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株式会社カノークス

カブシキガイシャカノークス上場卸売業8076EDINET: E02561
CANOX CORPORATION
決算期: 03月期
業種: 卸売業
売上高 (FY25)
1730億円
0.31%
営業利益 (FY25)
25.1億円
0.71%
経常利益 (FY25)
28.6億円
0.81%
純利益 (FY25)
19.9億円
1.79%
総資産
877億円
4.03%
自己資本比率
36.1%
ROE
6.5%
0.50%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

カノークスは愛知県を地盤とする独立系鉄鋼流通商社で、鋼板・鋼管・ステンレス等の鋼材をメーカーから仕入れ、剪断・切断加工を施して自動車部品メーカーや建設・建材向けに小口タイムリー納入するサービスを提供している。売上高の約6割が自動車業界向けで、トヨタ自動車系列との取引が売上高の約37%を占める高依存構造が特徴。鉄鋼商社最大手の株式会社メタルワンが発行済株式の34.57%を保有する大株主だが、経営の独立性は維持されている。 FY2025の売上高は1,730億円と前年比0.3%増にとどまり、物価上昇に伴う運賃・諸掛の増加で営業利益は25億円と微減となった。一方、有利子負債の圧縮が進み自己資本比率は36.1%へ改善し、財務体質は着実に強化されている。第10次中期経営計画(最終年度がFY2025)の経常利益目標28億円に対し実績28.5億円と計画を達成した。次期中計に向けてはEVシフト対応・マルチマテリアル化・脱炭素(電炉材拡販)の3テーマを軸に事業領域の拡大を模索しているが、成長余地と収益性の向上が引き続き課題である。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: 鋼材の仕入・加工・販売によるスプレッド収益が中心で、売上高1,730億円は鉄鋼販売事業の単一セグメントで構成される。
  • 2顧客: 売上高の約6割が自動車業界向けで、トヨタ自動車系列が全体の約37%を占める特定顧客依存型の構造である。
  • 3価値提案: 自社加工設備による剪断・切断加工と小口タイムリー納入で、鉄鋼メーカーと顧客の間に不可欠な機能を提供している。
  • 4コスト構造: 仕入原価が売上高の大半を占め、在庫調達に伴う有利子負債と運賃・諸掛等の販管費が主要コスト項目となる。
Risks · リスク要因
  • 1トヨタ系列への売上集中: トヨタ自動車系列が売上高の約37%を占め、同社の生産減や調達方針変更が業績に直結するリスクがある。
  • 2EVシフトによる鋼材需要減: 自動車のBEV化が加速すれば既存鋼材需要が構造的に縮小し、主力事業の収益基盤が毀損する可能性がある。
  • 3鋼材価格の急変動リスク: 鋼材価格の急落・急騰時に価格転嫁が遅延した場合、在庫評価損や利ザヤ圧縮が生じ経営成績に影響を及ぼす。
  • 4金利上昇リスク: 変動金利がTibor連動の有利子負債を抱えており、日銀の利上げ継続により支払利息が増加し収益を圧迫する恐れがある。
Strengths · 強み
  • 1トヨタ系列への深耕: 創業127年の取引実績と地域密着のサプライチェーン機能で、トヨタ自動車系列向け売上比率37%の強固な顧客基盤を持つ。
  • 2一気通貫の加工・供給体制: 受注から加工・品質管理・小口納入まで自社で完結する機能により、単なる商社を超えた付加価値を提供している。
  • 3財務改善の実績: 有利子負債の圧縮を進め自己資本比率が36.1%まで改善し、安定した財務基盤を構築しつつある。
  • 4第10次中計の目標達成: 経常利益28億円計画に対し28.5億円を実現し、3か年にわたり計画を概ね達成する経営の安定性を示している。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1EVシフト対応とマルチマテリアル化: アルミ・チタン・樹脂など鉄以外の新素材供給体制を構築し、BEV化後も不可欠なサプライヤーとしての地位を維持する。
  • 2電炉材拡販による脱炭素推進: CO2排出量が高炉材比1/5の電炉材の取扱いを2020年度比30%向上させ、顧客のカーボンニュートラル達成を支援する。
  • 3有利子負債の圧縮と財務健全化: 適正在庫管理の徹底とフリーキャッシュフロー改善により、金利上昇局面での財務コスト増加を抑制する。
  • 42030年度ロードマップの実行: 温室効果ガス排出量2020年度比50%削減・再生可能エネルギー導入比率30%向上を環境目標として設定し取り組む。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績は横ばい: 売上高1,730億円(前年比+0.3%)・経常利益28.5億円(同+0.8%)で、第10次中計最終年度目標28億円を達成した。
トヨタ向け売上比率が急拡大: トヨタ自動車への売上割合がFY2024の19.4%からFY2025は37.3%へ大幅に上昇し、集中リスクが顕在化した。
自己資本比率が3.8pt改善: 有利子負債圧縮により自己資本比率は前期32.3%から36.1%へ改善し、財務体質の強化が進んでいる。
流通株式比率36.58%を維持: 株式需給緩衝信託を通じた大株主保有株の市場売却を進め、東証スタンダード基準25%を上回る水準を確保している。
02

業績推移

売上高
1,730億円0.3%FY25
05001,0001,5002,000FY20FY22FY24
営業利益
25.1億円0.7%FY25
07.51522.530FY20FY22FY24
純利益
19.9億円1.8%FY25
05101520FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.00.61.31.92.5FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
062.5125187.5250FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高1242124210571165151717251730
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益24.823.625.325.1
経常利益19.316.510.127.325.728.328.6
純利益14.811.36.318.917.819.519.9
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産615601593751885914877
純資産 (自己資本)225223241258265296317
自己資本比率 (%)36.537.140.634.329.932.336.1
現金及び預金44.964.769.428.929.530.852.9
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF▲19.9▲55.842.1▲114▲64.849.646.6
投資CF▲8.9▲17.0▲5.6▲1.7▲0.9▲1.0▲0.3
財務CF▲9.492.6▲31.874.966.4▲47.4▲24.2
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
218.05
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
6.5%
自己資本利益率
ROA
2.3%
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

セグメント情報は準備中です。

05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
197
平均年齢
40.0
平均勤続
15.0
単体 平均年収
739万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1株式会社メタルワン3.4百万株34.57%
#2株式会社三菱UFJ銀行0.5百万株4.66%
#3野村信託銀行株式会社(カノークス株式需給緩衝信託口)0.4百万株4.34%
#4株式会社あいち銀行0.3百万株3.51%
#5株式会社岡島パイプ製作所0.3百万株3.39%
#6加納光太郎0.2百万株2.24%
#7モリ工業株式会社0.2百万株2.05%
#8双日マシナリー株式会社0.2百万株1.84%
#9株式会社田窪工業所0.1百万株1.43%
#10加納勝彦0.1百万株1.00%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY25 実績
1株配当 (年間)
150.00
配当性向
46.7%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
54
FY21
35
FY22
120
FY23
140
FY24
150
FY25
150
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

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