大
大研医器株式会社
ダイケンイキカブシキガイシャ上場精密機器7775EDINET: E22509DAIKEN MEDICAL CO.,LTD
決算期: 03月期
業種: 精密機器
売上高 (FY25)
99.5億円
2.07%営業利益 (FY25)
15.1億円
4.78%経常利益 (FY25)
15.1億円
4.14%純利益 (FY25)
11.0億円
11.02%総資産
112億円
1.59%自己資本比率
67.2%
—ROE
15.2%
0.60%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
大研医器は「クーデック(COOPDECH)」ブランドで麻酔・手術室関連の医療機器を開発・製造・販売する専業メーカーであり、吸引器(フィットフィックス・キューインポット)と注入器(シリンジェクター・バルーンジェクター)で国内市場リーダーの地位を確立している。売上高は2019年の84億円から2025年に100億円へ着実に拡大し、営業利益率は約15%、ROEは15.2%と高い収益性を維持する。研究開発から製造・販売まで一貫体制を敷き、ISO 13485認証のもと品質管理を徹底している点が強みである。 成長ドライバーとして次世代マイクロポンプ製品「クーデックエイミーPCA」が術後疼痛緩和・無痛分娩・在宅分野へ普及を加速させており、既存事業の安定成長と新製品育成の二軸で企業価値向上を図る戦略をとる。一方、売上の約64%を吸引器関連が占める特定製品集中リスク、海外売上比率3.2%にとどまる国内依存構造、医療費抑制政策による価格下落圧力、原材料高騰・円安によるコスト増が主要課題として残る。目標とする経常利益率20%達成に向け、欧州MDR認証取得・海外拡販と生産効率化が当面の焦点となる。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 吸引器関連が売上の64.3%、注入器関連が22.3%を占め、医療機関向け消耗品・機器販売が主体である。
- 2顧客: 国内の急性期病院・手術室・在宅医療を主要ターゲットとし、卸経由で医療機関に製品を供給する。
- 3価値提案: 現場ニーズ密着の独創設計と独自特許による代替困難な製品群で、医療従事者の業務効率を高める。
- 4コスト構造: 研究開発から製造・品質管理・販売まで自社一貫体制を敷き、外部委託の最小化で利益率を確保する。
Risks · リスク要因
- 1特定製品集中リスク: 吸引器関連が売上の64.3%を占め、価格競争激化や償還価格引下げで業績が大きく左右される。
- 2医療費抑制政策リスク: 国策による償還価格の継続的低下と共同購買体制強化が、販売単価を下押しする構造的圧力となる。
- 3原材料・為替リスク: 円安進展と原油高による仕入価格上昇がコスト増を招き、利益率目標20%の達成を困難にする恐れがある。
- 4法規制・認証リスク: 欧州MDR認証取得が遅延しており、海外拡販戦略の進捗が規制対応の成否に大きく依存する状況である。
Strengths · 強み
- 1国内市場リーダー: 吸引器・注入器の2分野で圧倒的ブランド認知を持ち、FY2025吸引器売上64億円を誇る。
- 2垂直統合モデル: 開発・製造・販売の一貫体制とISO 13485認証により、高品質と迅速な製品改良サイクルを両立する。
- 3特許で守られた独創製品: 医療現場の潜在ニーズを独自技術で製品化し、知的財産権で競合参入障壁を形成する。
- 4高収益体質: FY2025営業利益率15.2%・ROE15.2%を達成し、配当60億円超を支払いながら純資産を拡大している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1経常利益率20%目標: 売上総利益率の維持向上と販管費の効率化を両輪に、売上高経常利益率20%の実現を目指す。
- 2マイクロポンプ製品の新事業化: クーデックエイミーPCAに続く後継品を早期開発・上市し、注入器の次の事業柱に育成する。
- 3欧州展開を最優先に海外拡販: MDR認証取得を急ぎ、有力パートナーと連携して海外売上比率3.2%から大幅な引上げを図る。
- 4サプライチェーン高度化: 複社購買・在庫最適化・生産効率向上により製造原価を低減し、コスト競争力を強化する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025増収増益を達成: 売上高100億円(前期比+2.1%)・純利益11億円(同+11.0%)と6期連続の増収基調を維持した。
吸引器・注入器が牽引: キューインポット(吸引器)が前期比+3.3%、クーデックエイミーPCA(注入器)が同+5.3%と好調に推移した。
財務体質が改善: 純資産は前期比+5億円増の75億円に拡大し、短期借入金を3.6億円削減して有利子負債を圧縮した。
電動ポンプ・手洗い設備が苦戦: 電動ポンプ関連が前期比-17.0%、手洗い設備関連が同-8.9%と落込み、製品ポートフォリオの偏りが顕在化した。
02
業績推移
売上高
99.5億円▲2.1%FY25
営業利益
15.1億円▲4.8%FY25
純利益
11億円▲11.0%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 84.1 | 85.2 | 78.6 | 85.4 | 91.4 | 97.5 | 99.5 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 11.5 | 10.5 | 14.4 | 15.1 |
| 経常利益 | 12.5 | 12.1 | 9.6 | 11.5 | 10.5 | 14.5 | 15.1 |
| 純利益 | 8.5 | 8.6 | 6.8 | 8.3 | 7.1 | 9.9 | 11.0 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 110 | 110 | 108 | 109 | 110 | 110 | 112 |
| 純資産 (自己資本) | 57.7 | 60.8 | 61.8 | 64.5 | 66.0 | 70.2 | 75.2 |
| 自己資本比率 (%) | 52.6 | 55.3 | 57.5 | 59.0 | 59.9 | 63.8 | 67.2 |
| 現金及び預金 | 22.2 | 23.6 | 21.7 | 25.2 | 25.2 | 27.4 | 30.0 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 8.8 | 14.4 | 6.1 | 11.3 | 9.9 | 15.6 | 11.2 |
| 投資CF | ▲2.1 | ▲1.6 | ▲3.1 | ▲2.0 | ▲2.1 | ▲1.7 | ▲1.7 |
| 財務CF | ▲8.2 | ▲11.3 | ▲4.9 | ▲5.9 | ▲7.8 | ▲11.6 | ▲7.0 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
38.21
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
15.2%
自己資本利益率
ROA
9.8%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
180人
平均年齢
43.0歳
平均勤続
13.0年
単体 平均年収
653万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
32.00円+2
配当性向
60.2%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
29
FY21
29
FY22
29
FY23
29
FY24
30
FY25
32
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。