菊
菊水化学工業株式会社
キクスイカガクコウギョウカブシキガイシャ上場その他製品7953EDINET: E00912KIKUSUI CHEMICAL INDUSTRIES CO.,LTD.
決算期: 03月期
業種: その他製品
売上高 (FY25)
214億円
4.47%営業利益 (FY25)
2.6億円
52.17%経常利益 (FY25)
3.4億円
46.23%純利益 (FY25)
1.7億円
55.85%総資産
162億円
10.33%自己資本比率
59.7%
—ROE
1.7%
2.30%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
菊水化学工業は、建築物の下地調整材から仕上塗材までを一貫して扱う「総合仕上塗材メーカー」として国内市場に展開する。製品販売と施工を一体提供する「責任施工」モデルを軸に、環境対策・省エネ・美観回復・剥落対策など6つのソリューションで改修市場を攻略している。売上高は2019年以降おおむね215-224億円のレンジで推移していたが、FY2025は物価高による消費マインド低下で戸建て住宅塗り替えが低迷し、213億90百万円と前期比4.5%減収となった。さらに基幹システム移行費用が加わり、営業利益は2億64百万円と前期比52%超の急減益となり、当初予想780百万円に対して実績264百万円と大きく乖離した。ROEは1.7%と低水準にとどまり、収益力の改善が喫緊の課題である。一方、自己資本比率は高水準を維持し、現金同等物40億円超の財務基盤は安定している。FY2026は売上高225億円・営業利益6億50百万円・自己資本比率50%以上を目標に掲げ、改修市場への集中と付加価値製品の拡販で収益回復を目指す。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 製品販売と責任施工(工事)の単一セグメントで売上214億円を計上し、両輪で収益を得ている。
- 2顧客: 塗装業・防水業・タイル業など多業種を通じ、住宅・非住宅・マンション等の改修市場に製品を供給している。
- 3価値提案: 下地から仕上げまでの一貫製品群と6つのソリューションで建物長寿命化ニーズに対応している。
- 4販売構造: 大和ハウスリフォームが売上の13.1%を占める主要先で、加盟店ネットワーク経由の間接販売も活用している。
Risks · リスク要因
- 1原材料調達リスク: 石化原料依存度が高く、原油・ナフサ価格の高騰が原価率を直撃し利益圧迫要因となっている。
- 2需要低迷リスク: 主力の住宅塗り替え市場が物価高による消費マインド低下で低迷し、FY2025売上が予想比26億円下振れした。
- 3競争環境リスク: 汎用品での価格競争激化とライバルメーカーの再投資により、販売シェア・マージンの双方が圧迫され得る。
- 4取引先集中リスク: 大和ハウスリフォーム1社が売上の13.1%を占め、取引条件変更や取引停止時の影響が大きい。
Strengths · 強み
- 1業界唯一の総合性: 下地調整材から仕上材まで全工程を一社で提供できる製品ラインアップは参入障壁となっている。
- 2責任施工モデル: 製品販売に施工保証を組み合わせた完成塗膜提供により、単品販売より高い付加価値を実現している。
- 3無機・水系製品の技術蓄積: 環境規制対応品を独自特許と蓄積ノウハウで開発し、高耐候・遮熱等の付加価値製品を持つ。
- 4財務健全性: 自己資本比率50%以上・現金同等物40億円超を維持しており、景気変動への耐性が相対的に高い。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1FY2026業績回復: 売上高225億円・営業利益6億50百万円を目標とし、付加価値製品の拡販と全社コスト削減で利益を倍増させる。
- 2改修市場深耕: ストック物件拡大を追い風に、6ソリューションを軸とした改修需要の取り込みと責任施工受注の拡大に注力する。
- 3社会インフラ市場参入: 老朽化インフラ向けに断面修復材を中心とした新需要を開拓し、既存の建築仕上材技術を横展開する。
- 4サステナビリティ経営: 自己資本比率50%以上維持・健康経営優良法人認定の継続と人材育成強化で持続的成長基盤を整備する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025大幅減益: 売上214億円(前期比-4.5%)、営業利益2億64百万円(同-52.2%)と、当初予想営業利益780百万円を516百万円下回った。
基幹システム移行費用: 原価管理高度化を目的とした基幹システム刷新が費用増加をもたらし、利益押し下げの一因となった。
住宅塗り替え低迷長期化: 物価高に伴う消費マインド低下で戸建て住宅需要が継続的に落ち込み、需要回復が見通せない状況が続いた。
健康経営優良法人2年連続認定: 2024年に続き2025年も認定を取得し、人材確保と社内環境整備への取り組みを対外的に示した。
02
業績推移
売上高
214億円▼4.5%FY25
営業利益
2.7億円▼52.2%FY25
純利益
1.7億円▼55.9%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 215 | 216 | 205 | 222 | 224 | 224 | 214 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 4.4 | 5.7 | 5.5 | 2.6 |
| 経常利益 | 2.8 | 3.4 | 3.3 | 5.3 | 6.5 | 6.4 | 3.4 |
| 純利益 | 1.4 | 1.6 | 1.6 | 1.0 | 2.5 | 3.8 | 1.7 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 183 | 165 | 167 | 165 | 170 | 181 | 162 |
| 純資産 (自己資本) | 93.4 | 90.7 | 92.7 | 90.9 | 91.7 | 97.1 | 96.7 |
| 自己資本比率 (%) | 51.2 | 54.9 | 55.5 | 55.1 | 54.1 | 53.8 | 59.7 |
| 現金及び預金 | 34.1 | 29.2 | 32.5 | 40.3 | 39.3 | 40.4 | 40.4 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 6.9 | 4.7 | 10.3 | 12.0 | 5.0 | 10.8 | 5.0 |
| 投資CF | ▲0.7 | ▲2.8 | ▲1.3 | 0.4 | ▲4.7 | ▲5.5 | 1.4 |
| 財務CF | ▲3.6 | ▲6.6 | ▲5.6 | ▲5.3 | ▲1.4 | ▲4.4 | ▲6.8 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
13.17
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
1.7%
自己資本利益率
ROA
1.0%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
422人
平均年齢
41.8歳
平均勤続
13.7年
単体 平均年収
507万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
24.00円+1
配当性向
106.8%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
25
FY21
23
FY22
23
FY23
23
FY24
23
FY25
24
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。