ナ
ナカバヤシ株式会社
ナカバヤシカブシキガイシャ上場その他製品7987EDINET: E00679NAKABAYASHI CO.,LTD.
決算期: 03月期
業種: その他製品
売上高 (FY25)
628億円
2.82%営業利益 (FY25)
17.9億円
286.80%経常利益 (FY25)
22.1億円
120.74%純利益 (FY25)
19.9億円
127.74%総資産
566億円
2.38%自己資本比率
51.9%
—ROE
7.1%
3.80%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
ナカバヤシは祖業の特殊製本を起点に、BPO・文具・エネルギーなど多角事業を展開する大阪発の総合サービス企業である。売上規模は2020年度の653億円をピークに縮小が続いたが、FY2025は628億円(前期比+2.8%)と底打ち反転し、販売価格改定・不採算事業整理・M&Aシナジーが奏功して営業利益は18億円と前期比3.9倍に急回復した。事業は4セグメントに再編されており、BPO・図書館ソリューション・製本を束ねるビジネスプロセスソリューション事業(売上311億円)と、文具・シュレッダー・ぬいぐるみ・EC等を含むコンシューマーコミュニケーション事業(同302億円)が収益の2本柱を構成する。第4次中期経営計画「Go on 5ing」(2025-2027年度)では売上660億円・営業利益33億円(利益率5%)を最終目標として掲げているが、FY2025実績の利益率2.8%からのギャップは大きく、DX推進・新規事業育成・コスト構造改革の実行力が問われる局面にある。少子化・ペーパーレス化による既存市場縮小という構造的逆風を、紙製環境配慮型パッケージやめぐりing(旅行・御朱印)などコト消費領域への転換で乗り越えられるかが中長期の評価軸となる。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: BPO・図書館・製本が売上311億円、文具・EC・ぬいぐるみ等が302億円で全体の97%を占める。
- 2顧客: 官公庁・法人向けBPO受託と個人消費者向け文具・雑貨の両面に幅広い顧客基盤を持つ。
- 3価値提案: 製本技術を核にDXと融合したBPOサービスおよびトキ消費対応の体験型商品を提供する。
- 4コスト構造: 労働集約型の製造・受託サービスが多く人件費・原材料費が重く、利益率改善が課題である。
Risks · リスク要因
- 1ペーパーレス化・少子化: 手帳・ノート・製本等のコア市場が構造的に縮小しており、中長期の売上下押し圧力が継続する。
- 2原材料・為替リスク: 主原料の原紙・樹脂に加え輸入商品も多く、円安・原油高が製造原価と売上原価を同時に押し上げる。
- 3情報セキュリティリスク: BPO・データプリントで大量の個人情報を扱い、サイバー攻撃による情報漏洩時の信頼失墜リスクが大きい。
- 4コンプライアンスリスク: 過去に公正取引委員会より排除措置命令・課徴金納付命令を受けており、再発時の業績・信用への影響が懸念される。
Strengths · 強み
- 1BPO多拠点展開: 試験・データプリント・図書館運営等のBPO受託を全国拠点分散で安定供給できる体制を持つ。
- 2図書館ソリューション: 公共図書館の指定管理受託に特化したノウハウを持ち、専門性の高い案件獲得で競合優位を築く。
- 3M&Aシナジー活用: ミヨシ・リーベックス・リーマンを統合しコンシューマー事業の売上+6.5%・営業利益+389%を実現した。
- 4環境配慮型紙製品: JIYUBACOやasuecoなど脱プラ需要を捉えた紙器包材の受注が拡大し新たな成長軸となっている。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1収益性改善: 中計最終年度FY2027に営業利益33億円・営業利益率5%を目指し、不採算事業の見直しとDXによる効率化を推進する。
- 2新規事業50億円創出: 「add+venture70」を継続し、めぐりing・ぬいぐるみ・農業6次産業化等で既存外の新規売上50億円を目標とする。
- 3DX推進: 生成AI活用や受注システムのデジタル化で各セグメントの既存事業とデジタルを融合し、新たなBPO領域を開拓する。
- 4サーキュラーエコノミー: 木質バイオマス発電・太陽光発電の安定運用と紙製環境配慮型パッケージ拡販でESG事業基盤を強化する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績急回復: 売上628億円(+2.8%)、営業利益18億円(前期比+286%)、純利益20億円(同+128%)と大幅改善した。
セグメント再編: コンシューマーとオフィスアプライアンスを統合し、4セグメント体制に刷新してM&Aシナジーを加速した。
コンシューマー事業好調: OEM大口受注・証書ファイル・御朱印帳・ぬいぐるみが牽重し、営業利益は前期比389%増の12億円となった。
財務健全化進展: 借入金圧縮で負債合計が26億円減少し、自己資本比率が前期比+3.5ポイントの50.8%に改善した。
02
業績推移
売上高
628億円▲2.8%FY25
営業利益
17.9億円▲286.8%FY25
純利益
20億円▲127.7%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 641 | 653 | 636 | 631 | 616 | 610 | 628 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 18.2 | 4.5 | 4.6 | 17.9 |
| 経常利益 | 24.7 | 27.4 | 30.2 | 23.4 | 9.4 | 10.0 | 22.1 |
| 純利益 | 15.7 | 15.6 | 15.5 | 10.2 | -6.7 | 8.8 | 19.9 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 552 | 558 | 571 | 582 | 577 | 580 | 566 |
| 純資産 (自己資本) | 253 | 261 | 280 | 285 | 269 | 281 | 294 |
| 自己資本比率 (%) | 45.8 | 46.8 | 49.1 | 49.0 | 46.6 | 48.5 | 51.9 |
| 現金及び預金 | 62.6 | 68.1 | 64.3 | 80.8 | 78.7 | 66.9 | 71.3 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 26.3 | 38.8 | 24.1 | 22.3 | ▲0.9 | 13.3 | 27.9 |
| 投資CF | ▲19.3 | ▲30.6 | ▲5.2 | ▲2.8 | ▲13.3 | ▲11.3 | ▲4.0 |
| 財務CF | ▲12.4 | ▲2.7 | ▲22.7 | ▲3.0 | 10.7 | ▲14.2 | ▲19.7 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
72.66
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
7.1%
自己資本利益率
ROA
3.5%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
BusinessProcessSolution0.0兆49.6%0.00兆2.8%
ConsumerCommunication0.0兆48.0%0.00兆3.9%
Energy0.0兆2.2%▲0.00兆-1.2%
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.0兆0.2%▲0.00兆-15.7%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
949人
平均年齢
43.1歳
平均勤続
16.4年
単体 平均年収
514万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
32.00円
配当性向
53.2%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
32
FY21
32
FY22
32
FY23
12
FY24
32
FY25
32
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。