ム
ムトー精工株式会社
ムトーセイコウカブシキガイシャ上場化学7927EDINET: E01032MUTO SEIKO CO.
決算期: 03月期
業種: 化学
売上高 (FY25)
276億円
4.78%営業利益 (FY25)
20.5億円
12.10%経常利益 (FY25)
25.8億円
6.00%純利益 (FY25)
15.1億円
14.78%総資産
310億円
5.25%自己資本比率
62.2%
—ROE
8.3%
2.34%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
ムトー精工は、金型設計から成形・組立・二次加工までの一貫生産体制を強みとする精密プラスチック部品メーカーである。主力のプラスチック成形事業が売上高の96%超を占め、デジタルカメラ・プリンター・自動車・医療機器・ゲーム機など多様な用途に部品を供給する。国内に加え、ベトナム・中国・タイの海外拠点が売上高の58.1%を生産しており、タイ拠点でのデジタルカメラ部品受注増が業績をけん引している。主要顧客はSony Technology Thailand(売上比16.6%)とCanon Vietnam(同12.2%)で、上位3社合計で34.7%を占める。FY2025は売上高276億円(前期比+4.8%)、営業利益20億円(同+12.0%)と増収増益を達成したが、シンガポール子会社の清算やタチバナ精機株式会社の株式譲渡に伴う特損計上により純利益は15億円(同-14.8%)に留まった。2019年から2021年にかけて売上が低迷した後、2023年以降は需要回復と海外拠点拡充により売上高が大幅に改善しており、収益の質も向上傾向にある。今後はプラスチック成形事業への経営資源集中と省人化投資による利益率改善が焦点となる。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: プラスチック成形事業が売上高の96%超を占め、金型・精密部品の設計から組立までで収益を得ている。
- 2顧客: ソニー・キヤノン等の大手電機メーカーを主要顧客とし、上位3社で売上の34.7%を占める構造である。
- 3価値提案: 金型設計から成形・組立・二次加工までの一貫生産体制により、短納期・最適コストを顧客に提供している。
- 4地域構成: 日本・ベトナム・中国・タイの4カ国体制で生産し、海外拠点が売上高の58.1%を担っている。
Risks · リスク要因
- 1特定顧客依存リスク: 上位3社で売上の34.7%を占め、ソニー・キヤノンの発注動向や調達方針の変化が業績に直結する。
- 2為替変動リスク: グループ内取引は主に米ドル建てで、円高進行により経常利益段階で為替差益が縮小する影響が既に顕在化している。
- 3原材料・エネルギー価格高騰: 樹脂等の原材料価格が高騰した場合、製品価格への転嫁が困難なことがあり利益率を圧迫する可能性がある。
- 4海外拠点の政策リスク: 海外生産比率58.1%に対し、各国の税優遇廃止や地政学的リスクが生産コストや事業継続に影響を与えうる。
Strengths · 強み
- 1一貫生産体制: 金型設計から成形・組立まで自社完結することで設計期間短縮と最適コスト提案を実現し、顧客の囲い込みに貢献している。
- 24カ国グローバル生産網: ベトナム・中国・タイの海外拠点が生産の58.1%を担い、コスト競争力と顧客の現地調達ニーズに対応できる。
- 3多分野受注実績: デジタルカメラ・自動車・医療機器・プリンターなど需要分散により、特定市場の落ち込みを他分野でカバーできる。
- 4プリント基板検査事業の急成長: FY2025のプリント基板セグメントは売上+60.8%・営業利益+261%と急拡大し、収益の柱として育ちつつある。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1経営資源集中: 精密プレス部品事業(タチバナ精機)を売却・撤退し、主力のプラスチック成形事業への集中を図る方針である。
- 2省人化・省力化投資: FY2025に固定資産が13億円増加し、生産設備の更新による固定費削減と生産性向上を継続的に推進している。
- 3カーボンニュートラル対応: 2030年度までにCO2排出量を2013年度比46%削減する中期目標を設定し、省エネ設備更新計画を策定した。
- 4海外直接取引の拡大: 4カ国の海外拠点間での直接取引を増やし、為替リスク低減と連結収益向上を目指す方針を掲げている。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025増収増益: 売上高276億円(+4.8%)・営業利益20億円(+12.0%)を達成したが、特損計上で純利益は15億円(-14.8%)に留まった。
デジタルカメラ需要が業績をけん引: タイ拠点でのデジタルカメラ部品受注が拡大し、プラスチック成形事業の売上が+6.4%の266億円となった。
事業再編の実施: シンガポール子会社の清算を決定し、タチバナ精機の全株式を譲渡することで精密プレス部品事業から撤退した。
自動車部品が減少: 国内メーカーの認証試験不正問題に伴う生産停止を背景に、自動車関連部品の受注が前期比で減少に転じた。
02
業績推移
売上高
276億円▲4.8%FY25
営業利益
20.5億円▲12.1%FY25
純利益
15.1億円▼14.8%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 234 | 208 | 192 | 202 | 262 | 263 | 276 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 6.4 | 17.5 | 18.3 | 20.5 |
| 経常利益 | 11.4 | 11.8 | 10.6 | 7.7 | 21.4 | 24.3 | 25.8 |
| 純利益 | 0.3 | 6.3 | 2.6 | 5.2 | 13.0 | 17.7 | 15.1 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 228 | 211 | 230 | 246 | 259 | 295 | 310 |
| 純資産 (自己資本) | 117 | 117 | 126 | 144 | 162 | 189 | 193 |
| 自己資本比率 (%) | 51.4 | 55.2 | 54.6 | 58.6 | 62.5 | 64.2 | 62.2 |
| 現金及び預金 | 66.4 | 64.1 | 69.1 | 67.5 | 80.3 | 83.4 | 82.9 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 29.8 | 23.0 | 19.9 | 14.3 | 25.9 | 38.6 | 22.7 |
| 投資CF | ▲18.9 | ▲13.0 | ▲15.9 | ▲12.3 | ▲9.2 | ▲40.0 | ▲25.0 |
| 財務CF | ▲5.2 | ▲9.6 | ▲1.8 | ▲10.4 | ▲7.5 | ▲2.4 | 3.8 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
214.05
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
8.3%
自己資本利益率
ROA
4.9%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
PlasticMolding0.0兆96.4%0.00兆6.8%
PrecisionPressParts0.0兆1.6%▲0.00兆-0.9%
PrintedCircuitBoard0.0兆1.9%0.00兆43.2%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
197人
平均年齢
44.4歳
平均勤続
17.0年
単体 平均年収
569万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
114.50円+3
配当性向
33.9%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
26
FY21
28
FY22
27
FY23
82
FY24
112
FY25
115
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。