株
株式会社クレステック
カブシキガイシャクレステック上場その他製品7812EDINET: E31622決算期: 06月期
業種: その他製品
売上高 (FY25)
188億円
1.48%営業利益 (FY25)
13.2億円
11.69%経常利益 (FY25)
11.6億円
10.22%純利益 (FY25)
7.4億円
19.10%総資産
178億円
10.04%自己資本比率
50.2%
—ROE
9.1%
3.00%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社クレステックは、取扱説明書(マニュアル)の原稿作成・翻訳・データ制作から印刷・パッケージ製造までをグローバルに一貫対応する「テクニカルドキュメンテーション」企業である。日本・中国・東南アジア/南アジア・欧米の4セグメントを持ち、売上の約59%を中国および東南アジア/南アジアが占める。主要顧客は日系メーカー(最大顧客エプソングループが売上の16.1%)で、B to Bビジネスを基盤とする。FY2025の売上高は188億円と前期比1.5%減にとどまったが、営業利益は13億円で前期比11.7%増と収益性が改善した。新中期経営計画「CR Challenge 27」(最終年度FY2027)では売上高200億円・営業利益率7.0%を目標に掲げ、グローバル/外資系企業との取引拡大、M&A推進、生成AI・XR技術などの新領域進出を3つの柱とする。ペーパーレス化の進展や日系メーカー依存というビジネス構造上の課題に対し、医薬・生活用品分野への拡大や川上から川下まで「One Stop Global Solution」体制の深化を図っているが、中国・東南アジア集中のカントリーリスクや有利子負債(総資産比約34%)への注意も必要である。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: マニュアル制作・ローカリゼーション、印刷・パッケージ製造を柱とするドキュメントソリューションが売上188億円の大半を占める。
- 2顧客: 日系メーカー(最大顧客エプソングループ16.1%)を中心にB to Bで取引し、外資系メーカーへの拡大を推進している。
- 3価値提案: 原稿作成から翻訳・印刷・製造まで「One Stop Global Solution」として世界4極ネットワークで一気通貫対応する。
- 4地域構成: 東南アジア/南アジア35.7%・中国22.8%・日本29.1%・欧米12.3%で海外売上比率は約71%となっている。
Risks · リスク要因
- 1カントリーリスク集中: 中国・東南アジア/南アジアの売上比率が約59%に達し、地政学的緊張や法改正・人件費高騰による業績影響が大きい。
- 2日系メーカー依存とペーパーレス化: 主要顧客の事業再編やDX推進に伴うマニュアル需要縮小が構造的に進行しており、代替顧客開拓が急務である。
- 3為替変動リスク: 海外売上比率約71%のため、急激な円高局面では円換算売上高・利益が大幅に圧迫される懸念がある。
- 4有利子負債の水準: 有利子負債残高60.3億円が総資産の約34%を占め、変動金利借入が中心であるため日銀の利上げ継続時に金融費用が増加する可能性がある。
Strengths · 強み
- 1グローバル一気通貫体制: 日本で制作・翻訳し、顧客の海外製造拠点近くで印刷・製造する4極ネットワークは競合が容易に複製できない優位性である。
- 2テクニカルライティング専門性: JTCA・日本翻訳連盟加盟により、多言語・多製品分野に対応できる専門人材を組織的に育成・蓄積している。
- 3多品種小ロット対応力: 家電・複合機・輸送機器など幅広い製品カテゴリーの複雑な仕様書制作に対応し、顧客の切り替えコストを高く維持している。
- 4川上から川下まで拡張可能なサービス設計: 市場調査・販促プロモーションからユーザーサポートまで領域を拡大でき、既存顧客の取引深耕余地が大きい。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1中期計画「CR Challenge 27」の数値目標: FY2027に売上高200億円・営業利益14億円・営業利益率7.0%の達成を目指す。
- 2グローバル/外資系企業との取引拡大: 国内外拠点間「つなぐプロジェクト」を立ち上げ、日系メーカー依存から脱却し医薬・ヘルスケア分野も開拓する。
- 3新領域への投資とM&A: 生成AI・LLM活用ソリューション、XR技術、デジタルサイネージなど次世代コミュニケーション領域に他社提携・M&Aで参入する。
- 4体制強化と人材育成: 新経営会議体制のもと社内システム再構築・コーポレートサイトリニューアルを進め、次世代マネジメント層の育成と適材適所配置を推進する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高188億円(前期比1.5%減)ながら営業利益13億円(同11.7%増)と増益を実現し、ROEは9.1%に改善した。
セグメント格差拡大: 東南アジア/南アジアのセグメント利益が前期比25.3%増の7.3億円と好調な一方、中国は同67.6%減の0.9億円と大幅悪化した。
新経営体制と「CR Challenge 27」始動: FY2025期から新経営体制(業務執行役員で構成する経営会議)に移行し、新中期経営計画をスタートさせた。
エプソングループとの取引拡大: 最大顧客エプソングループへの販売高が前期比2.2%増の30.3億円となり、売上構成比が15.6%から16.1%へ上昇した。
02
業績推移
売上高
188億円▼1.5%FY25
営業利益
13.2億円▲11.7%FY25
純利益
7.4億円▼19.1%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 176 | 160 | 172 | 186 | 213 | 191 | 188 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 12.4 | 16.2 | 11.8 | 13.2 |
| 経常利益 | 8.5 | 5.8 | 10.7 | 14.2 | 16.2 | 12.9 | 11.6 |
| 純利益 | 4.6 | 2.6 | 4.5 | 8.3 | 8.5 | 9.1 | 7.4 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 124 | 129 | 141 | 176 | 185 | 198 | 178 |
| 純資産 (自己資本) | 44.2 | 42.3 | 50.7 | 68.4 | 77.4 | 92.3 | 89.3 |
| 自己資本比率 (%) | 35.6 | 32.8 | 35.9 | 38.8 | 41.9 | 46.7 | 50.2 |
| 現金及び預金 | 25.7 | 28.1 | 33.1 | 47.6 | 47.9 | 55.7 | 54.4 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 9.0 | 13.6 | 17.6 | 17.9 | 17.2 | 24.9 | 19.8 |
| 投資CF | ▲1.3 | ▲4.8 | ▲8.8 | ▲12.7 | ▲15.5 | ▲6.9 | ▲3.0 |
| 財務CF | ▲7.0 | ▲6.2 | ▲5.3 | 4.0 | ▲2.4 | ▲13.8 | ▲14.5 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
240.15
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
9.1%
自己資本利益率
ROA
4.1%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
China0.0兆22.8%0.00兆2.1%
EuropeAndAmerica0.0兆12.3%0.00兆7.9%
Japan0.0兆29.1%0.00兆5.8%
SoutheastAsia0.0兆35.7%0.00兆10.8%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
300人
平均年齢
44.9歳
平均勤続
15.3年
単体 平均年収
512万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
114.00円-18
配当性向
67.7%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
60
FY21
58
FY22
107
FY23
113
FY24
132
FY25
114
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。