フ
フジコピアン株式会社
フジコピアンカブシキガイシャ上場その他製品7957EDINET: E02402FUJICOPIAN CO., LTD.
決算期: 12月期
業種: その他製品
売上高 (FY25)
84.8億円
5.65%営業利益 (FY25)
-2.3億円
1337.50%経常利益 (FY25)
-1.6億円
273.40%純利益 (FY25)
-27.0億円
778.64%総資産
139億円
15.64%自己資本比率
57.4%
—ROE
0.0%
3.80%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
フジコピアン株式会社は、サーマルトランスファーメディア(TTM)・インパクトリボン・テープ類・機能性フィルムなどの印字記録媒体および事務用消耗品を主力とするメーカーであり、岡山工場を中核生産拠点に国内外へ製品を供給している。海外売上比率は約3割で、北米・欧州・アジアに販売・生産子会社を展開するが、売上規模は2019年以降90億円前後で推移し成長軌道には乗れていない。 FY2025(2025年12月期)は売上高85億円と前年比5.7%減で着地し、中期経営計画「飛躍・成長する3年」の最終年度目標(110億円)を大幅に下回った。テープ類が中国景気減速・取引先在庫調整で前年比29.4%減と急落し、開発チャレンジテーマの立ち上げ遅れも重なって3期連続の営業赤字(営業損失2.3億円)に陥った。さらに固定資産の回収可能性を慎重に評価した結果、減損損失24.8億円を特別損失に計上し、純損失は27億円に拡大。総資産は138.7億円(-15.6%)、純資産は79.7億円(-24.6%)へ大幅に毀損した。2026年12月期は売上90億円・営業利益1.5億円の黒字転換を目標に掲げ、政策保有株式(時価約13億円)の売却による財務改善も進める方針だが、事業回復の確実性は依然不透明である。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: TTMが売上の60%超を占め、インパクトリボン・テープ類・機能性フィルムが補完する消耗品モデルである。
- 2顧客: バーコード・産業用マーキング・自動車関連など多業種の国内外メーカーや商社に製品を供給する。
- 3価値提案: 岡山工場の自社生産技術と産学連携(京都工芸繊維大など3校)を組み合わせた独自製品で差別化を図る。
- 4地域構成: 国内売上が約7割を占め、残り約3割を北米・欧州・アジアの海外市場に依存する構造である。
Risks · リスク要因
- 13期連続赤字と減損リスク: 収益性低迷が継続する場合、岡山工場の残存固定資産に対し追加減損が発生し財務基盤がさらに毀損する可能性がある。
- 2コアビジネス縮小と代替需要不足: テープ類がFY2025に前年比29.4%減と急落し、開発チャレンジテーマの立ち上げ遅れが続けば売上回復が困難となるリスクがある。
- 3原材料・為替の二重リスク: 石油化学原料の高止まりと円安が同時進行した場合、変動費削減が追いつかず利益率がさらに低下する恐れがある。
- 4岡山工場への生産集中: 主要生産設備を1拠点に集中させており、自然災害・事故発生時にグループ全体の生産が停止するBCPリスクを抱えている。
Strengths · 強み
- 1TTM分野の技術蓄積: バーコード用リボンやオンデマンドマーキング技術で国内外シェアを維持し、インパクトリボンは競合から奪取で+13.8%増を達成した。
- 2産学連携による開発力: 京都工芸繊維大・九州大・京都大学との共同研究を継続し、基材レスフィルム等の新技術を製品化する体制を持つ。
- 3ベトナム子会社による低コスト生産: FCVNでのプラスチック成形事業が受注回復(+18.6%)しており、コスト競争力の補完機能を果たしている。
- 4政策保有株式の含み益: 上場株式約13億円(含み益約8億円)を保有し、売却による流動性確保と配当原資の調達が可能な状態にある。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1新中期経営計画(2026年始動): 2026年12月期を初年度とする新計画で売上90億円・営業利益1.5億円の黒字転換を最初の数値目標として掲げている。
- 2開発チャレンジテーマの加速: 半導体加工プロセス用フィルムや環境対応製品など新規開発品の立ち上げを前倒しし、新規開発案件売上の早期回復を目指す。
- 3政策保有株式ゼロへ: 2026年12月期中を目処に上場株式(時価約13億円)を全売却し、内部留保充実・配当原資確保・有利子負債削減を実現する計画である。
- 4カーボンニュートラル対応: 2030年度CO2削減目標に向け、岡山工場のLNG転換・高効率設備導入・再生可能エネルギー検討を継続投資として推進する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績悪化: 売上85億円(-5.7%)、営業損失2.3億円、減損損失24.8億円計上により純損失27億円となり、ROEは-29.2%まで悪化した。
テープ類の急落: 中国景気減速と取引先の在庫調整長期化でテープ類売上が14.4億円(前年比-29.4%)と最大の下押し要因となった。
中期計画の未達: 2025年度当初目標110億円・営業利益10.5億円に対し売上84.8億円・営業損失2.3億円と大幅未達で、3年連続営業赤字が確定した。
インパクトリボン回復: 競合他社からのシェア奪取により8.4億円(+13.8%)と拡大、プラスチック成形も4.4億円(+18.6%)と回復し、一部製品群では改善の兆しが見られた。
02
業績推移
売上高
84.8億円▼5.7%FY25
営業利益
-2.3億円▼1337.5%FY25
純利益
-27億円▼778.6%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 89.8 | 75.5 | 86.0 | 98.5 | 82.3 | 89.8 | 84.8 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 5.5 | -7.7 | -0.2 | -2.3 |
| 経常利益 | 4.5 | -0.8 | 4.3 | 6.4 | -6.7 | 0.9 | -1.6 |
| 純利益 | 3.1 | -1.8 | 3.7 | 4.9 | -8.6 | 4.0 | -27.0 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 169 | 159 | 162 | 178 | 162 | 164 | 139 |
| 純資産 (自己資本) | 105 | 101 | 105 | 111 | 103 | 106 | 79.7 |
| 自己資本比率 (%) | 62.1 | 63.5 | 64.6 | 62.5 | 64.0 | 64.3 | 57.4 |
| 現金及び預金 | 47.7 | 45.8 | 43.3 | 42.7 | 32.4 | 28.6 | 25.4 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 6.8 | 8.0 | 9.0 | 7.1 | ▲0.5 | 3.0 | 1.0 |
| 投資CF | ▲8.0 | ▲6.7 | ▲7.3 | ▲9.9 | ▲7.8 | ▲2.5 | ▲5.3 |
| 財務CF | ▲8.2 | ▲3.1 | ▲4.5 | 0.4 | ▲2.7 | ▲4.2 | 0.6 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
—
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
—
自己資本利益率
ROA
—
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比
CharacterPrintingRecordingMediaAndOfficeConsumablesRelatedBusiness0.0兆94.9%
PlasticMoldingBusiness0.0兆5.1%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
247人
平均年齢
42.1歳
平均勤続
17.1年
単体 平均年収
500万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
40.00円-38
配当性向
—%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
40
FY21
65
FY22
97
FY23
40
FY24
78
FY25
40
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。