ユ
ユニ・チャーム株式会社
ユニチャームカブシキガイシャ上場化学8113EDINET: E00678UNICHARM CORPORATION
決算期: 12月期
業種: 化学
売上高 (FY25)
9453億円
4.42%営業利益 (FY25)
1089億円
21.36%経常利益 (FY25)
1054億円
21.67%純利益 (FY25)
652億円
20.32%総資産
12232億円
1.35%自己資本比率
65.0%
—ROE
8.3%
2.80%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
ユニ・チャームは衛生用品(パーソナルケア・ペットケア)を日本および80カ国以上で展開するグローバルメーカーである。売上高は2019年の7,142億円から2024年の9,890億円まで一貫して拡大してきたが、FY2025は円高進行や中国経済の低迷・GST制度改正に伴うインドの一時的販売停滞などを背景に9,453億円(前期比-4.4%)へ反落し、コア営業利益も1,089億円(同-21.4%)と大幅減益となった。パーソナルケアセグメントが売上の約82%を占め、ウェルネスケア(大人用排泄ケア)・フェミニンケア・ベビーケアの3本柱で構成される。国内ではベビー・フェミニン市場の対象人口減少が続く一方、大人用排泄ケアとペットケアが成長をけん引している。海外ではアジア高齢化に伴う大人用排泄ケアの普及余地が大きく、インドではベビーケアの工場3拠点体制が整い市場シェアが過去最高水準に達するなど成長基調を維持している。2026年開始の第13次中期経営計画ではROE17%(2030年)を掲げ、事業成長と資本政策の再構築を両輪で推進する方針を打ち出している。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: パーソナルケア事業が売上の約82%、ペットケア事業が約17%を占め、消耗品の繰り返し購入が安定収益を生む。
- 2顧客: アジアを中心に80カ国以上で個人消費者・介護施設・保育施設向けに衛生用品を供給する。
- 3価値提案: 日本式高品質ケアモデルと独自特許技術を軸に、プレミアムから低価格帯まで複数ブランドで幅広いニーズに対応する。
- 4コスト構造: パルプ・高分子吸収体などの輸入原材料比率が高く、為替・原油価格の変動がコストに直接影響する構造である。
Risks · リスク要因
- 1為替・原材料リスク: 輸入原材料費が売上原価の大部分を占め、円安や原油高が利益率を直撃し、FY2025は-21.4%の利益減となった。
- 2地政学・制度変更リスク: インドGST改正で69億円の評価損を計上した事例が示す通り、新興国の税制・規制変更が業績に重大な影響を与える。
- 3消費者ダウントレンドリスク: 中国や東南アジアで低価格品へのシフトが加速しており、プレミアム戦略の収益性を毀損する恐れがある。
- 4少子化・人口減少リスク: 国内ベビー・フェミニン市場の対象人口が継続的に縮小し、主力カテゴリーの市場規模自体が長期的に縮む構造リスクがある。
Strengths · 強み
- 1ブランドと特許技術: パンツ型おむつ・クールナプキン等の独自技術と特許群により、コモディティ化を回避し価格競争を抑制している。
- 2アジア販売網: インド・東南アジア・中東など成長市場で先行展開した販売・製造インフラが高い参入障壁を形成している。
- 3国内シェア: ベビーケア・フェミニンケアでシェアNo.1を維持し、市場縮小下でも収益性改善を実現できる規模の優位性を持つ。
- 4ペットケアの拡大: ペットケアセグメントはFY2025に売上1,561億円(+5.0%)と安定成長し、国内の第3の収益柱として機能している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1第13次中期経営計画: FY2026-2030の5カ年計画でROE17%(2025年実績8.3%)達成を目標に事業成長と資本政策の再構築を推進する。
- 2アジア高齢化対応: 中国・タイ・インドネシア・ベトナムで大人用排泄ケアの日本式ケアモデルを普及させ、カテゴリーリーダーの地位を確立する。
- 3インドでの規模拡大: 2025年2月稼働の第3工場で供給体制を強化し、低普及率市場でのシェア拡大と長期成長基盤の構築を加速する。
- 4デジタル・チャネル強化: 生成AIによる消費者インサイト分析、D2C・ECプラットフォームとの戦略的連携強化で新チャネルの成長機会を取り込む。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高9,453億円(-4.4%)、コア営業利益1,089億円(-21.4%)と2期ぶりの減収減益で、ROEは8.3%に低下した。
インドGST制度改正: 2025年9月の税制改正に伴い69億円の評価損を計上し、流通在庫調整で一時的な販売停滞が発生した。
中国フェミニンケアの風評影響: 2024年11月・2025年3月・10月の品質風評報道を受け、デジタルマーケティングを強化してブランド回復に注力している。
株式分割と中期計画発表: 2025年1月に1株→3株の分割を実施し、同年2月に第13次中期経営計画を公表、2030年ROE17%目標を明示した。
02
業績推移
売上高
9,453億円▼4.4%FY25
営業利益
1,089億円▼21.4%FY25
純利益
652億円▼20.3%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 7142 | 7275 | 7827 | 8980 | 9418 | 9890 | 9453 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | 1147 | 1225 | 1196 | 1280 | 1385 | 1089 |
| 経常利益 | 695 | 958 | 1220 | 1157 | 1323 | 1345 | 1054 |
| 純利益 | 461 | 523 | 727 | 676 | 861 | 818 | 652 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 8640 | 8934 | 9877 | 10492 | 11336 | 12400 | 12232 |
| 純資産 (自己資本) | 4731 | 4930 | 5576 | 6189 | 6957 | 7731 | 7947 |
| 自己資本比率 (%) | 54.8 | 55.2 | 56.5 | 59.0 | 61.4 | 62.3 | 65.0 |
| 現金及び預金 | 1288 | 1995 | 1875 | 2172 | 2538 | 2611 | 2531 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 849 | 1503 | 1053 | 922 | 1624 | 1371 | 1315 |
| 投資CF | ▲692 | ▲417 | ▲798 | ▲71.5 | ▲675 | ▲738 | ▲587 |
| 財務CF | ▲231 | ▲352 | ▲452 | ▲617 | ▲670 | ▲668 | ▲839 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
37.30
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
8.3%
自己資本利益率
ROA
5.3%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
1,429人
平均年齢
40.7歳
平均勤続
14.7年
単体 平均年収
875万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
27.00円-39
配当性向
31.7%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
48
FY21
54
FY22
57
FY23
60
FY24
66
FY25
27
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。