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CYBERDYNE株式会社
サイバーダインカブシキガイシャ上場精密機器7779EDINET: E30118CYBERDYNE Inc.
決算期: 03月期
業種: 精密機器
売上高 (FY25)
43.8億円
0.69%営業利益 (FY25)
-9.3億円
54.11%経常利益 (FY25)
-8.8億円
22.96%純利益 (FY25)
-5.8億円
60.91%総資産
485億円
2.90%自己資本比率
81.5%
—ROE
0.0%
0.00%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
CYBERDYNEは、筑波大学発の研究開発型スタートアップとして、創業者・山海嘉之が発明した世界初の装着型サイボーグHAL®を基軸に、医療・介護・自立支援分野でサイバニクス技術の社会実装を推進する企業である。主収益はHAL®のレンタル・保守料であり、FY2025売上高は44億円(前期比+0.7%)と成長が一服した一方、営業損失は前期の20億円から9億円へ大幅に改善し、黒字化への道筋が見え始めた。日本・米国・欧州・APAC各地域で医療機器承認の取得・拡大を積み重ね、2024年にはFDAによる小型モデル承認と脳性麻痺など3疾患への適応拡大を取得、欧州MDR認証も獲得するなど規制面での進展が続いている。マレーシアPERKESOとの最大5年・USD約4.6Millionの大型契約締結、イタリアCoopseliosへの35台導入、ウクライナへの納品完了など地理的展開も加速している。一方、ドイツでの公的医療保険適用に向けた臨床試験準備やHAL®腰タイプの治験準備など、収益化までのリードタイムが長い案件が多く、依然として赤字事業フェーズにある点が投資上の最大の課題である。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: HAL®等のレンタル・保守料が売上44億円の大半を占め、契約期間にわたり継続収益を計上する。
- 2顧客: 医療機関・介護福祉施設・政府系機関・個人を対象に、日本・米国・欧州・APACで製品・サービスを提供する。
- 3価値提案: 脳神経由来の生体電位信号を活用するサイバニック随意制御技術で、競合に模倣困難な機能改善治療を実現する。
- 4コスト構造: 研究開発費と臨床試験費用が重く、規制当局承認と保険収載が収益化の前提となる先行投資型モデルである。
Risks · リスク要因
- 1特定製品・創業者依存: 売上の大半をHAL®1製品に依存し、かつ技術・経営の両面を代表取締役山海嘉之に依存しており、代替が困難なキーマンリスクが存在する。
- 2保険収載の不確実性: 各国の保険適用範囲・点数は当局判断に委ねられており、収載が遅延・縮小した場合に稼働台数拡大と収益化が大幅に遅れるリスクがある。
- 3継続的赤字と資金調達リスク: FY2025も営業損失9億円が続いており、臨床試験・海外展開の先行投資を賄うための継続的な資金調達が必要な財務構造である。
- 4競合激化・技術代替リスク: 国内外の大手テクノロジー企業や医療機器メーカーが装着型ロボット市場に参入しており、資本力・ブランド力で劣位に立たされる可能性がある。
Strengths · 強み
- 1独自技術の参入障壁: 生体電位信号を用いるサイバニック随意制御技術は世界で唯一であり、筑波大学との共同特許・専用実施権で防御されている。
- 2先行する規制承認: 日本・米国・EU・APAC複数国で医療機器承認を取得済みで、後発競合が同等の認証を得るには多大な時間とコストが必要である。
- 3診療報酬改定による収益性向上: 2022年度改定で点数が増点され、2023年10月にはHAM等2疾患の保険適用が開始、単価・稼働台数の両面で追い風となっている。
- 4グローバル展開の足場: マレーシア・イタリア・トルコ・ウクライナ等で大型導入実績を積み、2024年12月のPERKESO契約など政府系機関との関係構築が進んでいる。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1HAL®適応疾患の拡大: 脊髄損傷の国内承認申請協議、脳卒中追加治験の準備、HAL®腰タイプのパーキンソン病治験着手など、対象疾患の継続的拡充を推進する。
- 2小型モデルのグローバル展開: 2024年に日米欧3拠点で承認取得した小型モデルを中南米・APAC等に展開し、身長100cm台の小児患者層を新規市場として開拓する。
- 3個人向けサービスの拡充: ロボケアセンター18拠点のさらなる拡大と在宅型サービス「自宅でNeuro HALFIT®」の充実により、B2C収益基盤の確立を目指す。
- 4Cyvis®等HAL®以外の製品育成: 日常的にメディカル・ヘルスケアデータを収集・解析するCyvis®シリーズを医療機関・家庭向けに展開し、製品ポートフォリオの分散を図る。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上44億円(前期比+0.7%)と踊り場を迎えたが、営業損失は前期20億円から9億円へ約55%縮小し、損益改善が鮮明となった。
マレーシアPERKESO大型契約: 2024年12月に最大5年・USD約4.6Million(約7億円)の導入契約を締結し、東南アジア最大級のリハビリセンター向けHAL®65台を順次納入中である。
FDA・欧州MDR新規承認: 2024年5月にFDAが小型モデルと脳性麻痺など3疾患の適応拡大を承認、同年12月に欧州MDR規制下での小型モデル認証も取得した。
ウクライナ・台湾への新展開: JICA経由でウクライナ首都キーウの医療施設へ2025年3月に納品完了、台湾バイオテクノロジー開発センター等4機関と2025年3月に戦略的パートナーシップを締結した。
02
業績推移
売上高
43.8億円▲0.7%FY25
営業利益
-9.3億円▲54.1%FY25
純利益
-5.8億円▲60.9%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 17.1 | 17.9 | 18.8 | 21.5 | 32.9 | 43.5 | 43.8 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | -8.8 | -11.4 | -20.2 | -9.3 |
| 経常利益 | -5.7 | 0.9 | 4.1 | -3.9 | 0.5 | -11.4 | -8.8 |
| 純利益 | -6.3 | -1.5 | -0.6 | -5.0 | -3.0 | -14.8 | -5.8 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 457 | 478 | 481 | 495 | 502 | 500 | 485 |
| 純資産 (自己資本) | 442 | 443 | 438 | 434 | 421 | 408 | 396 |
| 自己資本比率 (%) | 96.7 | 92.6 | 91.0 | 87.8 | 83.9 | 81.5 | 81.5 |
| 現金及び預金 | 88.0 | 96.4 | 67.0 | 56.8 | 78.0 | 51.5 | 68.2 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | ▲7.8 | ▲2.1 | ▲7.8 | ▲5.6 | ▲1.4 | ▲8.5 | ▲4.3 |
| 投資CF | ▲19.2 | ▲2.4 | ▲27.9 | ▲17.9 | 21.7 | ▲20.8 | 23.2 |
| 財務CF | 6.7 | 13.0 | 6.2 | 12.5 | 0.1 | 1.6 | ▲2.2 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
—
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
—
自己資本利益率
ROA
—
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
83人
平均年齢
45.3歳
平均勤続
8.4年
単体 平均年収
675万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当データは準備中です。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。