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トルク株式会社

トルクカブシキガイシャ上場卸売業8077EDINET: E02570
TORQ Inc.
決算期: 10月期
業種: 卸売業
売上高 (FY25)
225億円
0.57%
営業利益 (FY25)
10.1億円
11.60%
経常利益 (FY25)
12.8億円
3.14%
純利益 (FY25)
9.1億円
1.12%
総資産
340億円
1.07%
自己資本比率
42.0%
ROE
6.6%
0.40%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

トルク株式会社は、ボルト・ナットに代表される締結金物商品の専門卸商社として、鋲螺部門とコンクリート製品関連金物部門を主力事業に展開する。FY2025の売上高は225億円(前期比+0.6%)と小幅増収にとどまったが、販管費削減と仕入コスト圧縮により売上総利益率が改善し、営業利益は10億円(前期比+11.6%)と二桁増益を達成した。また、経常利益13億円には受取配当金を含む投資有価証券からの収益が寄与しており、保有資産の含み益も拡大している。売上高は2020年のコロナ禍で190億円まで落ち込んで以降、緩やかな回復基調が続き、現在は225億円水準で推移している。建設需要の底堅さを背景に、公共インフラや能登半島地震復興事業、大規模都市再開発向けの案件が収益を下支えしている。一方で、ROE6.6%と収益性は依然として低位にとどまっており、デジタル化推進や輸入品ラインナップ拡充、M&Aによる事業領域拡大など「成熟企業から成長企業への変革」が中期的な経営課題となっている。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: 鋲螺部門が売上の約83%(189億円)、コンクリート製品関連金物部門が約16%(37億円)を占める2部門構成である。
  • 2顧客: 建設業者・工事業者を主な顧客とし、ECサイト「ねじネット」や在庫管理システム「ねじクラ」で取引を支援している。
  • 3価値提案: 幅広い締結金物の専門卸機能に加え、デジタルツール提供で顧客の業務負担を軽減し、労働力不足への対応を支援している。
  • 4仕入構造: 国内調達に加え中国を中心とするアジア諸国からの輸入品を組み合わせ、価格競争力と品種拡充を図っている。
Risks · リスク要因
  • 1公共投資依存リスク: コンクリート製品関連金物部門(売上比16%)は公共投資の縮減に直結するため、政府の予算配分次第で売上・利益率が大きく変動しうる。
  • 2為替変動リスク: 中国を中心とするアジア諸国からの輸入品を調達しており、円安が継続した場合には仕入原価の上昇を通じて粗利率が悪化するリスクがある。
  • 3成長余力の限界: 売上高がFY2019の221億円から6年間でわずか225億円と横ばい推移しており、成熟市場における有機的な成長の天井が低い可能性がある。
  • 4自然災害・地政学リスク: 物流施設や営業拠点が自然災害で被災した場合、復旧費用と事業中断による機会損失が業績・財政状態に影響を与えうる。
Strengths · 強み
  • 1EC基盤の先行優位: 卸売業向けECサイト「ねじネット」の高機能化と「ねじクラ」による在庫情報連携で、業界内でのデジタル対応力が先行している。
  • 2コンクリート金物の特殊案件対応力: 港湾整備・高速鉄道・大規模都市再開発など大型公共案件への対応実績を積み上げており、参入障壁が高い分野を押さえている。
  • 3財務健全性: 純資産143億円、現金及び預金33億円を保有し、長期借入金を着実に返済しながら投資有価証券の含み益も拡大させている。
  • 4コスト構造の改善力: FY2025において仕入高を前期比1.5%削減しながら売上高を維持し、販管費も0.5%削減することで営業利益を11.6%増加させた実績がある。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1デジタル化の深化: 「ねじネット」の高機能化と「ねじクラ」による取引先との情報連携を拡大し、スマートフォンアプリも活用して業界全体の生産性向上を牽引する。
  • 2輸入品ラインナップ拡充: 国内製品価格高騰を背景に輸入品需要が増加しており、従来未取扱品を低価格・高品質な輸入品で補完することで取扱品種と売上を拡大する。
  • 3M&A・提携による事業領域拡大: 後継者不在企業への支援を含むM&Aと提携を通じて隣接市場へ参入し、子会社コバックス・中正機械の育成も並行して推進する。
  • 4人材確保と働き方改革: リモートワークや短時間勤務の拡大、国籍不問の採用促進、eラーニングによるリスキリング支援を通じて優秀な人材を継続的に獲得・育成する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025の売上高は225億円(前期比+0.6%)と小幅増収だったが、販管費削減と仕入コスト圧縮により営業利益は10億円(前期比+11.6%)と大きく改善した。
能登半島地震復興事業や港湾整備・高速鉄道関連案件への対応が寄与し、コンクリート製品関連金物部門の売上高・粗利益・営業利益がいずれも前期比増加となった。
FY2025の営業CFは2,061百万円と前期の20百万円の使用から大幅改善し、現金残高は3,257百万円に増加、財務CFでは長期借入金636百万円を返済し財務健全化が進んだ。
自己株式を157百万円取得するとともに、投資有価証券の時価上昇で純資産が1,024百万円増加し、ROEは6.6%に改善した。
02

業績推移

売上高
225億円0.6%FY25
062.5125188250FY20FY22FY24
営業利益
10.1億円11.6%FY25
03.87.511.315FY20FY22FY24
純利益
9.1億円1.1%FY25
02.557.510FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.01.32.53.85.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
010203040FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高221190193205218224225
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益4.27.79.110.1
経常利益6.60.24.07.112.412.412.8
純利益4.7-1.32.65.38.58.99.1
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産259243284311327337340
純資産 (自己資本)116106106110123133143
自己資本比率 (%)44.843.737.335.537.839.442.0
現金及び預金22.519.619.714.626.321.832.6
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF12.76.0▲0.3▲8.718.6▲0.220.6
投資CF▲30.8▲11.2▲31.7▲16.9▲0.60.8▲1.9
財務CF24.12.232.020.6▲6.3▲5.1▲7.8
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
39.90
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
6.6%
自己資本利益率
ROA
2.7%
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

セグメント情報は準備中です。

05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
156
平均年齢
39.1
平均勤続
14.6
単体 平均年収
532万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1有限会社濱重興産5.5百万株24.50%
#2岡部株式会社3.5百万株15.50%
#3日本ナット株式会社1.2百万株5.50%
#4檜垣 俊行0.7百万株3.20%
#5サンコー株式会社0.6百万株2.60%
#6日亜鋼業株式会社0.6百万株2.50%
#7テンクモ株式会社0.3百万株1.50%
#8濱中 大三郎0.3百万株1.20%
#9濱中 亮0.3百万株1.10%
#10濱中 慧0.2百万株1.10%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY25 実績
1株配当 (年間)
9.00
配当性向
23.3%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
9
FY21
9
FY22
9
FY23
9
FY24
9
FY25
9
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

IR資料は準備中です。

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競合比較

競合比較は準備中です。

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ニュース

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