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株式会社プロネクサス
カブシキガイシャプロネクサス上場その他製品7893EDINET: E00716PRONEXUS INC.
決算期: 03月期
業種: その他製品
売上高 (FY25)
310億円
2.92%営業利益 (FY25)
2.1億円
91.42%経常利益 (FY25)
16.8億円
33.49%純利益 (FY25)
4.5億円
74.65%総資産
387億円
0.20%自己資本比率
64.6%
—ROE
1.8%
5.30%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
プロネクサスは1930年創業、上場企業を主顧客とする株主総会招集通知・有価証券報告書等の開示書類作成支援を出発点とし、EDINET/XBRLへの対応システム、英文翻訳、非財務情報開示コンサル、BPO、イベント運営、人財採用支援へと事業を広げてきたニッチ型の情報サービス企業である。FY2025は売上310億円(前期比+2.9%)と増収を確保したものの、連結子会社ののれん減損損失2,503百万円の特殊要因により営業利益は209百万円(同▲91.4%)と急落し、純利益は451百万円・ROE1.8%に留まった。一方、関係会社株式売却益1,411百万円の計上により税引前利益は1,682百万円を確保、営業キャッシュフローも4,286百万円と実質的なキャッシュ創出力は健在である。構造的課題として、主力の株主総会招集通知・投資信託目論見書の電子化・ペーパーレス化に伴う印刷需要の縮小が継続しており、成長をけん引するのは英文翻訳・Webサービス・IR関連サービス・BPO等の非印刷分野である。2025年5月策定の新中期経営計画2027では2028年3月期の数値目標を掲げ、M&Aを重要な成長ドライバーと位置付けながら2031年3月期の売上400億円を目指す。配当性向50%以上の方針を明示しており、株主還元への姿勢は明確である。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 上場会社ディスクロージャー40%・IR/イベント34%・金融商品22%・DB4%の4区分で売上310億円を構成する。
- 2顧客: 主顧客は国内上場会社と投資信託運用会社・販売会社で、継続的な法定開示需要が安定基盤を形成する。
- 3価値提案: EDINETシステム対応から英文翻訳・BPO・非財務情報開示支援まで、開示実務をワンストップで代替する専門性を提供する。
- 4コスト構造: 売上原価率63.9%(外注費・人件費が中心)、第1四半期(4-6月)に売上の38%が集中する強い季節変動が特徴である。
Risks · リスク要因
- 1のれん減損リスク: FY2025にのれん減損2,503百万円を計上済みで、今後もM&A積極推進方針のもと割引率上昇や業績未達時に追加減損が発生しうる。
- 2印刷需要の構造的縮小: 招集通知電子化・投資信託目論見書ペーパーレス化(2025年4月本格導入)により主力印刷売上が中長期的に減少する見通しである。
- 3機密情報漏洩リスク: 顧客の未公表インサイダー情報を扱うため、サイバー攻撃や人的過失による情報漏洩が発生した場合は業績・信用に深刻な影響を及ぼす。
- 4上場会社数の減少リスク: 東証市場改革による上場基準厳格化で主要顧客層が縮小する可能性があり、顧客数の減少が売上基盤を圧迫しうる。
Strengths · 強み
- 1EDINET/XBRLへの深い対応力: 金融庁の電子開示システムに特化したシステムサービスと専門コンサルが参入障壁を形成し、顧客固定化を実現する。
- 2優良な顧客資産: 多数の上場会社と長期継続取引関係を持ち、法定開示の義務性が解約リスクを低減するストック型の収益基盤を持つ。
- 3法制度対応の機動力: 会社法・金商法改正ごとに新サービスを迅速投入(電子招集通知・日英同時開示対応等)し、制度変化を事業機会に転換できる。
- 4非印刷サービスの成長軌道: WebサービスやIR関連が前期比+4.2%増収し、英文翻訳は義務化需要で拡大中。収益構造の多様化が進行中である。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1新中計2027の売上目標: 2028年3月期に向けM&Aによる事業領域拡大を成長ドライバーと位置付け、2031年3月期の連結売上収益400億円を目指す。
- 2コーポレートコミュニケーション支援への進化: 株主・投資家に限らず求職者・社員・クライアントとのワンストップ支援会社として、人財採用・イベント・BPO領域を本格展開する。
- 3DX投資とAI活用: システムサービスを中心に積極的なDX投資を継続し、AI活用による新商品開発で差別化と生産性向上を推進する。
- 4株主還元の重視: 配当性向50%以上を方針として明示し、機動的な自己株式取得も検討するなど、投資家への利益還元を優先課題として位置付ける。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025は減損損失2,503百万円計上: 連結子会社のれん減損が響き営業利益は前期比▲91.4%の209百万円に急落、純利益も451百万円(前期比▲74.7%)に落ち込んだ。
関係会社株式売却益1,411百万円を計上: 持分法適用関連会社の全株式を譲渡し、投資活動CFは597百万円の収入、現金残高は前期比+2,857百万円増の123億円に積み上がった。
プライム上場会社の日英同時開示義務化(2025年4月)が追い風: 英文翻訳サービスの受注増が牽引しIR/イベント関連売上は前期比+4.2%増の107億円に拡大した。
新中期経営計画2027を2025年5月に策定: コア営業利益概念を新設し、M&A・人財投資・DX投資の三本柱で成長加速を図る方針を正式発表した。
02
業績推移
売上高
310億円▲2.9%FY25
営業利益
2.1億円▼91.4%FY25
純利益
4.5億円▼74.6%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 232 | 244 | 250 | 261 | 268 | 301 | 310 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 24.8 | 22.1 | 24.4 | 2.1 |
| 経常利益 | 27.1 | 27.3 | 25.0 | 26.2 | 23.9 | 25.3 | 16.8 |
| 純利益 | 18.4 | 18.5 | 16.9 | 17.6 | 16.2 | 17.8 | 4.5 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 319 | 330 | 363 | 356 | 369 | 386 | 387 |
| 純資産 (自己資本) | 219 | 225 | 234 | 234 | 244 | 255 | 250 |
| 自己資本比率 (%) | 68.6 | 67.9 | 64.5 | 65.9 | 66.1 | 66.2 | 64.6 |
| 現金及び預金 | 119 | 119 | 128 | 122 | 75.7 | 94.5 | 123 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 28.9 | 41.7 | 39.2 | 38.4 | 36.0 | 53.3 | 42.9 |
| 投資CF | ▲12.8 | ▲17.2 | ▲13.4 | ▲16.1 | ▲64.8 | ▲17.1 | 6.0 |
| 財務CF | ▲23.3 | ▲24.4 | ▲16.6 | ▲28.9 | ▲17.6 | ▲17.5 | ▲20.1 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
17.68
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
1.8%
自己資本利益率
ROA
1.2%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
906人
平均年齢
43.4歳
平均勤続
12.7年
単体 平均年収
724万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
78.00円+24
配当性向
297.5%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
45
FY21
50
FY22
51
FY23
54
FY24
54
FY25
78
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。