フ
フクビ化学工業株式会社
フクビカガクコウギョウカブシキガイシャ上場化学7871EDINET: E00829FUKUVI CHEMICAL INDUSTRY CO.,LTD.
決算期: 03月期
業種: 化学
売上高 (FY25)
400億円
0.60%営業利益 (FY25)
15.5億円
11.58%経常利益 (FY25)
18.8億円
11.10%純利益 (FY25)
14.7億円
13.97%総資産
532億円
1.55%自己資本比率
70.5%
—ROE
4.0%
0.90%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
フクビ化学工業は福井県を本拠地とし、塩ビ・オレフィン系プラスチックの異形押出成形技術を核とした建材・産業資材メーカーである。売上高400億円のうち建材事業が64.8%を占め、住宅向け断熱材『フェノバボード』や床材等が主力だが、新設住宅着工の構造的な減少が事業環境を圧迫している。一方でCSE事業(OEM部材、売上25.2%)や精密事業(車載向け反射防止部材等、売上前年比34%増)がポートフォリオを補完し、米国・ベトナム・タイの海外拠点を通じたグローバル事業も展開する。 FY2025は売上高が前期比0.6%増の400億円と横ばい推移にとどまり、棚卸資産再評価や製品補償費計上が響いて営業利益は前期比11.6%減の16億円、ROEは4.0%と低水準が続く。2023年度にスタートした第7次中期経営計画(2023〜2027年度)では「循環型ビジネス拡大」「強靭な収益基盤構築」「成長を後押しする組織づくり」を3本柱に据え、プラスチックリサイクルや環境配慮型商品ブランド『Fukuvalue』の拡充、生産性向上、人的資本投資を推進している。住宅市場の構造縮小を見据えた非住宅・海外・精密分野へのシフトが中長期の焦点となる。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 建材事業64.8%・CSE事業25.2%・グローバル事業8.7%・精密事業4.0%の4セグメントで400億円を構成する。
- 2顧客: 大手建材問屋・商社経由で住宅メーカーや工務店に供給し、OEMで自動車・家電メーカーにも納入する。
- 3価値提案: 塩ビ・オレフィン系プラスチックの異形押出成形技術で断熱材・床材・反射防止部材など多品種を製造・提供する。
- 4コスト構造: 汎用プラスチック樹脂が主原料で原材料費の変動リスクが大きく、福井県集中の生産拠点で規模の経済を追求する。
Risks · リスク要因
- 1住宅着工減少リスク: 持ち家・分譲戸建の大幅着工減が続き、売上の65%を占める建材事業の汎用品売上が構造的に縮小する可能性がある。
- 2原材料価格変動リスク: 主原料の塩ビ・オレフィン樹脂は石油市況に連動し、価格転嫁が遅れると利益率が急速に悪化するリスクがある。
- 3地震・災害による拠点集中リスク: 生産・物流の中核が福井県に集中しており、大規模地震や豪雪で事業活動が広範に停止する可能性がある。
- 4製造物責任リスク: FY2025に再生木材製品『プラスッド』の補償費83百万円を計上した事例のように、品質問題が大規模補償に発展するリスクがある。
Strengths · 強み
- 1異形押出成形の蓄積技術: 50年以上にわたる材料配合・成形加工の固有技術が参入障壁となり、OEM顧客のスペックインを可能にしている。
- 2断熱材ブランドの市場地位: 高性能断熱材『フェノバボード』が省エネ規制強化の追い風を受け、建材事業の利益貢献度を高めている。
- 3多分野展開による分散効果: 住宅・自動車・電子機器・物流施設向けと用途が広がり、特定市場の低迷を他分野の成長でカバーできる。
- 4キャッシュ創出力: FY2025の営業CFは44億円と純利益15億円を大幅に上回り、無借金に近い財務基盤で投資余力を確保している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1第7次中期経営計画(2023〜2027年度)で循環型ビジネスを拡大し、プラスチックリサイクル事業への参入と5R製品ブランド『Fukuvalue』の育成を推進する。
- 2非住宅向け工場・倉庫用商品群『PLANTOOL』や精密事業でのカメラ・センサー部材など、住宅依存低減に向けた新規分野の売上比率を高める。
- 3米国・ベトナム・タイの海外現法を活用してASEAN建材市場の販路を拡充し、米国車載OEM品の販売拡大でグローバル事業の収益寄与を強化する。
- 4生成AIを含む先端技術への投資と人材育成を加速し、タレントマネジメントや譲渡制限付株式制度で従業員エンゲージメントを向上させる。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高は400億円(前期比+0.6%)と微増にとどまり、営業利益は棚卸資産再評価の一時費用等が影響し前期比11.6%減の16億円となった。
精密事業は車載向け反射防止部材の減産をカメラ・センサー部材の新規開拓でカバーし、売上高前年比34%増と全セグメント中最大の伸びを示した。
非住宅向け工場・倉庫商品群『PLANTOOL』が売上高前年比55%増の高成長を達成し、住宅依存脱却に向けた足がかりを築いた。
FY2025の営業CFは44億円(前期比+36億円)と大幅改善し、現金及び現金同等物の期末残高は142億円(前期末比+30億円)と財務健全性が向上した。
02
業績推移
売上高
400億円▲0.6%FY25
営業利益
15.5億円▼11.6%FY25
純利益
14.7億円▼14.0%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 410 | 413 | 356 | 367 | 396 | 397 | 400 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 12.7 | 15.5 | 17.5 | 15.5 |
| 経常利益 | 19.8 | 14.0 | 13.9 | 16.3 | 19.0 | 21.2 | 18.8 |
| 純利益 | 13.5 | 9.5 | 9.2 | 11.4 | 14.8 | 17.0 | 14.7 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 484 | 471 | 475 | 494 | 508 | 541 | 532 |
| 純資産 (自己資本) | 310 | 307 | 323 | 333 | 343 | 372 | 375 |
| 自己資本比率 (%) | 64.0 | 65.1 | 67.9 | 67.3 | 67.5 | 68.7 | 70.5 |
| 現金及び預金 | 90.6 | 103 | 115 | 123 | 121 | 112 | 142 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 19.4 | 45.4 | 25.9 | 20.6 | 17.8 | 8.0 | 44.3 |
| 投資CF | ▲17.2 | ▲24.1 | ▲7.8 | ▲7.5 | ▲9.1 | ▲8.2 | ▲3.8 |
| 財務CF | ▲5.8 | ▲8.3 | ▲6.3 | ▲6.3 | ▲11.9 | ▲9.8 | ▲11.5 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
73.80
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
4.0%
自己資本利益率
ROA
2.8%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
BuildingMaterials0.0兆64.2%0.00兆13.9%
CSE0.0兆25.2%0.00兆3.2%
GlobalBusiness0.0兆6.4%▲0.00兆-4.8%
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.0兆0.3%▲0.00兆-285.3%
PrecisionOpticalCoatingsAndPolymerization0.0兆4.0%0.00兆9.9%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
755人
平均年齢
43.0歳
平均勤続
19.4年
単体 平均年収
617万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
36.50円-10
配当性向
44.2%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
25
FY21
23
FY22
25
FY23
31
FY24
47
FY25
37
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。