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スターツ出版株式会社

スターツシュッパンカブシキガイシャ上場情報・通信業7849EDINET: E00736
Starts Publishing Corporation
決算期: 12月期
業種: 情報・通信業
売上高 (FY25)
81.4億円
5.12%
営業利益 (FY25)
17.6億円
24.85%
経常利益 (FY25)
18.8億円
23.11%
純利益 (FY25)
13.8億円
24.63%
総資産
129億円
7.69%
自己資本比率
83.5%
ROE
13.4%
7.00%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

スターツ出版は、自社運営の小説投稿サイト「野いちご」「ベリーズカフェ」「ノベマ!」を起点に恋愛小説・異世界ファンタジー・コミックを発行する書籍コンテンツ事業(売上構成比約59%)と、女性向けウェブメディア「オズモール」を軸にした施設予約・PR販促ソリューションを提供するメディアソリューション事業(同約41%)の2軸で運営する。スターツグループ傘下の中堅出版社であり、UGCコンテンツをデータドリブンで商業化する独自モデルが特徴で、売上高は2019年49億円から2024年86億円まで5年間で拡大した。 FY2025は映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」等のヒット作増収効果の反動と上期発行点数の未達が重なり、売上高81億円(前期比5.1%減)、営業利益17億円(同24.9%減)と大幅な落ち込みとなった。一方、メディアソリューション事業は大阪・関西万博効果によるレストラン予約の伸長や商業施設向け集客支援の受注増で売上33億円(同1.2%増)と堅調を維持した。中期経営計画(2026〜2028年度)ではIP展開強化・AI活用・M&Aを成長ドライバーに据えており、財務基盤は総資産129億円・純資産108億円と盤石で、ROE13.4%・無借金経営の高収益体質を維持している。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: 書籍コンテンツ事業が売上の約59%、メディアソリューション事業が約41%を占め、2軸で収益を補完している。
  • 2顧客: 個人読者向けの書籍・電子書籍販売と、企業・自治体向けのPR販促ソリューション提供の2層構造で展開している。
  • 3価値提案: 自社小説投稿サイトのUGCを起点にヒット作を発掘し、書籍化・コミック化・映像化のIP展開で多段階収益化を図っている。
  • 4コスト構造: 印刷費等の製造原価と人件費が主要コストで、物価高による印刷費上昇が利益率低下の主因となっている。
Risks · リスク要因
  • 1出版不況の構造的継続: 書店数減少・返品率高止まり・印刷コスト上昇が同時進行し、紙書籍市場の縮小が長期的に当社の主力事業を圧迫するリスクがある。
  • 2ヒット作依存による業績変動: FY2025で営業利益が前期比24.9%減となったように、特定ヒット作の増収効果反動が業績を大きく左右するボラティリティリスクが存在する。
  • 3再販制度廃止リスク: 独占禁止法の適用除外である再販売価格維持制度が廃止された場合、出版競争が激化し定価販売の維持が困難になる可能性がある。
  • 4広告収入の景気連動リスク: 全体売上の約13%を占める広告収入は景気悪化時に先行して削減されやすく、急激な景況悪化局面で業績への影響が顕在化しやすい。
Strengths · 強み
  • 1自社投稿プラットフォームによるIP発掘力: 「野いちご」等3サイトの読者データをマーケティングに直結させ、ヒット作を低コストで発掘できる独自のサイクルを持つ。
  • 2映像化実績によるブランド力: 映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」等のIP展開実績が作家獲得・認知拡大の好循環を生み出している。
  • 3無借金・高ROEの財務健全性: 純資産108億円・現預金55億円を擁し、ROE13.4%を維持する強固な財務基盤が成長投資余力を確保している。
  • 4女性向けメディアの複合展開力: 「オズモール」「オズマガジン」とSNS・リアルイベントを組み合わせ、出版ブランドを活用した高付加価値のBtoB提案力を有する。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1IP展開の強化: 自社コンテンツの映像化・メディアミックス推進を中期計画の主軸に据え、小説・コミックの多段階収益化を2026〜2028年度に加速させる方針である。
  • 2AI活用とデジタル強化: AIを活用したサービス開発と生産性向上を推進し、電子コミックを中心とした電子書籍販売の拡大で紙市場縮小を補完する計画である。
  • 3M&Aと資本提携: 2025年6月に観光DXアプリ「SASSY」運営のRelyon Tripを80%子会社化するなど、成長投資を積極実行しメディアソリューション事業のシナジーを追求する。
  • 4ローリング型中期計画の機動的運営: 2025年2月公表の中期計画を1年で改訂し2026〜2028年度版を策定するなど、環境変化に応じた柔軟な戦略修正体制を維持する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績は大幅減益: 売上81億円(前期比5.1%減)・営業利益17億円(同24.9%減)で、映画ヒット作反動と上期発行点数未達が主因となった。
メディアソリューション事業は堅調: 大阪・関西万博効果でレストラン予約が伸長し、同事業の売上33億円(前期比1.2%増)・営業利益2.3億円(同7.2%増)を達成した。
電子書籍販売先メディアドゥの構成比が急拡大: メディアドゥへの販売額が前期比33%増の13.2億円となり、全体売上に占める比率が11.6%から16.2%へ上昇した。
中期経営計画を1年で改訂: 2026年2月に「中期経営計画(2026〜2028年度)」を公表し、IP展開・AI・M&Aを3本柱に据えた成長戦略を再設定した。
02

業績推移

売上高
81.4億円5.1%FY25
0255075100FY20FY22FY24
営業利益
17.6億円24.9%FY25
06.312.518.825FY20FY22FY24
純利益
13.8億円24.6%FY25
05101520FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.07.515.022.530.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
0125250375500FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高49.044.355.970.283.485.881.4
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益15.922.723.417.6
経常利益6.82.69.317.023.724.418.8
純利益4.21.75.711.717.818.313.8
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産56.957.667.585.5106120129
純資産 (自己資本)47.148.352.863.981.797.7108
自己資本比率 (%)82.883.978.174.777.281.583.5
現金及び預金13.012.022.933.548.562.255.7
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF5.00.612.112.517.016.98.0
投資CF▲3.8▲1.0▲0.5▲1.0▲0.90.3▲9.8
財務CF▲0.7▲0.7▲0.7▲0.8▲1.2▲3.4▲4.6
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
358.70
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
13.4%
自己資本利益率
ROA
10.7%
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

セグメント情報は準備中です。

05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
240
平均年齢
34.8
平均勤続
9.5
単体 平均年収
611万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1スターツコーポレーション株式会社1.9百万株48.59%
#2スターツアメニティー株式会社0.8百万株20.99%
#3村石 久二0.1百万株2.71%
#4MSIP CLIENT SECURITIES(常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)0.1百万株2.57%
#5富樫 隆行0.1百万株2.10%
#6スターツ出版従業員持株会0.1百万株1.59%
#7日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)0.1百万株1.53%
#8中台 恒次0.0百万株0.83%
#9ヨシダ トモヒロ0.0百万株0.76%
#10株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.0百万株0.71%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY25 実績
1株配当 (年間)
160.00+20
配当性向
33.5%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
35
FY21
40
FY22
60
FY23
60
FY24
140
FY25
160
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

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