中
中本パックス株式会社
ナカモトパックスカブシキガイシャ上場その他製品7811EDINET: E31924NAKAMOTO PACKS CO.,LTD.
決算期: 02月期
業種: その他製品
売上高 (FY25)
491億円
10.75%営業利益 (FY25)
28.7億円
58.18%経常利益 (FY25)
29.1億円
24.17%純利益 (FY25)
20.1億円
89.98%総資産
400億円
3.87%自己資本比率
50.8%
—ROE
10.9%
4.50%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
中本パックスは、印刷・ラミネート・コーティング技術を核に食品包装材を主力とし、IT・工業材、医療・医薬、建材、生活資材まで多用途展開する総合フィルム加工メーカーである。売上高は2019年339億円から2025年491億円へ6年間で約45%拡大しており、直近FY2025は連結子会社化した中本アドバンストフィルム(旧MICS)の寄与とIT・工業材の33%増収が牽引し、営業利益は前年比58%増の29億円、純利益は90%増の20億円と大幅改善を達成した。食品関連が売上の64%を占めるが、スマートフォン・半導体・次世代電池向けのIT・工業材(売上比18%)が高成長ドライバーとして台頭している。中国5社・米国1社・ベトナム1社の海外子会社を有し、「全天候型グローバル企業」を標榜。自社開発の環境対応PETフィルム(NAK-A-PET等)やラベルレスサーマルトップシールなど差別化製品の拡販と、2030年CO2排出量20%削減を軸に環境経営を推進している。中期経営目標のROE13%達成が投資家の主要評価軸となっている。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 食品包装材64%・IT工業材18%・生活資材9%・その他の印刷関連事業単一セグメントで売上491億円を計上している。
- 2顧客: エフピコ(売上比12.9%)を筆頭に食品・家電・自動車・医療など幅広い業種の国内外メーカーへ受注生産で供給している。
- 3価値提案: 独自のラミネート・コーティング技術と自社開発環境対応PETフィルムで薄肉化・省資源・リサイクル対応の包材を提供している。
- 4コスト構造: 樹脂・フィルム等プラスチック原材料費が主要コストで、国内16工場・海外7子会社の生産ネットワークで規模の経済を追求している。
Risks · リスク要因
- 1原材料価格リスク: 売上原価の大半を占める樹脂・インキ等は原油・ナフサ市況と連動し、エネルギー価格高騰が製造コストを直撃して利益率を圧迫する。
- 2海外事業リスク: 中国5社を含む海外7子会社は米中貿易摩擦・地政学緊張・人件費高騰・為替変動に晒され、生活資材関連では既に売上9%減が顕在化している。
- 3顧客集中リスク: 最大顧客エフピコへの売上依存度が12.9%(約63億円)あり、同社の業況悪化や調達先変更が受注量に直接影響する可能性がある。
- 4環境規制リスク: 脱プラスチック・GHG排出規制の強化が加速した場合、既存包材製品の需要縮小や計画外の設備投資・環境対策費用が発生するリスクがある。
Strengths · 強み
- 1独自開発品: NAK-A-PET・NC-PET・NS-PETは単一素材リサイクル対応と耐熱性を両立し、環境規制強化局面で競合他社との差別化要因となっている。
- 2多用途展開力: 食品から半導体・次世代電池まで印刷・コーティング技術を横展開し、特定市場の需要変動に対する耐性を持つ全天候型事業構造を構築している。
- 3生産ネットワーク: 国内16工場と海外7拠点を擁し、BCP対応と供給責任を果たしつつ地理的リスク分散と顧客への近接供給を実現している。
- 4M&A実績: 2024年2月に中本アドバンストフィルムを連結化し初年度から増収増益に貢献、事業ポートフォリオ拡充を機動的に実行できる買収統合力を有している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1ROE13%達成: 中期経営計画の定量目標としてROE13%以上を掲げ、FY2025実績10.9%から収益性改善と資本効率向上を継続推進する方針である。
- 2環境対応製品拡販: ラベルレスサーマルトップシール・RESC・バイオマスインキ等の環境包材を主力成長品と位置づけ、2030年CO2排出量20%削減と同時進行で拡販する。
- 3IT・工業材深耕: 次世代電池(電極・セパレーター)・スマートフォン・半導体向けのコーティング加工を強化し、FY2025に33%増収を達成した高成長分野への投資を継続する。
- 4グローバル体制強化: 中国・米国・ベトナムの既存拠点でクリーンコーティング等付加価値品の販売を拡大し、複数国拠点によるチャイナリスク分散とサプライチェーン強靭化を図る。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績急回復: 売上高491億円(+10.8%)、営業利益29億円(+58.2%)、純利益20億円(+90.1%)と大幅増益となり、6期連続増収を達成した。
中本アドバンストフィルム連結効果: 2024年2月に旧MICS化学を子会社化し、食品関連売上52.5%増益・その他売上41%増に寄与、統合初年度から計画超の貢献を実現した。
IT・工業材が急成長: スマートフォン・半導体・次世代電池の試作増加で同セグメント売上899億円(+33.1%)と全用途中最大の伸び率を記録し、収益ミックス改善に貢献した。
生活資材・建材が逆風: テレビショッピング放映縮小で圧縮袋売上が減少し生活資材は9.4%減、戸建て向け建材コーティングも6.8%減収と国内消費低迷の影響を受けた。
02
業績推移
売上高
491億円▲10.8%FY25
営業利益
28.7億円▲58.2%FY25
純利益
20.1億円▲90.0%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 339 | 341 | 360 | 405 | 431 | 444 | 491 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 23.3 | 18.9 | 18.1 | 28.7 |
| 経常利益 | 16.8 | 16.1 | 17.5 | 25.9 | 22.1 | 23.4 | 29.1 |
| 純利益 | 11.6 | 10.9 | 13.2 | 14.7 | 12.8 | 10.6 | 20.1 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 269 | 276 | 318 | 339 | 346 | 385 | 400 |
| 純資産 (自己資本) | 120 | 124 | 142 | 157 | 165 | 185 | 203 |
| 自己資本比率 (%) | 44.5 | 45.1 | 44.7 | 46.2 | 47.6 | 48.1 | 50.8 |
| 現金及び預金 | 30.1 | 25.4 | 37.1 | 47.9 | 50.2 | 74.5 | 75.5 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 20.3 | 9.0 | 24.4 | 33.4 | 15.5 | 34.6 | 23.5 |
| 投資CF | ▲23.5 | ▲11.7 | ▲17.3 | ▲16.3 | ▲7.8 | ▲25.3 | ▲11.6 |
| 財務CF | ▲2.1 | ▲1.8 | 4.8 | ▲7.8 | ▲6.8 | ▲0.3 | ▲12.4 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
225.39
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
10.9%
自己資本利益率
ROA
5.0%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
473人
平均年齢
42.0歳
平均勤続
14.6年
単体 平均年収
544万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
98.00円+5
配当性向
47.5%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
84
FY21
85
FY22
91
FY23
93
FY24
93
FY25
98
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。