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未来工業株式会社
ミライコウギョウカブシキガイシャ上場化学7931EDINET: E02002MIRAI INDUSTRY CO.,LTD.
決算期: 03月期
業種: 化学
売上高 (FY25)
451億円
2.32%営業利益 (FY25)
69.0億円
5.93%経常利益 (FY25)
70.7億円
5.48%純利益 (FY25)
48.3億円
5.53%総資産
665億円
4.75%自己資本比率
80.3%
—ROE
9.4%
0.90%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
未来工業は岐阜県を本拠とする住宅建築向け電材・管材および配線器具の専業メーカーであり、「ミライ」「JIMBO」ブランドを展開する。売上の約77%を電材・管材が占め、配線器具が約16%を補完する構造で、2025年3月期の連結売上高は451億円と7期連続で成長基調を維持し過去最高を更新した。直販体制による特約代理店制度を持たず、全国の電材・管材問屋に直接販売することで与信リスクを分散し、値崩れを抑制している点が事業の根幹を成している。 一方、FY2025は価格改定の浸透で増収を確保したものの、プラスチック原材料費・ユーティリティコストの高止まりが利益を圧迫し、営業利益は69億円と前年比5.9%減の減益となった。自己資本比率79.2%、現預金等の流動資産422億円超と財務は極めて健全であり、内部留保を原資に設備投資・配当を継続している。住宅着工戸数の弱含みという構造的な市場環境を背景に、非住宅向け製品開発や製品ラインアップの拡充を通じた収益基盤の多角化が今後の課題である。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 電材・管材が売上高の約77%、配線器具が約16%、その他(省力化機械等)が約7%を占める製造・販売主体の事業構造である。
- 2顧客: 全国の電材・管材問屋に直接販売し、特定の特約代理店に依存しない幅広い販売先分散で与信リスクを低減している。
- 3価値提案: 「ミライらしい」と称される独創的なプラスチック製電線管・配線ボックスを継続投入し、施工省力化ニーズに応える製品差別化を実践している。
- 4コスト構造: プラスチック原材料(ポリエチレン等)の調達コストが最大変動要因であり、ナフサ連動価格契約で安定化を図りつつ製品価格への転嫁で対応している。
Risks · リスク要因
- 1住宅着工需要の構造的低迷: 売上の約9割が住宅建築業界向けであり、新設住宅着工戸数の弱含みが直接的な売上減少につながるリスクがある。
- 2原材料費の高止まり: ポリエチレン等のプラスチック原材料価格がユーティリティコスト上昇と連動して高止まりし、FY2025は利益を5.9%押し下げた。
- 3物流コストの上昇: 全国問屋への小口直送体制は物流費負担が大きく、物流市況の悪化や2024年問題の影響でコストが更に増加する可能性がある。
- 4製造物責任リスク: 電気用品安全法等の基準に適合した製品管理を行っているが、予期せぬ欠陥発生時には多大な費用負担と信用毀損を招く可能性がある。
Strengths · 強み
- 1直販網の優位性: 特約代理店を介さず全国問屋へ直売することで、価格コントロール力と広範な販路を同時に確保している。
- 2製品差別化力: 独創的な施工省力化製品を継続的に市場投入し、「ミライ」ブランドが業界内で独自ポジションを確立している。
- 3財務健全性: 自己資本比率79.2%、現金及び預金残高194億円超を擁し、無借金経営で投資余力と配当余力を両立している。
- 4高収益体質: 営業利益率は目標12%に対してFY2025実績15.3%水準であり、製造業として競合他社比で高い収益性を維持している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1売上高営業利益率12%を経営目標として設定し、全セグメントで効率化を推進することにより収益体質の強化を継続的に図っていく方針である。
- 2「ミライらしい」独創的な新製品の継続投入と数年前発売の既存製品の見直しにより、住宅向け製品群の収益拡大を並行して推進する。
- 3ビルや工場等の非住宅建築向け新商品の開発および既存商品の新市場開拓を進め、住宅着工変動リスクへの依存度を段階的に低下させる。
- 4全社エネルギー管理委員会を中心にCO2排出量削減と設備更新計画を策定し、環境負荷低減と製造効率向上を両立させるESG経営を推進する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高は451億円(前年比+2.3%)と過去最高を更新したが、営業利益は69億円(同-5.9%)と原材料高により減益となった。
配線器具セグメントは「J・ワイドスリムスクエア」等が電材ルートで浸透し売上高73億円(同+7.4%)、営業利益は47.6%増の大幅増益を達成した。
FY2025の配当金支払額は25億円超(前年比+91.2%)と大幅増配を実施し、前期に続く株主還元強化の姿勢を示した。
自己株式取得額はFY2024の約47億円からFY2025は約0.01億円へ激減し、株主還元手段を配当へシフトする方針変化が顕著である。
02
業績推移
売上高
451億円▲2.3%FY25
営業利益
69億円▼5.9%FY25
純利益
48.3億円▼5.5%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 360 | 376 | 361 | 369 | 396 | 441 | 451 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 40.4 | 40.4 | 73.3 | 69.0 |
| 経常利益 | 39.2 | 42.8 | 41.2 | 39.5 | 41.5 | 74.8 | 70.7 |
| 純利益 | 41.1 | 28.2 | 28.3 | 25.3 | 27.4 | 51.2 | 48.3 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 673 | 566 | 588 | 610 | 642 | 635 | 665 |
| 純資産 (自己資本) | 545 | 432 | 462 | 478 | 500 | 508 | 534 |
| 自己資本比率 (%) | 81.1 | 76.3 | 78.6 | 78.3 | 77.8 | 79.9 | 80.3 |
| 現金及び預金 | 248 | 151 | 174 | 205 | 216 | 181 | 195 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 44.1 | 54.2 | 50.2 | 60.4 | 40.0 | 46.8 | 75.3 |
| 投資CF | ▲15.9 | ▲13.4 | ▲19.2 | ▲19.1 | ▲19.7 | ▲31.8 | ▲35.5 |
| 財務CF | ▲9.3 | ▲138 | ▲8.2 | ▲9.4 | ▲9.8 | ▲49.5 | ▲26.4 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
299.64
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
9.4%
自己資本利益率
ROA
7.3%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
ElectricFacilityMaterialsAndWaterSupplyDevices0.0兆77.1%0.01兆18.4%
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.0兆6.6%0.00兆19.0%
WiringDevices0.0兆16.2%0.00兆9.5%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
843人
平均年齢
47.0歳
平均勤続
23.0年
単体 平均年収
645万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
200.00円
配当性向
59.8%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
60
FY21
60
FY22
75
FY23
75
FY24
200
FY25
200
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
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