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株式会社きもと
カブシキガイシャキモト上場化学7908EDINET: E02425KIMOTO CO.,LTD.
決算期: 03月期
業種: 化学
売上高 (FY25)
113億円
13.97%営業利益 (FY25)
13.4億円
526.17%経常利益 (FY25)
13.8億円
237.75%純利益 (FY25)
9.9億円
195.22%総資産
230億円
1.98%自己資本比率
81.7%
—ROE
5.4%
3.50%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
きもと(KIMOTO)は、拡散・遮光・粘着など多機能を持つ工業用機能性フィルムの製造販売を主力とし、日本・米国・欧州・東アジアに生産・販売拠点を持つグローバルな精密素材メーカーである。売上高の大部分をフィルム事業が占め、自動車内装ディスプレイ、通信機器部材、半導体製造工程材料など高付加価値用途への展開を強みとしている。FY2025(2025年3月期)は売上高113億円(前期比+14.0%)、営業利益13億円(同+524%)と2023年以降の低迷から急回復し、営業CF18億円を創出した。一方でROEは5.4%と低水準にとどまり、収益性向上が課題として残る。第二の柱として育成中のデジタルツイン事業は、3Dモデル管理や点群データ処理など建設・製造業向けDXサービスを展開し、コンサルティング事業と統合して組織営業力を強化している。自己資本比率81.7%、現預金124億円超の無借金に近い財務基盤を持ち、2050年カーボンニュートラルを目指した環境対応製品開発も推進中である。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 機能性フィルム事業が売上の大部分を占め、デジタルツイン・コンサルティング事業が補完する二軸構造である。
- 2顧客: 自動車メーカー系サプライヤー・通信機器・半導体メーカーを主要顧客とし、グローバルに供給している。
- 3価値提案: 拡散・遮光・粘着など複合機能を持つ高付加価値フィルムで差別化し、顧客の製造工程を支援する。
- 4コスト構造: 国内工場(三重・茨城)主体の自社製造で、有機溶剤回収技術や受注生産で製造原価を管理している。
Risks · リスク要因
- 1フィルム事業への収益依存: 売上の大部分をフィルム事業が占め、技術革新や競合激化で需要が急減した場合の影響が大きい。
- 2為替・原材料価格変動: 円安進行や石化系原材料の高騰は製造原価を直撃し、利益率を大幅に押し下げるリスクがある。
- 3環境規制強化: 有機溶剤使用を伴う製造工程が規制強化の対象となり、追加設備投資が収益を圧迫する可能性がある。
- 4固定資産の減損リスク: 国内外複数拠点の生産設備について、業績悪化や市場縮小時に減損損失が発生する可能性がある。
Strengths · 強み
- 1多機能フィルム技術: 拡散・遮光・粘着など複合機能を持つ独自製品で、車載・通信・半導体向けに差別化競争力を持つ。
- 2財務健全性: 自己資本比率81.7%、現預金124億円超の実質無借金経営で、景気変動への耐性が高い。
- 3グローバル製造・販売網: 日本・米国・欧州・東アジアに拠点を持ち、現地ニーズへの迅速な対応が可能である。
- 4デジタルツイン技術: 点群データ処理・3Dモデル管理など建設・製造DX領域で新たな収益柱の育成を進めている。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1フィルム事業のグローバル拡大: 東アジア市場に加え米国・欧州での営業体制を強化し、輸送機器・半導体向け高付加価値品の販売を拡大する。
- 2デジタルツイン事業の育成: コンサルティング事業と統合し組織営業を強化、建設・製造・農業向けDXサービスをグローバルに展開する。
- 3環境対応製品開発: 2050年カーボンニュートラルを目標に、リサイクルPET・無溶剤処方製品の開発と非接触塗工への転換を推進する。
- 4開発スピード向上と生産最適化: 全世界の開発テーマを共有し、受注生産方式の拡大と製造歩留向上で在庫・製造原価リスクを低減する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績の急回復: 売上高113億円(前期比+14.0%)、営業利益13億円(同+524%)と、23年以降の低迷から大幅に反転した。
主要顧客集中の進行: 光陽オリエントジャパン向け売上が全体の17.8%(20億円)に拡大し、取引先依存度が上昇している。
自己株式取得と増配: 自己株式を3億円取得するとともに配当金2.7億円を支払い、株主還元を強化した。
デジタルツイン事業の新規案件獲得: クラウド3Dモデル管理システム受注と点群データ図面作成案件を取得し、中国子会社もDX案件を受注した。
02
業績推移
売上高
113億円▲14.0%FY25
営業利益
13.4億円▲526.2%FY25
純利益
9.9億円▲195.2%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 136 | 120 | 116 | 122 | 96.2 | 99.1 | 113 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 7.0 | -6.3 | 2.1 | 13.4 |
| 経常利益 | 1.6 | -0.5 | 5.3 | 8.2 | -5.1 | 4.1 | 13.8 |
| 純利益 | 2.9 | -8.2 | 4.9 | 6.8 | -5.7 | 3.4 | 9.9 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 248 | 226 | 228 | 238 | 216 | 226 | 230 |
| 純資産 (自己資本) | 190 | 177 | 180 | 187 | 177 | 182 | 188 |
| 自己資本比率 (%) | 76.8 | 78.2 | 78.7 | 78.3 | 82.1 | 80.3 | 81.7 |
| 現金及び預金 | 125 | 119 | 124 | 139 | 128 | 126 | 125 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 11.3 | 5.4 | 12.5 | 15.7 | ▲1.9 | 5.1 | 18.4 |
| 投資CF | ▲2.0 | ▲7.0 | ▲2.7 | ▲0.3 | ▲5.3 | ▲6.4 | ▲13.8 |
| 財務CF | ▲5.6 | ▲4.3 | ▲4.3 | ▲2.4 | ▲5.8 | ▲2.8 | ▲5.7 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
21.53
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
5.4%
自己資本利益率
ROA
4.3%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
EastAsia0.0兆0.1%▲0.00兆-450.0%
Europe0.0兆6.5%0.00兆7.1%
Japan0.0兆86.1%0.00兆14.9%
NorthAmerica0.0兆7.4%▲0.00兆-16.7%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
355人
平均年齢
46.0歳
平均勤続
23.0年
単体 平均年収
526万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
11.00円+2
配当性向
48.9%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
7
FY21
7
FY22
8
FY23
9
FY24
9
FY25
11
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。