ロ
ローランド株式会社
ローランドカブシキガイシャ上場その他製品7944EDINET: E01834決算期: 12月期
業種: その他製品
売上高 (FY25)
1010億円
1.53%営業利益 (FY25)
94.1億円
5.42%経常利益 (FY25)
90.2億円
7.26%純利益 (FY25)
21.7億円
63.72%総資産
835億円
2.32%自己資本比率
49.6%
—ROE
5.0%
8.90%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
ローランド株式会社は電子ピアノ・電子ドラム・ギターエフェクター・シンセサイザーなど電子楽器全般を設計・製造・販売する専業メーカーである。製造拠点をマレーシア・中国・日本・米国に分散させ、売上の大半を海外市場から獲得するグローバル体制を持つ。コロナ特需の反動減・小売在庫調整・米国相互関税といった逆風が重なったFY2023〜FY2025の停滞期を経て、FY2025売上高は1,010億円(前期比+1.5%)とほぼ横ばいながら営業利益94億円を確保した。純利益はDrum Workshop, Inc.関連の一時費用等が響き22億円にとどまり、ROEは5.0%と低水準であるが、一時費用控除ベースでは16.8%に相当すると説明している。 2026〜2028年の中期経営計画では、Connected Instrumentsを核とした「Direct Connect」戦略でAI・IoTを搭載した次世代電子楽器とRoland Cloudによるサブスクリプション収益を育て、2028年12月期に売上1,200億円・営業利益144億円・ROE20%を掲げる。演奏離脱層や新興国中間層への需要創造、直営店「Roland Store」の拡充、インド・インドネシア・中南米向け専用モデル展開が成長ドライバーである。浜松市に竣工した新本社「Roland Inspiration Hub」を研究開発の核に据え、基幹システムSAP S/4HANAと連携した需要予測の自動化で収益基盤を強化する方針である。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 電子ドラム・電子ピアノ・ギターエフェクター等の製品販売が主軸で、Roland Cloudによるサブスクリプション収益が拡大中である。
- 2顧客: 個人演奏者・プロミュージシャンを中心に約170カ国のディーラー網と直営Roland Storeを通じて供給している。
- 3価値提案: アコースティック楽器の電子化とAI・IoT搭載Connected Instrumentsにより、演奏体験の質と利便性を継続的に向上させている。
- 4コスト構造: マレーシアを主力製造拠点とし、SAP S/4HANAによる需要予測自動化でサプライチェーンコストを抑制している。
Risks · リスク要因
- 1嗜好品である電子楽器は景気悪化局面で需要が急落しやすく、特に低価格帯製品は消費者心理の影響を直接受けるリスクがある。
- 2米国相互関税や地政学リスクの高まりにより、マレーシア中心のサプライチェーンや北米向け価格競争力が損なわれる可能性がある。
- 3売上の約半数が米ドル・ユーロ建てで、円高局面では円換算売上・利益が大幅に目減りする為替変動リスクが常時存在する。
- 4Drum Workshop, Inc.など子会社の固定資産減損リスクが顕在化しており、一時費用計上が純利益を大きく押し下げた実績がある。
Strengths · 強み
- 1電子ドラムV-Drumsや電子管楽器など独自カテゴリーで高いブランド認知と市場シェアを持ち、価格決定力が強い。
- 2Connected Instruments+Roland Cloudの組み合わせにより、ハードウェア販売後も顧客接点とLTVを継続的に高める仕組みを構築している。
- 3マレーシア拠点を核としたグローバル製造体制と複数サプライヤー確保により、供給安定性とコスト競争力を両立している。
- 4売上の85%超を海外が占める多地域分散構造で、特定市場の減速を他地域の好調でカバーできる収益耐性がある。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1Direct Connect戦略: Wi-Fi標準搭載のConnected Instrumentsを2026年以降本格展開し、Roland Cloud加入者拡大でLTVを最大化する。
- 2Innovation戦略: 電子管楽器シリーズ拡充と異業種アライアンス・共同研究を推進し、2028年までに未電子化アコースティック楽器の電子化を加速する。
- 3新興国戦略: インド・インドネシア・中南米・中東向けに現地専用モデルを投入し、Store-in-Storeチャネルを拡大して市場シェアを獲得する。
- 4財務目標: 2028年12月期に売上高1,200億円(CAGR+5.9%)・営業利益144億円・ROE20%を達成し、高収益企業へのトランスフォームを完結させる。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高は1,010億円(前期比+1.5%)で微増にとどまったが、V-Drums新世代5シリーズ・3シリーズが管打楽器カテゴリーを前期比+2.7%に牽引した。
米国相互関税の影響を価格適正化・生産地最適化・プロダクトミックス改善で概ね吸収したが、純利益はDrum Workshop, Inc.の一時費用影響で22億円に圧縮された。
2025年10月に浜松市新本社「Roland Inspiration Hub」が竣工し、研究開発・生産・管理機能を一体化して創造性向上と開発効率化を図った。
2026〜2028年中期経営計画を新たに策定し、ROE20%・純利益102億円を目標に掲げ、Connected Instrumentsとデータ活用プラットフォームへの本格投資を宣言した。
02
業績推移
売上高
1,010億円▲1.5%FY25
営業利益
94.1億円▼5.4%FY25
純利益
21.7億円▼63.7%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 632 | 640 | 800 | 958 | 1024 | 994 | 1010 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 108 | 119 | 99.5 | 94.1 |
| 経常利益 | 47.3 | 62.8 | 101 | 103 | 112 | 84.1 | 90.2 |
| 純利益 | 26.3 | 43.0 | 85.9 | 89.4 | 81.5 | 59.8 | 21.7 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 435 | 461 | 528 | 771 | 810 | 816 | 835 |
| 純資産 (自己資本) | 182 | 202 | 287 | 337 | 401 | 467 | 414 |
| 自己資本比率 (%) | 41.9 | 43.7 | 54.3 | 43.8 | 49.5 | 57.2 | 49.6 |
| 現金及び預金 | 88.2 | 108 | 87.8 | 105 | 129 | 145 | 159 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 49.9 | 69.0 | 49.3 | 7.9 | 154 | 117 | 137 |
| 投資CF | ▲15.9 | ▲9.0 | ▲8.0 | ▲114 | ▲35.8 | ▲11.9 | ▲64.4 |
| 財務CF | ▲31.5 | ▲36.7 | ▲60.7 | 129 | ▲86.7 | ▲96.6 | ▲74.2 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
81.69
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
5.0%
自己資本利益率
ROA
2.6%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
891人
平均年齢
46.0歳
平均勤続
19.0年
単体 平均年収
720万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
255.00円
配当性向
2444.7%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
108
FY21
207
FY22
234
FY23
255
FY24
255
FY25
255
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。