株
株式会社エフピコ
カブシキガイシャエフピコ上場化学7947EDINET: E02412FP CORPORATION
決算期: 03月期
業種: 化学
売上高 (FY25)
2356億円
6.09%営業利益 (FY25)
185億円
12.43%経常利益 (FY25)
185億円
9.96%純利益 (FY25)
125億円
6.50%総資産
2922億円
2.13%自己資本比率
52.7%
—ROE
8.4%
0.20%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
エフピコは食品スーパーやコンビニ向け食品トレー・惣菜容器の設計・製造・販売を中核とし、全国を網羅する生産・物流ネットワークとSCMシステムで安定供給を強みとする国内最大手の食品容器メーカーである。中食・テイクアウト・冷凍食品市場の構造的拡大を背景に売上高は2020年の1,863億円から2025年の2,356億円へ6年間で26%成長し、FY2025の売上高・営業利益・経常利益はいずれも過去最高を更新した。収益面では上期の原材料・物流コスト上昇が重荷となったが、価格改定効果と軽量化製品・エコ製品の販売拡大により経常利益は184億円(前期比+10%)へ回復。エコ製品の売上構成比は枚数ベースで51%に達し、「トレーtoトレー」リサイクル回収拠点が11,000拠点超に拡大するなど環境経営も競争優位の一翼を担う。新素材「新OPPシート」の2027年後半稼働を計画し、食品容器の枠を超えた産業用途展開も視野に入れている。長期経営目標として売上高3,000億円・経常利益300億円・売上高経常利益率10%以上を掲げ、累進配当方針のもと連結配当性向40%を目途とした株主還元を継続している。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 食品トレー等の製品売上が全体の76.7%、ディーラー経由の商品売上が23.3%を占め、価格改定と数量増で成長を維持する。
- 2顧客: スーパーマーケット・コンビニ・外食・病院介護施設など食品小売・中食全般に常時約12,000アイテムを供給する。
- 3価値提案: 高品質かつ環境配慮型エコ製品と全人口の85%をカバーする物流網を組み合わせたトータルソリューションを提供する。
- 4コスト構造: ポリスチレン・PET・PP樹脂が主要原価を構成し、軽量化とリサイクル原料活用で原材料費変動リスクを部分的に吸収する。
Risks · リスク要因
- 1原材料価格変動: PS・PET・PP樹脂は原油・為替に連動して変動し、FY2025も原材料上昇影響が33億円と最大の利益圧迫要因となっている。
- 2人材確保困難: 国内人手不足の深刻化により採用・定着コストが増大し、2026年3月期は平均5%台半ばの賃上げを実施しコスト負担が続く。
- 3気候変動・炭素税規制: 炭素税導入やバージンプラスチック課税が実施された場合、製造コストが大幅に上昇し収益性に影響を及ぼすリスクがある。
- 4自然災害・BCP: 地震・台風など想定外の災害で主力工場が停止した場合、全国網羅の物流網があっても短期的に安定供給が損なわれるリスクがある。
Strengths · 強み
- 1全国物流網: 関西ハブセンター稼働により半径100km圏内で全人口の85%をカバーし、拘束13時間超トラックをゼロにする配送体制を構築している。
- 2エコ製品と独自リサイクル: 「トレーtoトレー」回収拠点11,000超・スーパー協働「ストアtoストア」3,200店超でリサイクル原料を安定確保し価格競争力を持つ。
- 3圧倒的な製品ラインナップ: 常時約12,000アイテムの品揃えと年間680トン削減可能な軽量化新製品投入で顧客の多様なニーズに対応できる。
- 4SCM×自動化: 茨城-広島間製品移動を前期比53.5%削減したSCM高度化と工場への無人搬送車・産業用ロボット導入で生産コスト優位を維持する。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1長期財務目標: 売上高3,000億円・経常利益300億円・経常利益率10%以上を目標に掲げ、累進配当を継続しながら企業価値向上を目指す。
- 2新素材「新OPPシート」: 茨城県坂東市に新工場を建設し2027年後半の稼働を目指し、土木・自動車・家電等の産業分野へ食品容器外の市場開拓を推進する。
- 3環境経営の強化: 2050年カーボンニュートラル達成を目標にTCFD開示を推進し、2025年11月の中部第一工場太陽光発電導入でエコトレーCO2削減効果をさらに拡大する。
- 4供給体制と自動化: 関西ハブセンター完成で構築した全国網をさらに強化し、小型箱詰めロボットの試験導入など工場自動化投資で生産性と収益性を底上げする。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績過去最高: 売上高2,356億円(前期比+6.1%)・経常利益184億円(前期比+10%)を達成し、下期は全段階損益で過去最高を記録した。
エコ製品比率51%到達: エコ製品の製品売上枚数構成比が51%となり、「ストアtoストア」参加店舗が2025年5月末時点で3,200店舗を超えた。
新OPPシート製造装置を発注: 2024年11月に装置を発注し2027年後半稼働を目標とする新工場建設を坂東市で検討中で、新市場参入の足がかりとなる。
継続的賃上げ実施: 2024年3月期・2025年3月期に続き2026年3月期も平均5%台半ばの賃上げを実施し、人材確保コストが収益の押し下げ要因として顕在化している。
02
業績推移
売上高
2,356億円▲6.1%FY25
営業利益
185億円▲12.4%FY25
純利益
125億円▲6.5%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 1812 | 1863 | 1875 | 1957 | 2113 | 2221 | 2356 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 159 | 167 | 164 | 185 |
| 経常利益 | 149 | 163 | 194 | 167 | 173 | 168 | 185 |
| 純利益 | 99.0 | 108 | 122 | 112 | 115 | 117 | 125 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 2493 | 2425 | 2472 | 2627 | 2986 | 2986 | 2922 |
| 純資産 (自己資本) | 1122 | 1193 | 1250 | 1325 | 1402 | 1458 | 1541 |
| 自己資本比率 (%) | 45.0 | 49.2 | 50.6 | 50.4 | 46.9 | 48.8 | 52.7 |
| 現金及び預金 | 192 | 203 | 179 | 197 | 223 | 237 | 190 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 255 | 278 | 318 | 231 | 201 | 292 | 279 |
| 投資CF | ▲171 | ▲110 | ▲191 | ▲229 | ▲343 | ▲107 | ▲149 |
| 財務CF | ▲49.1 | ▲156 | ▲151 | 15.8 | 167 | ▲170 | ▲181 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
154.46
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
8.4%
自己資本利益率
ROA
4.3%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
988人
平均年齢
42.1歳
平均勤続
16.5年
単体 平均年収
747万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
83.00円+5
配当性向
50.5%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
121
FY21
106
FY22
69
FY23
69
FY24
79
FY25
83
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。