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株式会社シンシア
カブシキガイシャシンシア上場精密機器7782EDINET: E32784Sincere Co., LTD.
決算期: 12月期
業種: 精密機器
売上高 (FY25)
74.6億円
14.02%営業利益 (FY25)
5.3億円
8.25%経常利益 (FY25)
5.2億円
10.04%純利益 (FY25)
2.6億円
12.58%総資産
53.8億円
2.06%自己資本比率
52.4%
—ROE
9.6%
2.23%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社シンシアは、「ひとみに、誠実に」を企業理念に掲げるコンタクトレンズ専門の企画・販売会社である。自社ブランド「シンシアワンデーS」シリーズを中心に、眼科併設店・量販店・ドラッグストア・ECと多様なチャネルに展開し、国内中堅メーカーとして着実にシェアを拡大している。製品の製造は海外協力工場(主にVisco Vision Inc.)に委託し、自社はWEBマーケティング・品質管理・営業力を強みとする軽資産モデルを採る。FY2025(2025年12月期)は売上高75億円(前期比+14.0%)、営業利益5.2億円(同+8.2%)と増収増益を達成した。成長の牽引役はシリコーンハイドロゲル素材のクリアレンズ拡大と、2025年3月にフリュー株式会社から譲受したECサイト「Mewコンタクト」を含むカラーコンタクトレンズ事業の寄与、および完全子会社タロスシステムズによるリユース業界向けPOSシステム事業(売上+10.8%、セグメント利益+57.3%)である。一方、コンサルティング事業では医療脱毛クリニック向け支援先の経営悪化が直撃し、貸倒引当金6,500万円を特別損失計上、純利益は前期比12.4%減の2.6億円にとどまった。少子化による国内市場縮小リスクと円安・仕入コスト上昇への対応を抱えつつも、M&A・多チャネル展開・乱視用など高機能品ラインアップ拡充で持続成長を目指している。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: コンタクトレンズ事業が売上の93.6%を占め、システム事業6.0%・コンサルティング事業0.4%が補完する構造である。
- 2顧客: 眼科併設店・量販店・ドラッグストア・ECを通じ、最終消費者に自社ブランドおよびPBレンズを供給する。
- 3価値提案: 海外工場委託の軽資産モデルで高品質を低価格に実現し、シリコーンハイドロゲル素材など新素材対応で装用感を高める。
- 4コスト構造: 仕入原価が売上の約68%を占め、為替(USD建て約50%)ヘッジとWEBマーケティング効率化で利益率7%台を維持する。
Risks · リスク要因
- 1為替リスク: 仕入の約50%がUSD建てで、円安進行時にコスト増圧力が直撃し、ヘッジ会計非採用のデリバティブ評価損益が四半期利益を大幅に変動させる。
- 2特定仕入先依存: 主要調達先Visco Vision Inc.への依存度が高く、同社の供給障害や取引条件変化が事業継続に重大な影響を及ぼしうる。
- 3法規制リスク: 医療機器製造販売業許可の取消や医薬品医療機器等法改正が生じた場合、製品回収・販売停止など事業活動への甚大な影響が避けられない。
- 4M&A統合リスク: 買収先の経営悪化(医療脱毛コンサル先で6,500万円の貸倒引当金計上)が示すように、PMI失敗時に財務への直接損失が顕在化しやすい。
Strengths · 強み
- 1WEBマーケティング力: EC経由の販売比率拡大に対応し、「Mewコンタクト」など複数ECブランドを保有してデジタル集客を強化している。
- 2多チャネル展開: 眼科併設店・量販店・ドラッグストア・ECと幅広い販路を持ち、特定チャネル依存リスクを分散できている。
- 3M&Aによる事業拡張: タロスシステムズ(POS)・カラーコンタクト事業取得など、自社強みと親和性の高い案件を連続取得し規模を拡大している。
- 4品質管理体制: 医薬品医療機器等法に基づく複数許認可を保持し、海外協力工場の厳格品質基準管理で得意先・消費者の信頼を維持している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1主力ブランド拡充: 2025年2月発売の「シンシアワンデーS乱視用」など高機能品を拡充し、シンシアワンデーSシリーズの売上15.6億円超からさらなる拡大を目指す。
- 2チャネル多様化: 眼科・量販店に加えドラッグストアチャネルの拡大施策に注力し、流通の変化に合わせてEC購入比率増加への対応も強化する。
- 3M&Aによる多様化: WEBマーケティング・品質管理・営業力と親和性の高い事業を継続取得し、既存収益と借入バランスを勘案しながら事業規模を拡大する。
- 4海外事業の効率化: コロナ禍・地政学リスクを踏まえ、資金・人的リソースを効率配分しながらアジア市場での収益力強化に再注力する方針である。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高75億円(+14.0%): 自社ブランドクリアレンズの堅調拡大と、フリューからのカラーコンタクト事業譲受(2025年3月)が主な牽引役となった。
カラーコンタクトEC取得: 「Mewコンタクト」を含むカラーコンタクト事業の譲受により、PBカラーレンズ売上が前期比+104.5%と倍増した。
システム事業が急成長: 子会社タロスシステムズのリユース向けPOSシステムが需要拡大を取り込み、セグメント利益は前期比+57.3%の9,049万円を達成した。
コンサルティング事業が急失速: 医療脱毛クリニック向け支援先の経営悪化で同事業売上が前期比48.3%減、貸倒引当金6,500万円を特損計上し純利益は12.4%減の2.6億円となった。
02
業績推移
売上高
74.6億円▲14.0%FY25
営業利益
5.3億円▲8.2%FY25
純利益
2.6億円▼12.6%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 43.7 | 41.9 | 45.6 | 55.9 | 59.6 | 65.4 | 74.6 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 1.5 | 3.8 | 4.9 | 5.3 |
| 経常利益 | 1.5 | 2.2 | 1.1 | 1.1 | 4.5 | 4.7 | 5.2 |
| 純利益 | 0.8 | 1.4 | 0.8 | 0.7 | 3.0 | 3.0 | 2.6 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 28.8 | 29.0 | 32.9 | 35.8 | 54.8 | 55.0 | 53.8 |
| 純資産 (自己資本) | 18.9 | 19.7 | 20.4 | 19.9 | 24.8 | 27.0 | 28.2 |
| 自己資本比率 (%) | 65.5 | 67.9 | 62.0 | 55.6 | 45.3 | 49.1 | 52.4 |
| 現金及び預金 | 10.5 | 11.6 | 10.9 | 11.3 | 21.9 | 18.9 | 16.6 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 1.9 | 2.6 | ▲4.2 | ▲3.1 | 2.5 | 4.3 | 3.7 |
| 投資CF | ▲0.7 | ▲0.6 | 0.8 | ▲0.3 | ▲3.8 | ▲4.2 | ▲2.5 |
| 財務CF | ▲0.6 | ▲0.7 | 2.6 | 3.3 | 11.8 | ▲3.3 | ▲3.4 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
40.72
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
9.6%
自己資本利益率
ROA
4.9%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
ContactLensBusiness0.0兆93.6%0.00兆9.9%
SystemBusiness0.0兆6.0%0.00兆20.0%
コンサルティング0.0兆0.4%0.00兆45.2%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
44人
平均年齢
45.2歳
平均勤続
8.6年
単体 平均年収
710万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
17.00円-2
配当性向
44.1%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
13
FY21
5
FY22
4
FY23
14
FY24
19
FY25
17
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。