萩
萩原工業株式会社
ハギハラコウギョウカブシキガイシャ上場その他製品7856EDINET: E01053HAGIHARA INDUSTRIES INC.
決算期: 10月期
業種: その他製品
売上高 (FY25)
319億円
3.57%営業利益 (FY25)
14.7億円
30.03%経常利益 (FY25)
18.2億円
17.03%純利益 (FY25)
17.9億円
18.18%総資産
427億円
0.36%自己資本比率
72.5%
—ROE
6.0%
0.70%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
萩原工業は岡山県を本拠とする上場メーカーで、フラットヤーン(扁平合成繊維)技術を核とした合成樹脂加工製品事業(売上263億円、構成比82%)と、産業用スリッター・押出関連機器を手掛ける機械製品事業(同56億円、18%)の2本柱で構成される。ブルーシート・土のう・コンクリート補強繊維「バルチップ」・遮熱シートなど防災・農業・建設用途に強みを持ち、インドネシア子会社や北米向け包装資材など海外にも展開する。 FY2025(2024年10月期)は建築・土木需要の低迷やバルチップの海外価格競争、機械製品の受注落ち込みにより売上高は前期比3.6%減の319億円、営業利益は同30.0%減の15億円と大幅減益となった。一方、笠岡新工場完成に伴う補助金8億円の特別利益計上により純利益は18億円と前期比18.2%増を確保した。2025年12月に策定した新中期経営計画「LINK THE LEAP」では2028年10月期に売上400億円・経常利益30億円を目標に掲げ、ブルーシート水平リサイクル事業「Re VALUE+」の拡大、金属箔スリッターの受注獲大、二次電池・プラスチックリサイクル関連需要の取り込みを成長ドライバーとして位置付けている。財務面では現金49億円・D/Eレシオ0.4と健全で、DOE3.5%の株主還元方針を示している。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 合成樹脂加工製品事業が売上の82%を占め、機械製品事業18%が補完する2セグメント構造である。
- 2顧客: 建築・土木・農業・防災向けにシート・土のう・バルチップ等を国内外の産業ユーザーへ供給している。
- 3価値提案: フラットヤーン独自技術で耐久性・経済性に優れた製品を提供し、防災・リサイクル用途で社会課題に応えている。
- 4地域構成: 国内を主軸にインドネシア・北米子会社を持ち、海外売上が収益多様化に寄与する構造である。
Risks · リスク要因
- 1原材料価格変動: ポリエチレン・ポリプロピレン樹脂は原油・ナフサ市況と為替に連動し、転嫁遅れが利益率を圧迫するリスクがある。
- 2プラスチック規制強化: 海洋プラ問題への規制強化が進めば主力製品の需要縮小や風評リスクが顕在化する可能性がある。
- 3地政学・物流混乱: 国際紛争や米国通商政策(トランプ関税)による海上輸送の混乱が、北米向けメルタック等の需要を直撃しうる。
- 4特定製品依存: バルチップの海外価格競争激化や機械製品の受注変動が、セグメント利益を30%超の大幅減益に導いた実績がある。
Strengths · 強み
- 1フラットヤーン技術の独自性: 創業以来蓄積したフラットヤーン加工の技術基盤が、競合との製品差別化を支えている。
- 2防災・農業需要への対応力: 気候変動で需要が高まる遮熱シートや防災資材は、記録的猛暑を追い風に大幅増販を実現した。
- 3機械・製品の垂直統合: 自社製スリッター等の機械設備で製造工程を内製化し、品質管理とコスト競争力を両立している。
- 4財務健全性: 現金49億円・D/Eレシオ0.4と低レバレッジで、笠岡新工場投資後も自己資本310億円の安定基盤を維持している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1新中計「LINK THE LEAP」: 2026年10月期から3ヶ年で売上400億円・経常利益30億円・DOE3.5%を2028年10月期に達成する目標を掲げている。
- 2環境事業の拡大: ブルーシート水平リサイクル「Re VALUE+」の販売・回収先拡大と、自社開発洗浄装置の市場展開を加速する。
- 3機械製品の新分野開拓: IHI物流産業システムから技術譲渡を受けた金属箔スリッターの受注拡大と、二次電池関連スリッター需要を取り込む。
- 4製品力・ものづくり力の向上: 米国子会社でのメルタック増産、笠岡新工場の生産効率化投資を通じてコスト競争力と品質を強化する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績悪化: 売上319億円(前期比3.6%減)・営業利益15億円(同30.0%減)と大幅減益となり、バルチップ減販と機械受注落ち込みが主因である。
補助金特別利益で純利益増: 笠岡工場建設に伴う国の補助金8億円を特別利益計上し、純利益は18億円と前期比18.2%増を確保した。
金属箔スリッター初号機納入: IHI物流産業システムから技術譲渡を受けた金属箔スリッターの初号機を納入し、追加受注も獲得した。
新中計「LINK THE LEAP」策定: 2025年12月に2028年10月期売上400億円を目標とする新3ヶ年計画を発表し、環境事業と製品力強化を柱に据えた。
02
業績推移
売上高
319億円▼3.6%FY25
営業利益
14.7億円▼30.0%FY25
純利益
17.9億円▲18.2%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 296 | 272 | 277 | 300 | 312 | 331 | 319 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 13.8 | 19.8 | 21.0 | 14.7 |
| 経常利益 | 28.5 | 28.4 | 23.7 | 16.8 | 22.5 | 21.9 | 18.2 |
| 純利益 | 20.1 | 18.9 | 16.2 | 9.4 | 31.2 | 15.2 | 17.9 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 326 | 328 | 348 | 384 | 427 | 426 | 427 |
| 純資産 (自己資本) | 224 | 235 | 252 | 260 | 281 | 291 | 310 |
| 自己資本比率 (%) | 68.6 | 71.7 | 72.6 | 67.5 | 65.9 | 68.3 | 72.5 |
| 現金及び預金 | 55.6 | 69.4 | 67.0 | 46.7 | 54.0 | 48.6 | 48.6 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 36.0 | 33.2 | 15.8 | 10.5 | 45.8 | 44.2 | 44.9 |
| 投資CF | ▲18.0 | ▲6.7 | ▲16.1 | ▲41.7 | ▲46.5 | ▲31.5 | ▲27.7 |
| 財務CF | ▲4.1 | ▲12.3 | ▲3.1 | 7.1 | 10.4 | ▲17.3 | ▲16.9 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
128.49
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
6.0%
自己資本利益率
ROA
4.2%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
EngineeringProducts0.0兆17.7%0.00兆5.4%
PlasticProducts0.0兆82.3%0.00兆4.4%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
545人
平均年齢
41.5歳
平均勤続
17.4年
単体 平均年収
623万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
95.00円+10
配当性向
59.6%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
54
FY21
54
FY22
54
FY23
75
FY24
85
FY25
95
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。