日
日本デコラックス株式会社
ニホンデコラックスカブシキガイシャ上場化学7950EDINET: E02407NIHON DECOLUXE CO.,LTD.
決算期: 03月期
業種: 化学
売上高 (FY25)
62.1億円
1.11%営業利益 (FY25)
5.6億円
19.54%経常利益 (FY25)
6.3億円
13.06%純利益 (FY25)
4.4億円
16.06%総資産
180億円
0.24%自己資本比率
87.6%
—ROE
2.8%
0.60%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
日本デコラックス株式会社は、合成樹脂の積層・加工技術をコア技術として、高圧メラミン化粧板・不燃メラミン化粧板・電子部品業界向け製品・ケミカルアンカー製品を製造販売する建築材料メーカーである。売上高の約68%を化粧板製品が占め、建築・内装・電子・家具・インフラ市場を主要顧客とする。FY2025の売上高は62億円(前期比-1.1%)、営業利益は6億円(前期比-19.6%)と、新築住宅着工件数の減少やトイレブース向け需要の落ち込みにより減収減益となった。一方、電子部品向けが+6.7%、ケミカルアンカーが+3.0%と一部製品は成長軌道を維持している。財務面では総資産約180億円に対し純資産約157億円、自己資本比率87.6%と極めて健全であり、手元流動性も厚い。ROE目標値を2.70%程度に設定しており、FY2025実績の2.8%は達成しているものの、規模拡大よりも財務安定性を重視する保守的な経営姿勢が際立つ。成長戦略としては、三重工場に続く化粧板工場の生産体制強化投資、環境配慮型製品の拡充、リフォーム・インフラ市場への製品投入を推進している。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 建築材料事業が売上の93.5%を占め、化粧板製品68.5%・電子部品12.3%・ケミカルアンカー11.9%で構成される。
- 2顧客: 建築・内装・家具・電子部品・インフラ業界の法人顧客が主体で、最大顧客イビケン株式会社向けが売上の11.9%を占める。
- 3価値提案: 高圧・不燃メラミン化粧板や環境配慮型製品「メラバイオ」など、技術差別化した素材を多様な市場に供給する。
- 4コスト構造: プラスチック系原材料費が主要コストで、原油・為替感応度が高く、自社工場での製造比率が高い固定費型事業である。
Risks · リスク要因
- 1建設・住宅市場依存リスク: 新築住宅着工件数の減少が化粧板製品の需要を直撃しており、FY2025に化粧板売上が前期比-3.2%に落ち込んだ。
- 2原材料価格リスク: プラスチック製品主体のため原油価格高騰が調達コストを押し上げ、価格転嫁が遅れると利益率を直接圧迫する。
- 3為替変動リスク: 調達コストが直間接的に為替に連動しており、円安が進行すると原価上昇を通じて業績に悪影響を及ぼす可能性がある。
- 4大規模災害・異常事態リスク: 複数拠点を有するが、想定超の自然災害やパンデミックが発生した場合、製造・販売活動の停止が財務に大きく影響しうる。
Strengths · 強み
- 1財務健全性: 自己資本比率87.6%・純資産157億円と借入依存度が極めて低く、不況耐性と投資余力を兼ね備えている。
- 2技術の多様性: 化粧板・電子部品用積層板・ケミカルアンカーと異なる市場向け製品群を持ち、単一市場への依存リスクを分散できる。
- 3環境対応力: ISO14001認証取得、CO2を40%削減する「メラバイオ」や廃棄物85%削減の「ケミチューブGL」など環境配慮製品を先行展開している。
- 4競合撤退の恩恵: ケミカルアンカー市場で競合他社の一部製品撤退により需要が流入し、FY2025に前期比+3.0%の売上増を実現した。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1化粧板工場の生産能力増強: 三重工場に続き化粧板工場でも設備投資を実施し、高圧メラミン化粧板の受注増加に対応できる体制を構築する。
- 2成長3市場への集中投入: リフォーム市場へ不燃メラミン化粧板、キッチン・洗面市場へ「バイオマーブルカウンター」、インフラ市場へケミカルアンカーを重点展開する。
- 3GX推進: 工場屋根への自家消費型太陽光パネル設置を実施し、ゼロエミッション工場化と脱炭素対応を2025年度以降も継続強化する。
- 4DXと人材生産性向上: 基幹システム連携強化・営業モバイル化・外国人実習生受入れにより生産性を高め、有給取得率70%以上・月平均残業20時間未満を目標に維持する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績は減収減益: 売上高62億円(前期比-1.1%)、営業利益6億円(前期比-19.6%)と、新築住宅減少やトイレブース需要の落ち込みが主因となった。
投資有価証券を約20億円取得: 投資活動CFが前期比278.8%増の約21億円の支出となり、固定資産が前期比約20億円増加する大型資産運用を実施した。
ケミカルアンカーで環境配慮型新製品「ケミチューブEL」を販売開始: 従来比廃棄物85%削減のカートリッジシリーズを拡充しラインアップ全面切替えを推進している。
ROE目標2.70%に対しFY2025実績2.8%を達成: ただし純利益は約4億円・自己株式取得99百万円・配当293百万円と、株主還元と低ROEのバランスが課題となっている。
02
業績推移
売上高
62.1億円▼1.1%FY25
営業利益
5.6億円▼19.5%FY25
純利益
4.4億円▼16.1%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 58.7 | 54.2 | 47.1 | 49.0 | 56.3 | 62.8 | 62.1 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 3.4 | 4.2 | 6.9 | 5.6 |
| 経常利益 | 5.5 | 4.5 | 4.5 | 4.1 | 5.1 | 7.2 | 6.3 |
| 純利益 | 3.6 | 3.3 | 3.1 | 2.8 | 5.8 | 5.2 | 4.4 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 165 | 167 | 165 | 170 | 175 | 179 | 180 |
| 純資産 (自己資本) | 145 | 146 | 148 | 150 | 152 | 156 | 157 |
| 自己資本比率 (%) | 88.0 | 87.9 | 89.9 | 88.3 | 86.5 | 87.0 | 87.6 |
| 現金及び預金 | 24.9 | 40.1 | 38.6 | 44.3 | 55.8 | 53.2 | 35.2 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 8.0 | 10.6 | 6.3 | 6.7 | 2.9 | 8.2 | 7.6 |
| 投資CF | ▲37.2 | 6.9 | ▲5.8 | 1.9 | 10.6 | ▲7.7 | ▲21.5 |
| 財務CF | ▲2.3 | ▲2.3 | ▲1.9 | ▲3.2 | ▲2.1 | ▲3.2 | ▲3.9 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
555.85
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
2.8%
自己資本利益率
ROA
2.4%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
172人
平均年齢
43.6歳
平均勤続
15.3年
単体 平均年収
544万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
520.00円
配当性向
66.6%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
400
FY21
300
FY22
380
FY23
490
FY24
520
FY25
520
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。