株
株式会社ミツウロコグループホールディングス
カブシキガイシャミツウロコグループホールディングス上場卸売業8131EDINET: E01074Mitsuuroko Group Holdings Co.,Ltd.
決算期: 03月期
業種: 卸売業
売上高 (FY25)
3397億円
9.89%営業利益 (FY25)
87.7億円
28.90%経常利益 (FY25)
100億円
24.79%純利益 (FY25)
105億円
15.46%総資産
1857億円
2.69%自己資本比率
53.1%
—ROE
10.6%
1.10%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
ミツウロコグループホールディングスは、LPガス・石油製品を核とするエネルギー事業と電力小売事業を両軸に、フーズ・不動産・ウェルネス・海外など多角的な生活インフラ事業を展開する持株会社である。FY2025の売上高は前期比9.9%増の3,397億円と過去最高を更新し、親会社株主帰属の純利益も同15.5%増の105億円で最高益を達成した。しかし営業ベースでは前期比28.9%減の88億円にとどまり、電力事業における容量市場拠出金の新規負担(電力営業利益は31.4%減の67億円)とエネルギー事業での人財・SmartOWL投資拡大(同17.4%減の24億円)が主因となった。純利益の押し上げは政策保有株式売却益50億円が寄与しており、実力ベースの収益力回復が問われる局面にある。中長期では、成熟するLPガス・石油市場における顧客基盤の深耕と、再生可能エネルギー・スマートシティ・海外展開への500億円規模の投資枠活用が成長ドライバーとなる見通しである。総還元性向50%以上・累進配当の方針と自己資本比率50〜55%維持を掲げており、財務規律と株主還元の両立を重視した経営姿勢が特徴的である。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: エネルギー事業(売上1,535億円)と電力事業(同1,570億円)の2本柱が全体の約91%を占め、フーズ・不動産・海外が補完する。
- 2顧客: 一般家庭・中小企業向けにLPガス・灯油・電力を供給し、家計消費支出の10%を担うエネルギーサービス事業者を目標に据えている。
- 3価値提案: 既存エネルギー顧客基盤へ省エネ機器・再生可能エネルギー・ウェルネスなどを横展開し、LTV(顧客生涯価値)最大化を図っている。
- 4コスト構造: 原油・LPガスCP・卸電力市場価格に連動する仕入コストが最大変動要因であり、SmartOWL配送効率化やDXで固定費削減を推進している。
Risks · リスク要因
- 1エネルギー価格変動: 原油・LPガスCP・卸電力市場価格の乱高下が仕入コストに直結し、ヘッジ取引でも完全回避は不可能である。
- 2容量市場拠出金: FY2025より発生した容量拠出金が電力営業利益を31.4%押し下げており、今後も制度変更により負担が拡大するリスクがある。
- 3規制・脱炭素政策: 温室効果ガス排出規制や炭素税導入、LPガス省令改正等の法規制強化が多額の設備投資負担を生じさせる可能性がある。
- 4需要縮小・天候リスク: 人口減少と省エネ機器普及による石油・LPガス需要の構造的減少に加え、暖冬による季節需要の下振れリスクが恒常的に存在する。
Strengths · 強み
- 1LPガス顧客網: 積極営業で一般・業務用顧客数を継続拡大し、LPG販売数量は前期比101%と成熟市場で逆成長を実現している。
- 2電力事業規模: 売上1,570億円・前期比17.7%増と急拡大中であり、自社風力・バイオマス電源と北海道支店開設で供給網を強化している。
- 3DX・業務効率化: SmartOWLにより配送入力業務の90%以上を自動化し、処理数約3倍・単位コスト60%超削減という高い生産性を実現している。
- 4財務健全性: 自己資本比率50〜55%を目標に維持し、総還元性向50%以上・累進配当を継続できる強固なバランスシートを保持している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1500億円投資枠の活用: 2023年度より設定した中長期投資枠で初年度86億円・2年度60億円を実行済みであり、再エネ・海外・新事業へ継続投資する方針である。
- 2電力2030年非化石比率44%目標: 神栖風力発電所のFIP移行や東芝エネルギーとの再エネアグリゲーション契約(2028年2月まで)で再エネ比率を段階的に高める。
- 3海外事業拡大: シンガポールのSunPro Energies社へ30%出資し太陽光開発を推進、アジア太平洋地域でエネルギー・脱炭素関連のパートナーシップを拡充する。
- 4累進配当・総還元性向50%以上: 2025年3月期より配当方針を変更し、成長投資と株主還元を両立させる資本政策を中核に据えている。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高3,397億円(過去最高・前期比+9.9%)、純利益105億円(過去最高・同+15.5%)だが、営業利益88億円は容量拠出金・人財投資増で同28.9%減となった。
政策保有株式売却: 投資有価証券売却益50億66百万円を特別利益に計上し、純利益の過去最高更新に貢献したが、営業実力との乖離が注目点となっている。
神栖風力FIP移行: 2025年2月に東芝エネルギーシステムズと再エネアグリゲーション契約(約3年間)を締結し、FITからFIPへ移行することで収益安定化を図った。
スマート農業・ウェルネス新事業: 群馬県藤岡市でスペシャリティコーヒー栽培を開始、2025年3月には株式会社ミツウロコEBMを設立しPersonal Beauty Retreat事業へ参入した。
02
業績推移
売上高
3,397億円▲9.9%FY25
営業利益
87.7億円▼28.9%FY25
純利益
105億円▲15.5%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 2294 | 2401 | 2265 | 2500 | 3237 | 3091 | 3397 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 8.2 | 123 | 123 | 87.7 |
| 経常利益 | 45.1 | 82.6 | 60.0 | 29.2 | 141 | 133 | 100 |
| 純利益 | 32.3 | 35.5 | 33.7 | 19.1 | 77.9 | 91.1 | 105 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 1321 | 1256 | 1452 | 1552 | 1740 | 1809 | 1857 |
| 純資産 (自己資本) | 794 | 783 | 933 | 877 | 929 | 999 | 987 |
| 自己資本比率 (%) | 60.1 | 62.4 | 64.3 | 56.5 | 53.4 | 55.2 | 53.1 |
| 現金及び預金 | 339 | 283 | 253 | 213 | 315 | 308 | 405 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 16.7 | 99.8 | 53.4 | 50.1 | 125 | 105 | 180 |
| 投資CF | ▲4.9 | ▲111 | ▲35.2 | ▲84.2 | ▲79.3 | ▲94.1 | 5.9 |
| 財務CF | ▲40.9 | ▲44.3 | ▲48.6 | ▲7.6 | 54.6 | ▲18.9 | ▲88.4 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
182.05
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
10.6%
自己資本利益率
ROA
5.7%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
EnergyEnterprise0.2兆45.2%0.00兆1.6%
Foods0.0兆6.2%0.00兆4.2%
LivingAndWellness0.0兆0.8%0.00兆3.2%
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.0兆0.7%0.00兆0.9%
Overseas0.0兆0.9%0.00兆6.1%
PowerIndustry0.2兆46.2%0.01兆4.3%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
24人
平均年齢
43.8歳
平均勤続
7.8年
単体 平均年収
1,311万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
56.00円+15
配当性向
52.7%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
23
FY21
23
FY22
25
FY23
37
FY24
41
FY25
56
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。