株
株式会社メニコン
カブシキカイシャメニコン上場精密機器7780EDINET: E31560決算期: 03月期
業種: 精密機器
売上高 (FY25)
1215億円
4.56%営業利益 (FY25)
101億円
12.29%経常利益 (FY25)
96.1億円
16.80%純利益 (FY25)
56.2億円
23.87%総資産
1873億円
4.15%自己資本比率
46.0%
—ROE
6.8%
0.80%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社メニコンはコンタクトレンズの製造から小売まで一貫して手掛ける国内最大手メーカーであり、月額定額制サービス「メルスプラン」を核とした独自のビジネスモデルで安定的な顧客基盤を構築している。FY2025は売上高1,215億円(前期比+4.6%)、営業利益101億円(同+12.3%)、純利益56億円(同+23.8%)と増収増益を達成した。国内では価格改定効果と1日使い捨てレンズの販売拡大が寄与し、海外では欧州での1ヵ月交換レンズが伸長した。一方、中国ではオルソケラトロジー市場の停滞・競争激化により減損損失を計上するなど地域リスクが顕在化している。中期経営計画「Vision2030」では「1DAY戦略」と「オルソケラトロジー関連戦略」を2本柱に据え、マレーシア工場の稼働や東南アジアへのM&Aで生産・販売能力を拡充中である。ROE6.8%は2028年目標12%に対して依然低水準であり、ヘルスケア・ライフケア事業の収益化と資本効率改善が投資家にとっての主要注目点となっている。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: コンタクトレンズ製造販売が売上の大部分を占め、月額定額制サービス「メルスプラン」がストック収益として安定利益を生む。
- 2顧客: 国内眼科・直営販売店を通じた個人ユーザーと、海外では量販チェーンへのプライベートブランド供給で法人顧客も取り込む。
- 3価値提案: 定期的な眼科健診とセットのメルスプランにより安全性と利便性を両立し、インターネット販売との差別化を図っている。
- 4コスト構造: 国内各務原工場とマレーシア工場の自社生産体制で原価管理を行い、グローバル物流網への投資が増加している。
Risks · リスク要因
- 1中国市場リスク: 景気停滞と代替品台頭でオルソケラトロジー市場が停滞し、FY2025にケア用品設備の減損損失を計上した実績がある。
- 2法的規制リスク: コンタクトレンズは高度管理医療機器として許認可が必須であり、各国規制変更により開発コストや上市期間が大幅に拡大する可能性がある。
- 3資本効率の低さ: ROE6.8%は2028年目標12%を大きく下回り、ヘルスケア・ライフケア事業の不採算領域が収益の足を引っ張っている。
- 4為替・原材料コスト: グローバル展開拡大に伴い為替変動リスクが高まり、原材料・エネルギー価格高騰がコスト増加圧力となり続けている。
Strengths · 強み
- 1メルスプランの参入障壁: 定額制・眼科連携モデルは競合が模倣しにくく、会員数増加がストック型収益の拡大を持続的に支える。
- 2一貫生産体制: レンズ素材開発から製造・販売まで垂直統合し、品質管理と原価低減を同時に実現できる競争優位を持つ。
- 3オルソケラトロジーの先行優位: 「Menicon Bloom Night」はCEマーク認証を取得し、近視進行抑制市場で欧州・アジアで先行するブランドを確立している。
- 4売上7年連続成長: 2019年809億円から2025年1,215億円へ年平均約7%成長し、コンタクトレンズ需要の拡大を確実に取り込んでいる。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1Vision2030の数値目標: 2028年3月期に売上高1,400億円超・営業利益率12%・ROE12%を掲げ、現状との乖離を埋める施策を推進する。
- 21DAY生産能力増強: マレーシア工場(Menicon Malaysia)を稼働させ、欧米量販チェーンへのプライベートブランド供給量を中長期で大幅拡大する。
- 3オルソケラトロジーのグローバル展開: 中国依存を低減しつつ東南アジア・欧州でアルファオルソKやMenicon Bloom Nightの販売チャネルを2025年以降拡充する。
- 4事業ポートフォリオ再編: 不採算の動物共生事業等から撤退する一方、フェムテックや環境関連を第2の収益柱として育成する投資を継続する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高1,215億円(+4.6%)、営業利益101億円(+12.3%)、純利益56億円(+23.8%)と3指標そろって増益を達成した。
中国での減損: 景気停滞と競争激化によりケア用品生産設備の減損損失を含む特別損失1,921百万円を計上し、中国リスクが顕在化した。
東南アジアM&A: タイ・ベトナム等のコンタクトレンズ販売会社3社を子会社化し、成長市場への販売網を新たに構築した。
欧州物流法人設立: 物流機能会社Menicon SC GmbHをドイツに設立し、欧州全域のコスト削減とサービスレベル向上を推進した。
02
業績推移
売上高
1,215億円▲4.6%FY25
営業利益
101億円▲12.3%FY25
純利益
56.2億円▲23.9%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 809 | 845 | 862 | 1002 | 1102 | 1162 | 1215 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 99.6 | 121 | 89.5 | 101 |
| 経常利益 | 56.4 | 65.5 | 83.5 | 101 | 118 | 82.3 | 96.1 |
| 純利益 | 35.8 | 40.6 | 59.5 | 64.8 | 73.8 | 45.4 | 56.2 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 783 | 873 | 1272 | 1310 | 1525 | 1798 | 1873 |
| 純資産 (自己資本) | 425 | 535 | 610 | 670 | 747 | 818 | 862 |
| 自己資本比率 (%) | 54.4 | 61.3 | 48.0 | 51.2 | 49.0 | 45.5 | 46.0 |
| 現金及び預金 | 193 | 168 | 411 | 326 | 407 | 467 | 419 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 70.2 | 87.1 | 106 | 127 | 127 | 119 | 139 |
| 投資CF | ▲49.5 | ▲76.6 | ▲156 | ▲161 | ▲138 | ▲216 | ▲197 |
| 財務CF | 18.3 | ▲34.4 | 289 | ▲54.0 | 89.0 | 146 | 7.1 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
74.03
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
6.8%
自己資本利益率
ROA
3.0%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.0兆7.5%▲0.00兆-12.5%
VisionCareBusiness0.1兆92.5%0.02兆15.1%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
1,894人
平均年齢
38.3歳
平均勤続
11.9年
単体 平均年収
610万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
28.00円+3
配当性向
43.1%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
28
FY21
35
FY22
20
FY23
25
FY24
25
FY25
28
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。