株
株式会社ゴールドウイン
カブシキガイシャゴールドウイン上場繊維製品8111EDINET: E00603GOLDWIN INC.
決算期: 03月期
業種: 繊維製品
売上高 (FY25)
1323億円
4.25%営業利益 (FY25)
219億円
8.14%経常利益 (FY25)
308億円
5.51%純利益 (FY25)
244億円
0.67%総資産
1509億円
7.02%自己資本比率
73.7%
—ROE
23.2%
3.80%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
ゴールドウインは、ザ・ノース・フェイスの国内独占ライセンス事業を主軸に、自社ブランドおよび複数スポーツブランドを展開するアパレル企業である。売上高は2019年の849億円から2025年には1,323億円へと6年間で約56%拡大し、ROE23.2%・自己資本比率73.2%という財務健全性と高収益性を両立している。FY2025は暖冬の影響で営業利益が前期比8.1%減の219億円となったものの、インバウンド需要と都市型旗艦店の好調により売上高は4.3%増を確保した。経常利益308億円は持分法投資利益84億円が押し上げており、事業収益力以上に利益水準が高い構造となっている点は留意が必要である。中長期ビジョン「PLAY EARTH 2030」のもと、ゴールドウインブランドのグローバル展開、体験型事業「PLAY EARTH PARK」の新設、人的資本投資を軸に次の成長ステージを描いており、ROE20%以上・D/Eレシオ0.3倍以下を財務指標の目標として掲げている。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: ザ・ノース・フェイスを筆頭とするマルチブランドのスポーツ・アウトドアウエアの企画・製造・販売が売上の大部分を構成する。
- 2顧客: 国内直営旗艦店・EC・卸売に加えインバウンド旅行者など、幅広い消費者層および法人チャネルに製品を供給する。
- 3価値提案: 高機能・環境配慮素材を組み合わせた高付加価値製品で、アウトドアからライフスタイル市場まで需要を取り込む。
- 4コスト構造: 海外生産比率が高く為替感応度が大きい一方、直営店・持分法投資益等で収益を多角化し利益の安定化を図る。
Risks · リスク要因
- 1為替変動リスク: 海外生産比率が高く円安局面では調達コストが上昇し、為替予約でも完全ヘッジできない業績影響が生じうる。
- 2気象・消費者嗜好変化: 暖冬はアウトドアウエアの主力シーズン需要を直撃し、FY2025の営業利益が前期比8.1%減となった要因の一つである。
- 3ライセンス依存リスク: ザ・ノース・フェイスの国内ライセンス契約条件変更・失効は、事業の根幹を揺るがす最大級のシナリオリスクとなる。
- 4海外展開・地政学リスク: 米中関税政策の不透明感や関連会社の業績悪化は、持分法投資益や海外売上の変動を通じて収益に影響する。
Strengths · 強み
- 1ザ・ノース・フェイス国内独占ライセス: 世界的ブランド力を背景に価格競争を回避し、高単価・高粗利での販売を実現している。
- 2強固な財務基盤: 自己資本比率73.2%・有利子負債ほぼゼロ・現金520億円を保有し、外部環境悪化時の耐性が極めて高い。
- 3持続的な増収トレンド: 2019年~2025年の6年間で売上高が849億円から1,323億円へ拡大し、一貫した成長力を示している。
- 4マルチブランド運営ノウハウ: 複数スポーツブランドを保有・管理する知見がブランド間のシナジーとリスク分散を同時に実現する。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1長期ビジョン「PLAY EARTH 2030」: 2030年を目標年次に事業と環境の両立を掲げ、ROE20%以上・D/Eレシオ0.3倍以下を財務目標に設定する。
- 2ザ・ノース・フェイスの安定成長: 直営旗艦店を起点としたブランドマーケティングと製品開発強化により、多様な顧客層への訴求力を高める。
- 3ゴールドウインブランドのグローバル展開: 国内市場に留まらず海外市場への自社ブランド輸出・展開を加速し、ライセンス依存度を低下させる。
- 4体験型新規事業「PLAY EARTH PARK」: コト消費需要を取り込む体験型施設とツアー事業を新設し、ブランドエンゲージメントを高める。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高は1,323億円(前期比+4.3%)を達成したが、暖冬影響で営業利益は219億円(前期比-8.1%)と減益となった。
経常利益308億円(前期比-5.5%)は、持分法投資利益84億円が大きく寄与しており、営業外収益依存の構造が鮮明である。
現金及び現金同等物は期末520億円に達し、前期末比約100億円増加。一方で配当80億円・自己株取得60億円と積極的な株主還元を実施した。
自己資本比率73.2%・インタレスト・カバレッジ・レシオ635.6倍と財務指標は過去最良水準を更新し、投資余力は引き続き大きい。
02
業績推移
売上高
1,323億円▲4.3%FY25
営業利益
219億円▼8.1%FY25
純利益
244億円▲0.7%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 849 | 979 | 905 | 982 | 1151 | 1269 | 1323 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 165 | 219 | 238 | 219 |
| 経常利益 | 130 | 164 | 160 | 203 | 281 | 326 | 308 |
| 純利益 | 92.4 | 108 | 107 | 144 | 210 | 243 | 244 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 775 | 823 | 914 | 991 | 1185 | 1410 | 1509 |
| 純資産 (自己資本) | 396 | 469 | 529 | 634 | 801 | 1002 | 1112 |
| 自己資本比率 (%) | 51.1 | 56.9 | 57.9 | 64.0 | 67.5 | 71.1 | 73.7 |
| 現金及び預金 | 124 | 164 | 203 | 250 | 342 | 420 | 520 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 132 | 137 | 74.0 | 180 | 202 | 186 | 244 |
| 投資CF | ▲20.8 | ▲34.5 | ▲32.6 | ▲15.7 | ▲33.8 | ▲14.9 | 2.1 |
| 財務CF | ▲79.3 | ▲61.6 | ▲1.6 | ▲119 | ▲77.3 | ▲93.7 | ▲148 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
545.97
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
23.2%
自己資本利益率
ROA
16.2%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
1,236人
平均年齢
44.8歳
平均勤続
16.4年
単体 平均年収
714万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
203.00円+11
配当性向
30.2%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
75
FY21
85
FY22
105
FY23
135
FY24
192
FY25
203
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。