セ
セーラー万年筆株式会社
セーラーマンネンヒツカブシキカイシャ上場その他製品7992EDINET: E02365The Sailor Pen Co.,Ltd.
決算期: 12月期
業種: その他製品
売上高 (FY25)
43.0億円
8.06%営業利益 (FY25)
-2.0億円
26.30%経常利益 (FY25)
-1.9億円
12.50%純利益 (FY25)
-2.2億円
80.70%総資産
43.3億円
9.13%自己資本比率
24.3%
—ROE
-19.3%
43.50%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
セーラー万年筆は1911年創業の国内老舗万年筆ブランドで、世界唯一の21金ペン先技術を核とした文具事業(売上構成比77%)とロボット機器事業(同22%)の2軸で事業を展開する。2022年にプラス株式会社の連結子会社となり、グループ各社との協業による開発・販売効率化を進めているが、FY2025は売上高43億円(前期比-8.1%)、営業損失約2億円と3期連続の営業赤字を計上した。文具事業は欧州高価格帯が堅調でセグメント黒字(+5,700万円)に転換した一方、ロボット機器事業は国内設備投資の先送りと米国展開の遅れで売上が前期比-25.2%の大幅減となりグループ全体の足を引っ張った。金地金価格高騰による原材料コスト圧迫、個人消費鈍化、ROE-19.3%と財務悪化が重なり、有報では継続企業の前提に関する重要事象が開示されている。回復策として21金ペン先のフラッグシップモデル投入、プラスグループ3社共同開発の新インク搭載ボールペン「Que Será」上市、海外Shop in Shop倍増(4店→9店)などを推進しているが、業績回復には時間を要する見通しである。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 文具事業(売上33億円)が全体の78%を占め、ロボット機器事業(同10億円)が残り22%を担う二軸構造である。
- 2顧客: 万年筆コレクター・愛好家層を国内外で取り込み、ロボット機器は医療・食品関連メーカーを主要顧客とする。
- 3価値提案: 世界唯一の21金ペン先技術と高付加価値限定品で差別化し、プレミアム価格帯での収益確保を目指す。
- 4コスト構造: 金地金・樹脂・金属材が主要原材料で、原材料費高騰が利益率を直撃する構造的な脆弱性を抱える。
Risks · リスク要因
- 1継続企業の前提への重要な疑義: 3期連続営業赤字・ROE-19.3%で有報にゴーイングコンサーン注記が開示され、資金繰り悪化リスクが高い。
- 2金地金価格高騰リスク: 主力の21金ペン先製造に金地金を使用するため、金価格上昇が原価を直撃し利益率改善を阻害し続ける。
- 3ロボット機器事業の受注変動: 国内外の設備投資動向に売上が連動し、FY2025は-25.2%減と景気・政策次第で急落するリスクがある。
- 4為替・関税リスク: 北米向け中価格帯万年筆がトランプ関税の影響を受け苦戦しており、海外売上比率上昇に伴いリスクが拡大する。
Strengths · 強み
- 121金ペン先の独占技術: 世界唯一の21金ペン先製造技術を保有し、ハイエンド万年筆市場で代替困難なブランド優位性を持つ。
- 2プラスグループ傘下の経営基盤: 親会社プラス株式会社(持株比率58%)の信用力・販売網・グループ資金支援が事業継続を下支えする。
- 3欧州高価格帯での販売実績: FY2025に欧州が前期比プラスを確保し、コレクター層向け限定品需要の底堅さを実証した。
- 4ロボット機器の高剛性技術: 医療・食品分野で品質要求の厳しい取出ロボット・特注自動化装置に高い技術評価を受けている。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1高付加価値製品へのシフト: 21金ペン先フラッグシップ「プロフェッショナルギア アンカー万年筆」を軸に、伝統工芸仕様ハイエンド品を継続投入して高単価収益を確保する。
- 2非金素材製品の拡販: スチールペン先の「TUZU」シリーズ拡充と「プロフィットカジュアルL」拡販で、金価格高騰の影響を受けにくい製品ミックスに最適化する。
- 3海外顧客接点の倍増: Shop in Shop常設店舗を4店から9店へ倍増し、「万年筆Buffet」体験イベントや各国ペンショー出展でブランド体験機会を拡大する。
- 4ロボット機器の米国本格展開: 2026年度から現地担当者が通期稼働し、医療・食品分野を中心に新規顧客獲得と米国製造回帰需要の取り込みを加速する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上43億円(-8.1%)・営業損失2億円と3期連続赤字。文具事業はセグメント黒字転換(+5,700万円)も、ロボット機器が損失-2億5,600万円と足を引っ張った。
継続企業前提への疑義開示: 連続損失と資金繰り懸念から有報でゴーイングコンサーン注記を開示、純資産は10億5,200万円まで減少した。
新製品投入: 2025年12月にフラッグシップ「プロフェッショナルギア アンカー万年筆」を上市。2026年2月にプラス・ぺんてると3社共同開発の「Que Seráボールペン」を発売した。
国内営業体制再編: 2025年にコーラス株式会社がプラス株式会社に吸収合併され、国内営業業務がプラスのコーラス営業本部に承継されグループ連携を強化した。
02
業績推移
売上高
43億円▼8.1%FY25
営業利益
-2億円▲26.3%FY25
純利益
-2.2億円▲80.7%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 53.3 | 48.0 | 53.9 | 50.3 | 45.6 | 46.8 | 43.0 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | -1.5 | -3.4 | -2.7 | -2.0 |
| 経常利益 | -0.4 | -1.2 | 1.0 | -1.5 | -3.3 | -2.2 | -1.9 |
| 純利益 | -1.4 | -1.4 | 0.5 | -1.9 | -15.1 | -11.4 | -2.2 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 50.1 | 69.4 | 71.8 | 72.2 | 55.5 | 47.6 | 43.3 |
| 純資産 (自己資本) | 22.0 | 20.5 | 21.1 | 39.3 | 24.0 | 12.6 | 10.5 |
| 自己資本比率 (%) | 43.8 | 29.5 | 29.4 | 54.4 | 43.1 | 26.5 | 24.3 |
| 現金及び預金 | 12.5 | 28.4 | 24.7 | 11.8 | 6.6 | 5.8 | 5.3 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 1.1 | ▲1.8 | 1.7 | ▲2.8 | ▲4.3 | ▲4.0 | 0.3 |
| 投資CF | ▲0.3 | ▲1.9 | ▲5.9 | ▲11.8 | ▲3.8 | ▲0.7 | ▲0.7 |
| 財務CF | ▲0.1 | 19.7 | ▲0.1 | 1.6 | 2.9 | 3.9 | ▲0.1 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
—
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
—
自己資本利益率
ROA
—
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
RoboticsDivision0.0兆22.4%▲0.00兆-26.6%
StationeryDivision0.0兆77.6%0.00兆1.7%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
184人
平均年齢
42.9歳
平均勤続
17.3年
単体 平均年収
402万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当データは準備中です。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。