シ
シナネンホールディングス株式会社
シナネンホールディングスカブシキガイシャ上場卸売業8132EDINET: E01075SINANEN HOLDINGS CO., LTD.
決算期: 03月期
業種: 卸売業
売上高 (FY25)
3171億円
8.95%営業利益 (FY25)
40.1億円
663.85%経常利益 (FY25)
44.8億円
4720.43%純利益 (FY25)
31.5億円
403.46%総資産
1059億円
2.35%自己資本比率
52.1%
—ROE
5.8%
7.70%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
シナネンホールディングスは、LPガス・石油・電力の卸小売を中核とする総合エネルギー流通グループであり、売上高3,171億円(FY2025)の93%超をエネルギー事業が占める。BtoC事業(LPガス・灯油の家庭向け販売)とBtoB事業(法人向けエネルギーソリューション)の2本柱に加え、シェアサイクル「ダイチャリ」・抗菌事業・建物維持管理など非エネルギー事業を育成中。FY2024に電力事業の需給管理失敗で営業損失7億円を計上したが、FY2025は市場連動型プランへの移行と管理体制の見直しにより電力事業が黒字回復、営業利益40億円・純利益32億円を達成した。一方、電力販売数量の減少で売上高は前年比8.9%減の3,171億円にとどまった。第三次中期経営計画(2023-2027年度)では「脱炭素社会の実現に貢献する総合エネルギー・ライフクリエイト企業グループ」へのビジョン転換を掲げ、2026年4月を目途に主力事業の統合・再編を進める。ROEは5.8%と低水準にあり、資本効率改善が最優先課題となっている。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: LPガス・石油・電力の卸小売が売上の93%超を占め、季節性の高いエネルギー流通で安定収益を確保する。
- 2顧客: BtoC(家庭向けLPガス・灯油)とBtoB(法人向け石油・電力ソリューション)の2セグメントで幅広く展開する。
- 3価値提案: エネルギーの複合販売(電力・ガス・灯油のセット)と住まい・生活サービスの組み合わせで顧客囲い込みを図る。
- 4コスト構造: 原油・プロパンCPの仕入れ価格が利益率を左右し、価格変動リスクを市場連動型プランや為替ヘッジで管理する。
Risks · リスク要因
- 1エネルギー需要の構造的減少: 人口減少・省エネ機器普及・脱炭素政策により石油・LPガスの国内需要は長期的な減少トレンドにあり、主力事業の縮小圧力が続く。
- 2原油・プロパンCPの価格変動: OPECプラスの産油量や中東情勢・為替変動が仕入れコストを直撃し、スプレッド圧縮で利益率が急変動するリスクがある。
- 3電力市場の需給逼迫リスク: 夏冬の需要期に電力卸売市場価格が高騰した場合、小売事業の採算が再び悪化し、FY2024の損失再現が起こりうる。
- 4固定資産の減損リスク: 有形固定資産帳簿残高278億円を抱え、需要縮小に伴う設備稼働率低下により追加減損損失が発生する可能性がある。
Strengths · 強み
- 1地域密着のLPガス顧客基盤: M&Aや営業権買収でBtoC顧客基盤を維持拡大し、解約率の低い継続課金型収益を確保している。
- 2電力事業の立て直し実績: 市場連動型プランへの移行で前期の損失を1年でV字回復させ、リスク管理能力の高さを示した。
- 3シェアサイクル「ダイチャリ」の規模: 2025年3月末にステーション数4,000カ所超・設置台数14,300台超を達成し、都市部での認知度が高い。
- 4多角的な非エネルギー事業: 建物維持管理・抗菌・環境リサイクル等の非エネ事業が売上211億円(+3.2%)で収益分散に貢献している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1主力事業の統合・再編: 2026年4月を目途にBtoC・BtoB事業の統合を実施し、収益性と資本効率の向上を図る経営体制を構築する。
- 2脱炭素事業の育成: カーボンニュートラルLPガス・オフサイトコーポレートPPA・次世代バイオディーゼル燃料などを拡充し、2027年創業100周年までにポートフォリオを転換する。
- 3ROE改善と資本効率経営: ROEを中期計画の重要指標に位置づけ、低稼働資産の売却・ROA改善施策・投融資のアクティブコントロールを推進する。
- 4非エネルギー事業の拡大: シェアサイクル「ダイチャリ」のステーション拡大と建物維持管理事業のエリア展開を加速し、安定収益の多様化を進める。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績のV字回復: 営業利益40億円(前期は損失7億円)・純利益32億円(前期は損失10億円)を達成し、電力事業の抜本的な管理体制見直しが奏功した。
売上高は8.9%減の3,171億円: 電力のBtoB販売数量が市場連動型プランへの移行に伴い大幅減少し、売上規模は縮小したが採算性は大幅改善した。
2024年12月に事業再編を発表: 収益性・資本効率改善を目的に事業ポートフォリオを再精査し、主力事業統合(2026年4月予定)に向けた新経営体制を整備した。
営業CFが105億円に急回復: 前期の9億円支出から大幅改善し、インタレスト・カバレッジ・レシオも121.2倍に回復、財務健全性が著しく向上した。
02
業績推移
売上高
3,171億円▼8.9%FY25
営業利益
40.1億円▲663.9%FY25
純利益
31.5億円▲403.5%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 2446 | 2370 | 2171 | 2893 | 3423 | 3483 | 3171 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 24.8 | 8.9 | -7.1 | 40.1 |
| 経常利益 | 21.6 | 22.0 | 30.2 | 32.7 | 12.3 | 0.9 | 44.8 |
| 純利益 | 15.9 | 29.9 | 27.2 | 24.9 | 4.8 | -10.4 | 31.5 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 911 | 906 | 968 | 1049 | 1014 | 1085 | 1059 |
| 純資産 (自己資本) | 474 | 488 | 519 | 544 | 536 | 533 | 552 |
| 自己資本比率 (%) | 52.0 | 53.9 | 53.6 | 51.8 | 52.9 | 49.1 | 52.1 |
| 現金及び預金 | 87.7 | 73.8 | 97.6 | 99.5 | 99.3 | 116 | 117 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 52.1 | 5.7 | 79.5 | 11.3 | 3.9 | ▲9.4 | 105 |
| 投資CF | ▲13.0 | ▲10.9 | 0.4 | 21.5 | ▲7.0 | ▲16.7 | ▲27.6 |
| 財務CF | ▲22.6 | ▲7.8 | ▲55.0 | ▲31.2 | 4.3 | 42.8 | ▲75.9 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
289.93
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
5.8%
自己資本利益率
ROA
3.0%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
NonEnergyBusiness0.0兆6.7%0.00兆3.2%
SolutionEnergyBusiness0.2兆69.6%0.00兆0.9%
WholesaleRetailEnergyAndPeripheralBusiness0.1兆23.8%0.00兆1.4%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
100人
平均年齢
43.2歳
平均勤続
9.9年
単体 平均年収
726万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
90.00円+15
配当性向
—%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
75
FY21
75
FY22
75
FY23
75
FY24
75
FY25
90
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。