リ
リンテック株式会社
リンテックカブシキガイシャ上場その他製品7966EDINET: E02394LINTEC Corporation
決算期: 03月期
業種: その他製品
売上高 (FY25)
3160億円
14.35%営業利益 (FY25)
246億円
131.11%経常利益 (FY25)
261億円
126.14%純利益 (FY25)
145億円
176.10%総資産
3405億円
2.06%自己資本比率
72.3%
—ROE
6.1%
3.80%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
リンテック株式会社は、粘着応用技術・表面改質技術・特殊紙製造技術を基盤に、シール・ラベル用粘着製品から半導体製造用粘着テープ・装置、光学機能性フィルム、工程紙まで幅広い機能性材料を提供する専業メーカーである。事業は「印刷材・産業工材関連」「電子・光学関連」「洋紙・加工材関連」の3セグメントに分かれ、海外売上比率はFY2025時点で63.9%に達し、米国・アジアを中心にグローバル展開を加速している。 FY2025は生成AI需要の拡大を背景にHBM製造用装置や半導体関連粘着テープが急拡大し、電子・光学セグメントが売上+30.3%・営業利益+58.7%と牽引した。一方で洋紙事業では封筒用紙需要の長期低迷を受け77億円の減損損失を計上するなど、事業ポートフォリオの二極化が鮮明になっている。長期ビジョン「LSV 2030」のもと2027年3月期を最終とする中計「LSV 2030-Stage 2」を推進中で、最終年度の財務目標として営業利益率12%以上・ROE10%以上を掲げるが、FY2025のROEは6.1%にとどまり達成には相当の収益改善が必要な状況である。米国関税政策・地政学リスク・原燃料高騰が主要な下振れ要因として残る。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 印刷材・産業工材関連が売上の58%、電子・光学関連が30%、洋紙・加工材関連が11%を占める3セグメント構成である。
- 2顧客: 半導体メーカー・電子部品メーカー・食品・日用品メーカーなど幅広い産業に機能性材料を供給している。
- 3価値提案: 粘着応用・表面改質・特殊紙の4固有技術を組み合わせ、競合が追随しにくい高機能製品を少量多品種で提供している。
- 4地域構成: 海外売上比率63.9%で、米国マックタック社を含む北米・アジアがグローバル成長を牽引している。
Risks · リスク要因
- 1地政学リスクと関税政策: 海外売上比率が63.9%に達し、米国関税強化や米中対立激化が需要・コスト・サプライチェーンに直接影響を与える。
- 2原燃料・物流コスト上昇: パルプ・石化製品を主要原材料とし、価格急騰時には販売価格への転嫁が遅れ利益率を圧迫するリスクがある。
- 3洋紙事業の構造的低迷: 封筒用紙需要の継続的減少でFY2025に77億円の減損損失を計上し、事業縮小・追加損失リスクが残存している。
- 4為替変動リスク: 米ドル・韓国ウォン・人民元など多通貨にさらされており、想定外の円高局面では海外売上の円換算額が大幅に目減りする。
Strengths · 強み
- 1半導体粘着テープの技術優位: HBM製造用テープ・後工程パッケージング材で採用実績があり、AI投資拡大の恩恵を直接享受できる立場にある。
- 2多層的な固有技術: 粘着応用・表面改質・剥離材製造・システム化の4技術を融合させ、単品素材では代替困難な複合製品を実現している。
- 3グローバル販売網: 北米マックタック買収などM&Aを活用し、海外売上比率63.9%を達成、現地ニーズへの対応力を高めている。
- 4顧客基盤の分散: 半導体・食品・自動車・建材など多産業に製品を供給し、特定市場依存度を抑制した収益安定性を保持している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1LSV 2030-Stage 2の推進: 2027年3月期最終年度に向け、営業利益率12%以上・ROE10%以上を目標に収益構造の抜本改善を進める。
- 2半導体・電子材料への集中投資: HBM・先端パッケージング向け新テープ・装置・独自プロセスを継続開発し、エレクトロニクス成長を取り込む。
- 3グローバル拡販とローカリゼーション: 北米・欧州・アセアンでシール・ラベル粘着製品を拡販し、各地域に適した製品・サービスを確立する。
- 4低成長事業の構造改革: 洋紙事業の生産体制再構築・在庫最適化を断行し、不採算事業のビルド&スクラップで資本効率を向上させる。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績が過去最高を更新: 売上高3,160億円(+14.4%)、営業利益246億円(+131.1%)、純利益145億円(+176.1%)を達成した。
電子・光学セグメントが急拡大: 生成AI・HBM需要でアドバンストマテリアルズ事業部門の売上が850億円と前期比+41.7%で急伸した。
洋紙事業で77億円の減損損失計上: 封筒用紙を中心とした受注低迷と原材料高を受け、FY2025特別損失として77億円を計上した。
FY2026業績予想は微増収・減益: 売上高3,170億円(+0.3%)、営業利益240億円(-2.3%)を予想し、関税・コスト増が重しとなる見込みである。
02
業績推移
売上高
3,160億円▲14.4%FY25
営業利益
246億円▲131.1%FY25
純利益
145億円▲176.1%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 2509 | 2407 | 2359 | 2568 | 2846 | 2763 | 3160 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 216 | 138 | 106 | 246 |
| 経常利益 | 180 | 145 | 168 | 227 | 156 | 115 | 261 |
| 純利益 | 129 | 96.2 | 114 | 166 | 115 | 52.4 | 145 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 2903 | 2790 | 2803 | 3029 | 3049 | 3336 | 3405 |
| 純資産 (自己資本) | 1902 | 1923 | 1974 | 2098 | 2272 | 2329 | 2461 |
| 自己資本比率 (%) | 65.5 | 68.9 | 70.4 | 69.3 | 74.5 | 69.8 | 72.3 |
| 現金及び預金 | 583 | 523 | 576 | 506 | 339 | 524 | 507 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 229 | 185 | 288 | 246 | 59.4 | 392 | 337 |
| 投資CF | ▲103 | ▲138 | ▲86.1 | ▲196 | ▲121 | ▲215 | ▲247 |
| 財務CF | ▲82.5 | ▲103 | ▲141 | ▲145 | ▲128 | ▲12.9 | ▲123 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
211.98
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
6.1%
自己資本利益率
ROA
4.3%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
ElectronicAndOpticsRelated0.1兆30.5%0.02兆19.2%
PaperAndWorkTimber0.0兆11.1%0.00兆1.5%
PublishingMaterialAndIndustrialMaterial0.2兆58.4%0.01兆3.0%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
2,518人
平均年齢
42.6歳
平均勤続
19.9年
単体 平均年収
688万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
150.00円+18
配当性向
65.7%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
117
FY21
117
FY22
127
FY23
132
FY24
132
FY25
150
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。