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株式会社キングジム

カブシキガイシャキングジム上場その他製品7962EDINET: E02398
KING JIM CO.,LTD.
決算期: 06月期
業種: その他製品
売上高 (FY25)
396億円
0.22%
営業利益 (FY25)
5.4億円
322.31%
経常利益 (FY25)
8.4億円
543.08%
純利益 (FY25)
4.3億円
233.65%
総資産
355億円
1.39%
自己資本比率
67.7%
ROE
1.8%
3.10%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

キングジムは「テプラ」「キングファイル」を主力に展開する文具・事務用品メーカーであり、近年はライフスタイル用品事業(ぼん家具・ラドンナ・ライフオンプロダクツ等のグループ会社)へと事業領域を拡大している。FY2025(2025年6月期)の売上高は396億円と前期比0.2%増にとどまったが、売上総利益率が1.3ポイント改善し販管費率も0.7ポイント低下したことで、営業利益は前期の2.4億円の赤字から5.4億円の黒字へと転換した。経常利益は前期比541.9%増の8.4億円を確保し、純利益も4.2億円の黒字に回復している。一方でDX加速によるペーパーレス化がコアのファイル市場を構造的に縮小させており、ファイル依存の収益構造からの脱却が最大課題である。2025年6月期を初年度とする第11次中期経営計画では「サービス事業への展開」「ライフスタイル分野の拡大」「海外事業の強化」を3本柱に掲げ、2027年6月期に売上520億円・経常利益28億円・ROE8%という大幅な改善目標を設定している。ただし初年度の売上は計画比3.3%未達であり、目標達成に向けた実行力の確認が投資判断上の鍵となる。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: 文具事務用品事業が売上の63.5%、ライフスタイル用品事業が36.5%を占める2セグメント構造である。
  • 2顧客: 法人向けにラベルライターや事務用ファイルを、個人向けに生活雑貨・家具・キッチン用品をEC・量販店経由で販売する。
  • 3価値提案: 「テプラ」「キングファイル」等の独創的商品で仕事と暮らしを快適にし、防災・節電など社会課題に対応した新市場を創出する。
  • 4生産: アジア中心の海外自社工場(ベトナム・インドネシア等)を活用し、ファイルとライフスタイル用品の複合生産でコストを最適化する。
Risks · リスク要因
  • 1主力市場縮小: DX加速によるペーパーレス化でコアのファイル市場が構造的に縮小しており、売上構成の転換が遅れれば業績が悪化しうる。
  • 2為替・原材料: 主に海外生産のため円安進行が仕入コストを押し上げ、FY2025ライフスタイル用品事業の営業利益は前期比32.3%減となった。
  • 3M&Aのれん減損: ラチュナ事業でのれん減損損失を計上済みで、今後も計画未達の買収案件が追加減損リスクを生じさせる可能性がある。
  • 4中計達成の不確実性: FY2025売上は計画比3.3%未達で、2027年6月期の売上520億円・ROE8%には現状から大幅な成長加速が必要である。
Strengths · 強み
  • 1ブランド認知: 「テプラ」は国内ラベルライター市場で圧倒的シェアを持ち、法人デモ機無料レンタルで新規需要を開拓し続けている。
  • 2EC・SNS連動: 自社ECと複数モール出店に加え、SNSで話題化した商品の販売急増という独自の販売サイクルを持つ。
  • 3海外生産基盤: ベトナム・インドネシアの自社工場がグループ複数社の商品を生産し、コスト競争力とサプライチェーン柔軟性を両立する。
  • 4M&Aによる多角化: ぼん家具・ラドンナ・アスカ商会等の買収でライフスタイル領域に事業を広げ、単一市場依存リスクを低減している。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1既存強化: デマンドチェーンクリエーション部を新設し、販路開拓とマーケットイン型商品開発を一体運営して新たな顧客接点を創出する。
  • 2サービス事業: デザイン×デジタルのプラットフォームを構築し、AI活用による「表示」ニーズの分析・新サービス立ち上げを2026年6月期に目指す。
  • 3海外拡大: 中国「可麗塔」・ASEAN・米国「ポメラDM250US」などマーケットイン型海外展開を強化し、海外売上比率の向上を図る。
  • 4ライフスタイル拡大: グループマネジメントコミッティでシナジーを深め、M&Aによるライフスタイル用品ジャンル拡大も並行検討する。
Recent Highlights · 直近の動向
黒字転換: FY2025経常利益は前期比541.9%増の8.4億円、純利益は4.2億円と、前期赤字(純損失3.2億円)から完全に黒字回復した。
ラチュナ減損: EC子会社ラチュナ事業ののれん減損損失を特別損失に計上し、EC価格競争の厳しさと一部事業の選別が顕在化した。
ライフスタイル好調: ラドンナがV字回復、ライフオンプロダクツが夏物商材で伸長し、ライフスタイル用品セグメント売上は前期比1.7%増の144.6億円となった。
デザイン・ブランド戦略: 国内外アーティストと連携する「デザイン・ブランドコミッティ構想」を始動し、キングジムブランドの総合的価値向上を推進している。
02

業績推移

売上高
396億円0.2%FY25
0100200300400FY20FY22FY24
営業利益
5.4億円322.3%FY25
03.87.511.315FY20FY22FY24
純利益
4.3億円233.6%FY25
05101520FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.01.53.04.56.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
020406080FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高343335363366394396396
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益10.13.7-2.45.4
経常利益16.414.927.613.46.41.38.4
純利益9.610.819.67.94.2-3.24.3
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産261281306335358350355
純資産 (自己資本)213219241242248243241
自己資本比率 (%)81.678.178.972.369.369.467.7
現金及び預金43.754.170.356.459.256.964.0
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF13.219.931.1▲12.81.710.514.7
投資CF▲5.0▲13.6▲4.9▲35.8▲12.3▲4.5▲8.3
財務CF▲9.04.6▲13.832.110.7▲10.71.8
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
15.12
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
1.8%
自己資本利益率
ROA
1.2%
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

LifeStyleProducts0.036.5%0.00兆0.9%
StationeryAndOfficeSupply0.063.5%0.00兆1.5%
05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
366
平均年齢
41.3
平均勤続
17.2
単体 平均年収
624万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1東京中小企業投資育成株式会社2.1百万株7.61%
#2日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)1.5百万株5.38%
#3株式会社三井住友銀行1.3百万株4.65%
#4キングジム第一共栄持株会1.0百万株3.64%
#5株式会社三菱UFJ銀行1.0百万株3.45%
#6株式会社ヨドバシカメラ0.9百万株3.36%
#7三井住友信託銀行株式会社0.9百万株3.19%
#8有限会社メイフェア・クリエイション0.9百万株3.03%
#9宮本 彰0.8百万株2.96%
#10株式会社エムケージム0.8百万株2.76%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY25 実績
1株配当 (年間)
21.00
配当性向
47.9%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
24
FY21
34
FY22
29
FY23
21
FY24
21
FY25
21
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

関連ニュースは準備中です。