、特定市場への過度な依存を緩和している。
  • 4固定費削減の蓄積: 令和2年度から続く人員最適化・LED化・間引き節電等の構造改革が売上総利益率21%台の維持を支えている。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1NEXT CHINA拡大: 脱中国サプライチェーン需要を取り込み、ASEAN拠点を新たな成長エンジンとして時計・釣具の新規受注を獲得する。
  • 2カンボジア工場強化: ベトナム工場からの生産ライン移管と半自動化・自動化を段階的に推進し、FY2026以降の製造原価削減を目指す。
  • 3メガネフレーム10億円回復: 主力ブランドの販促強化とYohji Yamamotoなど既存ブランド底上げで、FY2026に売上高9億円を計画する。
  • 4財務基盤強化: 売上総利益率20%以上・売上高営業利益率2.6%以上を維持し、リファイナンス後の返済負担軽減で自己資本の充実を図る。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高72億円(前年比+6.4%): 時計外装部品の受注増と円安進行が牽引し、釣具・応用品は前年比+20.0%の101億円規模に急拡大した。
経常利益ほぼゼロ・純損失200百万円: 為替差損と借入リファイナンス手数料が経常段階で約273百万円のマイナス要因となり最終赤字に転落した。
シンジケートローン締結(2025年2月): 三菱UFJ銀行アレンジの8行シンジケート団と契約し、有利子負債約30億円のリファイナンスで金融正常化を実現した。
メガネフレーム大幅減益: 商品不具合・新規モデル投入遅れ・海外売上不振でセグメント利益が前年比91.9%減の479万円に急落し、修繕費計上も重なった。
02

業績推移

売上高
71.6億円6.4%FY25
020406080FY20FY22FY24
営業利益
2.8億円9.5%FY25
00.81.52.33FY20FY22FY24
純利益
-0.2億円105.1%FY25
01234FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.01.53.04.56.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
05101520FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高74.766.947.757.469.067.371.6
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益0.81.82.52.8
経常利益-1.2-4.2-5.31.92.64.50.0
純利益-1.7-5.4-6.3-1.31.83.9-0.2
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産67.456.753.753.753.057.956.4
純資産 (自己資本)24.018.614.011.812.614.714.7
自己資本比率 (%)35.732.726.122.023.825.426.1
現金及び預金4.14.86.84.95.99.68.7
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF▲1.10.8▲3.0▲1.72.24.82.5
投資CF▲0.14.9▲0.8▲0.4▲0.3▲0.6▲1.1
財務CF▲1.5▲4.95.80.3▲0.8▲0.9▲2.1
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
自己資本利益率
ROA
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

FishingPartsAndAppliedProducts0.014.1%0.00兆12.5%
GlassesFrame0.012.5%0.00兆0.6%
Watch0.073.3%0.00兆2.6%
05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
45
平均年齢
50.0
平均勤続
13.0
単体 平均年収
595万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1株式会社ジエンコ(常任代理人 長木裕史)5.1百万株22.98%
#2株式会社キュロホールディングス(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店) 2.5百万株11.46%
#3キュキャピタルパートナーズ株式会社(常任代理人 リーディング証券株式会社) 1.1百万株5.08%
#4株式会社SBI証券0.8百万株3.44%
#5宮 里 英 助0.7百万株3.20%
#6JPモルガン証券株式会社0.5百万株2.15%
#7倉 永 芳 久0.3百万株1.45%
#8井 藤 秀 雄0.3百万株1.36%
#9三 澤 未 来0.2百万株0.77%
#10佐 々 木 憲 孝0.2百万株0.77%
08

配当・株主還元

配当データは準備中です。

09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

関連ニュースは準備中です。