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株式会社アシックス
カブシキガイシャアシックス上場その他製品7936EDINET: E02378ASICS Corporation
決算期: 12月期
業種: その他製品
売上高 (FY25)
8109億円
19.51%営業利益 (FY25)
1425億円
42.36%経常利益 (FY25)
1393億円
50.42%純利益 (FY25)
987億円
54.72%総資産
5865億円
13.00%自己資本比率
46.6%
—ROE
39.1%
10.00%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
アシックスは「パフォーマンスランニング」を主軸に、テニス・スポーツスタイル・オニツカタイガーを擁する日本発のグローバルスポーツブランドである。2019年売上高3,781億円から2025年には8,109億円へと6年間で2倍超の成長を遂げ、営業利益率17.6%は競合大手と比較しても業界最高水準に達した。成長ドライバーは3つある。第1に、METASPEEDシリーズに代表されるパフォーマンスランニングシューズのイノベーション力とマラソン大会でのシェア拡大、第2に、スポーツスタイル・オニツカタイガーの双方が前期比+40%超で初めて各1,000億円を突破したブランド多角化、第3に、OneASICS会員プログラムとDTCオムニチャネル推進による顧客接点の深化である。地域別でも全リージョン増収増益を達成し、インバウンド需要が牽引したアシックスジャパン+34.7%、東南・南アジア+33.4%、欧州+25.9%と地理的分散も利いている。中期経営計画2026の財務目標を1年前倒しで達成し、2026年は売上高9,500億円・営業利益1,710億円を計画。次期中計(2027-2029年)では売上高1兆円の早期達成を目指す。ROEは39.1%と資本効率も高く、コーポレートガバナンス・オブ・ザ・イヤー2025大賞も受賞するなど、経営の質においても高い評価を得ている。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: フットウエアが売上の中核で、パフォーマンスランニング・テニス・スポーツスタイル・オニツカタイガーの4カテゴリーが全て増収増益で収益を分散している。
- 2顧客: OneASICS会員プログラムで直接接点を持ちつつ、直営店・Eコマース・代理店のオムニチャネルで世界中の個人消費者に製品を届けている。
- 3価値提案: アシックススポーツ工学研究所発のイノベーションと「健全な身体に健全な精神」という創業哲学を融合し、競技性と日常生活の双方で高付加価値を提供している。
- 4コスト構造: 東南アジア中心のOEM生産委託で製造コストを抑制しつつ、マーケティングとR&Dへの先行投資でブランドエクイティを積み上げる軽資産型モデルを採用している。
Risks · リスク要因
- 1為替・原材料・物流コストの変動リスク: 売上の大半を海外が占め、東南アジアOEM生産依存のため、円高反転・原油高騰・国際物流費急騰が仕入価格と利益率に直接影響する。
- 2競合技術革新と市場競争激化リスク: ナイキ・アディダスなど研究開発力の高い大手との競合が続くため、自社イノベーションが競合に対する優位性を継続的に維持できる保証はない。
- 3地政学・経済環境リスク: 中華圏の経済弱含みや米国関税政策の変化、高成長地域の政治リスクが顕在化した場合、売上計画の未達や在庫の過剰積み上がりが生じる可能性がある。
- 4M&A・のれん減損リスク: レース登録会社など複数のM&Aを積み重ねており、事業統合が計画通り進まない場合やのれんの収益性が低下した場合、減損損失計上で財務に悪影響が及ぶ。
Strengths · 強み
- 1パフォーマンスランニングの技術力: METASPEEDシリーズがシリーズ最軽量を更新し続け、主要マラソン大会シェアNo.1を実現しているため競合の追随を困難にしている。
- 2高収益ブランドポートフォリオ: オニツカタイガーが利益率37.7%、スポーツスタイルが29.3%と高水準を維持しており、ラグジュアリー路線への転換が収益性底上げに貢献している。
- 3グローバル成長モメンタム: 全リージョン増収増益を達成し、インド・東南アジアなど高成長市場でも直営店拡大中で、地理的分散がリスク低減と成長加速を両立させている。
- 4ガバナンスとIR品質: コーポレートガバナンス・オブ・ザ・イヤー2025大賞・IR優良企業大賞(3回連続)を受賞し、政策保有株の全売却など資本効率経営が投資家の信頼を獲得している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1売上高1兆円の早期達成: 2026年に売上高9,500億円・営業利益1,710億円を計画し、2027-2029年の次期中計で連結売上高1兆円の早期達成を目指している。
- 2「Year of ASIA」戦略: 2026年を愛知・名古屋2026大会活用の年と位置付け、東南アジア各国で売上高100M米ドルの早期達成を目指し成長を加速させる方針である。
- 3オニツカタイガーの欧米展開深化: 2025年に欧州バルセロナ・ロンドン・パリに直営旗艦店を開設し、2026年以降は米国再進出を見据えてラグジュアリーブランドとしてのポジション確立を進める。
- 4Global Integrated Enterprise変革と人的資本強化: 本社と地域CEOの一体運営を深化させつつ、大卒初任給33万円設定・海外派遣制度導入など人的資本投資を拡充して次期成長基盤を構築する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績が4年連続過去最高: 売上高8,109億円(+19.5%)・営業利益1,425億円(+42.4%)・営業利益率17.6%を達成し、ROE39.1%・時価総額が初の3兆円到達を記録した。
スポーツスタイル・オニツカタイガーが各1,000億円突破: 両カテゴリーともに前期比+40%超で成長し、欧州に大規模直営店を相次ぎ開設してラグジュアリーポジションの確立に着手した。
ランニングエコシステム拡大とR&D強化: 2025年11月にスペイン・タイのレース登録会社をグループ化し、12月には米ミシガン大学と「アシックス-ミシガン・スポーツ・イノベーションセンター」を設立した。
2026年計画と次期中計の方向性を公表: 2026年売上高9,500億円・営業利益1,710億円を計画し、2027-2029年の次期中計で売上高1兆円の早期達成と投資拡大による利益成長を追求する方針を示した。
02
業績推移
売上高
8,109億円▲19.5%FY25
営業利益
1,425億円▲42.4%FY25
純利益
987億円▲54.7%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 3781 | 3288 | 4041 | 4846 | 5705 | 6785 | 8109 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 340 | 542 | 1001 | 1425 |
| 経常利益 | 101 | -69.2 | 222 | 309 | 507 | 926 | 1393 |
| 純利益 | 71.0 | -161 | 94.0 | 199 | 353 | 638 | 987 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 3161 | 3332 | 3458 | 4251 | 4641 | 5190 | 5865 |
| 純資産 (自己資本) | 1523 | 1268 | 1465 | 1727 | 2068 | 2349 | 2734 |
| 自己資本比率 (%) | 48.2 | 38.0 | 42.4 | 40.6 | 44.6 | 45.3 | 46.6 |
| 現金及び預金 | 380 | 805 | 953 | 658 | 1133 | 1270 | 1122 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 148 | 193 | 491 | ▲214 | 901 | 1046 | 1099 |
| 投資CF | ▲122 | ▲96.3 | ▲102 | ▲145 | ▲46.4 | ▲75.6 | ▲294 |
| 財務CF | ▲295 | 313 | ▲260 | 23.1 | ▲403 | ▲843 | ▲1059 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
138.13
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
39.1%
自己資本利益率
ROA
16.8%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
Europe0.2兆27.9%0.04兆16.3%
GreaterChina0.1兆14.8%0.03兆20.9%
Japan0.2兆19.3%0.04兆28.6%
NorthAmerica0.1兆17.4%0.02兆11.3%
Oceania0.0兆6.1%0.01兆16.0%
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.0兆1.9%▲0.00兆-7.6%
OtherAreas0.1兆6.4%0.01兆15.6%
SouthEastAndSouthAsian0.0兆6.1%0.01兆22.0%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
988人
平均年齢
40.4歳
平均勤続
12.2年
単体 平均年収
1,080万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
40.00円+10
配当性向
25.9%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
24
FY21
36
FY22
56
FY23
90
FY24
30
FY25
40
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。