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株式会社フルヤ金属
カブシキガイシャフルヤキンゾク上場その他製品7826EDINET: E02485FURUYA METAL CO.,LTD.
決算期: 06月期
業種: その他製品
売上高 (FY25)
574億円
20.73%営業利益 (FY25)
95.4億円
2.80%経常利益 (FY25)
93.9億円
12.17%純利益 (FY25)
64.7億円
12.71%総資産
1239億円
9.89%自己資本比率
52.1%
—ROE
10.4%
3.80%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
フルヤ金属は、イリジウム・ルテニウム・プラチナ等のPGM(プラチナグループメタル)を中核とした貴金属加工・リサイクル専業企業である。電子(結晶育成用イリジウムルツボ)・薄膜(HDおよびBAW向けスパッタリングターゲット)・サーマル(半導体製造用熱電対等)・ファインケミカル(有機EL・電極向け化合物)・リサイクルの5本柱で構成され、海外売上比率は61.5%に達する。FY2025(2025年6月期)は売上高574億円(前期比+20.7%)を達成したが、貴金属価格の緩やかな下落と原価上昇により売上総利益率が6.1ポイント低下、営業利益95億円(同▲2.8%)・純利益65億円(同▲12.7%)と増収減益となった。中期経営計画「KFKビジョン2030」では2030年6月期に売上高1,500億円・経常利益200億円・ROE10%以上を目標として掲げており、デジタル社会とグリーン社会の双方を成長エンジンに位置付けている。田中貴金属工業との資本業務提携による原料調達基盤と独自のリサイクル技術が競争優位の源泉となっている。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 電子・薄膜・サーマル・ファインケミカルの4製品セグメントが主軸で、FY2025合計売上高は574億円である。
- 2顧客: 半導体・データセンター・医療・化学プラント等の産業向けに希少貴金属加工品を供給する。
- 3価値提案: 産出量が限定されるPGMの加工技術とリサイクル技術を組み合わせ、安定供給と高付加価値を両立させる。
- 4コスト構造: 原材料費が原価の大半を占め、PGM価格変動が収益性に直結する構造を有している。
Risks · リスク要因
- 1PGM価格変動リスク: イリジウム・ルテニウム等の価格変動が売上高・利益率に直結し、FY2025は粗利率が6.1ポイント低下した。
- 2半導体・電子市場の投資サイクルリスク: 半導体製造装置向け新規投資の抑制や在庫調整がサーマル・電子セグメントの回復を遅らせている。
- 3希少金属の調達リスク: 産出国が南アフリカ等に集中するPGMは地政学リスクにより供給量が減少する可能性がある。
- 4為替リスク: 海外売上比率61.5%に対し、為替予約等で軽減するもデリバティブ評価損1,719億円増加など変動の影響が大きい。
Strengths · 強み
- 1PGM加工技術の希少性: イリジウム・ルテニウム等の難加工希少金属で独自の単結晶育成炉用ルツボ等を製造できる企業は世界的に限られている。
- 2田中貴金属工業との提携: 原料調達ルートの複線化と田中貴金属工業の調達力活用により、希少原料の安定確保を実現している。
- 3リサイクル技術: 貴金属回収・精製技術により原材料コストを低減し、循環型サプライチェーンを構築している。
- 4高い海外売上比率: 欧州33.5%・北米25.7%・アジア40.7%と地域分散が進み、特定市場依存リスクを抑制している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1KFKビジョン2030の達成: 2030年6月期に売上高1,500億円・経常利益200億円・ROE10%以上を目指し、5年で売上約2.6倍を狙う。
- 25本柱の強化と新規柱の創出: 電子・薄膜・サーマル・ケミカル・回収の既存5分野を深化させつつ、新成長分野の事業化を追求する。
- 3デジタル・グリーン両市場への注力: データセンター向けスパッタリングターゲットや水素・再エネ向け触媒など2大成長テーマに経営資源を集中する。
- 4設備投資とリサイクル能力増強: 貴金属回収能力拡大に向けた積極的な設備投資を行い、原料調達コストの低減と安定供給を強化する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025増収減益: 売上高574億円(+20.7%)の一方、原価高騰で営業利益95億円(▲2.8%)・純利益65億円(▲12.7%)と収益性が低下した。
薄膜セグメント好調: データセンター投資を追い風にHD向けスパッタリングターゲットが伸長し、売上高113億円(+21.2%)・粗利益+23.7%を達成した。
中期経営計画「KFKビジョン2030」策定: 2025年8月に公表し、売上高1,500億円・経常利益200億円を2030年6月期の財務目標に設定した。
子会社の減損損失計上: ㈱Furuya Eco-Front Technologyで固定資産減損58百万円、上海子会社株式評価損116百万円を特別損失に計上した。
02
業績推移
売上高
574億円▲20.7%FY25
営業利益
95.4億円▼2.8%FY25
純利益
64.7億円▼12.7%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 215 | 228 | 338 | 453 | 481 | 475 | 574 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 131 | 115 | 98.1 | 95.4 |
| 経常利益 | 44.8 | 37.6 | 106 | 133 | 124 | 107 | 93.9 |
| 純利益 | 27.1 | 25.3 | 68.9 | 91.4 | 94.1 | 74.1 | 64.7 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 298 | 318 | 557 | 727 | 875 | 1127 | 1239 |
| 純資産 (自己資本) | 140 | 144 | 285 | 367 | 444 | 605 | 646 |
| 自己資本比率 (%) | 47.1 | 45.3 | 51.2 | 50.5 | 50.7 | 53.7 | 52.1 |
| 現金及び預金 | 17.5 | 20.5 | 42.6 | 38.6 | 31.1 | 123 | 130 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | ▲24.7 | 6.6 | ▲34.5 | ▲12.3 | ▲4.6 | 32.1 | 9.2 |
| 投資CF | ▲7.5 | ▲9.9 | ▲21.1 | ▲17.9 | ▲23.3 | ▲21.9 | ▲49.4 |
| 財務CF | 18.9 | 6.2 | 76.8 | 27.2 | 20.2 | 81.4 | 47.9 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
263.29
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
10.4%
自己資本利益率
ROA
5.2%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比
Electronics0.0兆10.3%
FineChemicalsRecycling0.0兆45.9%
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.0兆2.4%
SupplyChainSupport0.0兆13.3%
Thermal0.0兆8.5%
ThinFilm0.0兆19.6%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
414人
平均年齢
35.4歳
平均勤続
8.8年
単体 平均年収
748万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
96.00円-190
配当性向
37.6%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
80
FY21
150
FY22
255
FY23
255
FY24
286
FY25
96
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。